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転生したけど好みは変わらん!  作者: あやとり
33/96

33.ふぁんたじー

 待ちに待ったお昼ご飯である。

「おじいさま、これたべてみて?」

「おいしいんだよ」

とレイ。

「新しいサンドイッチだな!卵か?うまいな!マヨネーズとやらか?」

「そう。ゆでたまごとあえてみました!」

「ぼくこれがいちばんすきなんだよ」

好きなものが増えて何よりだよ。

「私も好きだな。ティアは色んなことを知っているな」

「そう?」

と小首を傾げながら、すっとぼける。


お昼からは、少し奥へ入る。

湖があるらしい。

「「うわぁ!きれーい!」」

湖の周りにはお花畑がありまた幻想的な感じだ。

湖の周りを散策することにする。レイは覚えたばかりの花冠を作るらしい。お祖父様はレイの護衛だ。


私はエリックと行く。

奥へきたからか、うさぎや鹿がでてきた。野生だ。うさぎ可愛い。

座ってのんびり見ていると。ころころとした白い何かが、ぽてぽてと歩いてきた。

撫でてみる。もふもふのふわふわだ。かわいい。

犬?ラノベあるあるフェンリルとか?いや、でも耳が丸いしな。大きさは子犬である。

急にファンタジーだ。

犬でも猫でもない。白い物体。この見た目…

いや。まさかな。こんなところにいるわけがない。白いし。


「えりっく、このこなにかわかる?」

「いや。こんなの見たことないですよ?」

「かわいいね」

もふりたおす。私は動物が大好きだ。かわいい。持って帰りたい。

「おかあさんは?いないの?」

親がいたら大変である。襲われても仕方ないような状況だ。

ひとしきりもふったら、解放する。

「おかあさんのところへおかえり」

森へお帰り。である。

しかし、全然行く気がなさそうだ。後ろ髪を引かれる思いではあるが、仕方なく私たちが離れる。

ん?付いてきてる。

離れても離れても付いてくる。

「どうしたの?いっしょにくる?」

とりあえず、抱いてお祖父様のところまで戻る。


「おじいさまーーーー」

「それは?」

「もりのおくにいたの。おやもいないみたい。おいてきてもついてくるの。つれてかえっていい?」

「こんな動物見たことがないぞ。とりあえず連れて帰るか?帰って調べてみよう」

「うん!」

「てぃあ、なでてもいい?」

「いいよ。だっこする?」

「うん!かわいいね。もふもふしてる」

可愛いのは君である。幼子と子犬?最高!

「なまえつけないといけないね」

「なににするの?」

この子そもそも何かわからないしな。前世のあれに似てるけど、こんな穏やかな森にいていい子ではない。

「う~ん。ちょっとかんがえる」


そうして私たちは謎の生物を連れて帰ることになったのであった。

急にファンタジー感出てきました。ふわっとみてください。

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