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論語を読む  作者: 三河
公治長
98/196

子使漆彫開仕

・原文

子使漆彫開仕。

對曰、吾斯之未能信。

子説。


・書き下し文

()(しっ)(ちょう)(かい)をして(つか)えしむ。

(こた)えて(いわ)く、(われ)(これ)(これ)(いま)(しん)ずること(あた)わず。

()(よろこ)ぶ。


・解釈

先生が使漆彫に仕官を勧めた。

使漆彫は『私は役人が勤まる自信が無いのです』と答えた。

それを聞いた先生は大いに喜んだ。


・私言

勧めたら、断られて、喜ぶ

よくわからんな?

『勧めたのに断りよって!』と怒ったりはしないんだな

謙虚さがよかったのだろうか?


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