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スロットコーナーへいこう
7を。
パチンコシマ担当も2ヶ月過ぎた頃、
「そろそろ、スロットコーナー入れるよ」
と、主任から言われた。
「はあ、でも・・・目押しが」
「練習あるのみ」
と、つれない一言。
そう私は目押しが出来なかったのである。
※目押しは、7やbar、スイカやチェリーなどの小役を回り続けるリールを直視し、ストップボタンで止めて揃えることである。
当時は(これ今は禁止されている)、お客さんに呼ばれて、頼まれたら目押しをしなくてはいけなかったので、スロットコーナーを担当する以上、目押しが出来るのは必須であった。
確かにスロットコーナーに行きたい気持ちはあれど、目押しという必須技能を身につけていない、当時の私にとっては、とても高いハードルであった。
プライベートでも、スロットは嗜むようになっていたが、なんとなく打って、ボーナスが揃うと、店員さんに目押しをしてもらって、遊ぶという状態だった。
この日を境に、私は一念発起し目押しの訓練をはじめた(笑)。
狙え。




