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論語を読む  作者: 三河
里仁
84/196

見賢思齊焉

・原文

子曰

見賢思齊焉、見不賢而内自省也。


・書き下し文

子曰(しいわ)

(けん)()ては(ひと)しからんことを(おも)い、不賢(ふけん)()ては(うち)(みずか)(かえり)みるなり。


・解釈

自分より優れた人に相対したら、自分もそうありたいと手本に思うがよい

自分より劣った人に相対したら、自分もそうではないか?と内省するとよい


・私言

なんとも、ごもっともである。

心掛けだけでも人は変わるだろう。

ただ、心掛けではなく『そうなろうと』または『あのようにはなるまい』と努力した方がよいだろうな。

また『そうあるにはどうすればよいか?』『あのようにならないためにはどうすればよいか?』を考えるのも重要だろう。


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