パチスロコーナーの夜
夜のお仕事。
閉店間近となりますと、物悲しいBGM(蛍の光など)が流れ始めます。
ぐるりパチスロ島内を巡回して、遊戯中のお客さんに、間もなく閉店時間であること、当たり中保証の説明をします(スロットはボーナス取りきりになっていましたので、閉店時間がきても、ボーナス消化まで遊戯ができました)。
日によって計数機前には人だかりが出来ます。
パチンココーナーから、ザーと玉を流す音が聞える中、こちらはジャラジャラ~という音。
お客様によっては、「そろえて(メダル端数)」と言われることがあるので、9枚メダルを手持ちして、計数機の玉測定が終わってから、数枚のメダルを入れ調整します。(うちは等価交換だったので、下一桁が0になるよにやっていました)。
それから25と30パイのコインを間違えないのを常に意識します。
慌ただしくお客さんが帰られると、夜の清掃バイトの方たちがやって来られて、流れ作業で掃除をされていきます。
喧騒あと閉店作業をする物音だけがホールに聞え、静けさが訪れます。
その間、スロット台のホッパー(コインを溜める箱)に溜りに溜まった(笑、基本コインが溜まり過ぎはお客さんが負けている)コインを台下へと流れるコンベア?にコインを落としていきます。
すると、台の端にあるアウトと呼ばれる場所に大量のコインが集められるので、それを取り出し、でっかいコインを集める収納箱(銀色の大きな箱)へとおさめます。
それからイベントが予定されていたら、その準備などをします。
例えば、北斗のイベントなら、台を回して高確ステージと呼ばれるジャギやラオウステージにします。吉宗だったらシャッター高確ですね。
島内に数台おやっと思わせることで、ひょっとして設定が入ってる?とお客さんに思わせる工夫ですね。
そして、ぐるり異常がないか確認したら帰宅となります。
スロ台は電源が入ってますよね。
この後、上の人達がスロット台の設定をいじったりします・・・どうせベタピンなんだろうな(笑)。
喧騒のあとの静けさ。




