表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぱち屋バイトよもやま話  作者: 山本遊佑
24/77

パチスロコーナーの夜

 夜のお仕事。


閉店間近となりますと、物悲しいBGM(蛍の光など)が流れ始めます。

ぐるりパチスロ島内を巡回して、遊戯中のお客さんに、間もなく閉店時間であること、当たり中保証の説明をします(スロットはボーナス取りきりになっていましたので、閉店時間がきても、ボーナス消化まで遊戯ができました)。

日によって計数機前には人だかりが出来ます。

パチンココーナーから、ザーと玉を流す音が聞える中、こちらはジャラジャラ~という音。

お客様によっては、「そろえて(メダル端数)」と言われることがあるので、9枚メダルを手持ちして、計数機の玉測定が終わってから、数枚のメダルを入れ調整します。(うちは等価交換だったので、下一桁が0になるよにやっていました)。

それから25と30パイのコインを間違えないのを常に意識します。


慌ただしくお客さんが帰られると、夜の清掃バイトの方たちがやって来られて、流れ作業で掃除をされていきます。

喧騒あと閉店作業をする物音だけがホールに聞え、静けさが訪れます。

その間、スロット台のホッパー(コインを溜める箱)に溜りに溜まった(笑、基本コインが溜まり過ぎはお客さんが負けている)コインを台下へと流れるコンベア?にコインを落としていきます。

すると、台の端にあるアウトと呼ばれる場所に大量のコインが集められるので、それを取り出し、でっかいコインを集める収納箱(銀色の大きな箱)へとおさめます。

それからイベントが予定されていたら、その準備などをします。

例えば、北斗のイベントなら、台を回して高確ステージと呼ばれるジャギやラオウステージにします。吉宗だったらシャッター高確ですね。

島内に数台おやっと思わせることで、ひょっとして設定が入ってる?とお客さんに思わせる工夫ですね。

そして、ぐるり異常がないか確認したら帰宅となります。

スロ台は電源が入ってますよね。

この後、上の人達がスロット台の設定をいじったりします・・・どうせベタピンなんだろうな(笑)。



 喧騒のあとの静けさ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ