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論語を読む  作者: 三河
里仁
82/196

參乎

・原文

子曰

參乎、吾道一以貫之。

曾子曰

唯。子出。

門人問曰

何謂也。

曾子曰

夫子之道、忠恕而已矣。


・書き下し文

子曰(しいわ)

(しん)や、()(みち)()(もっ)(これ)(つらぬ)く。

曾子(そうし)(いわ)

()

()()づ。

門人(もんじん)()いて(いわ)

(なん)()いぞや。

曾子(そうし)(いわ)

夫子(ふうし)(みち)は、忠恕(ちゅうじょ)のみ。


・解釈

孔子が言われた。

(しん)よ、私の道は一理によって貫かれている』

曾さんが言われた。

『さようでございます』

孔子が出かけた後、門人が『今のはなんのことですか?』と曾さんに尋ねた。

曾さんが言われた。

『先生の道とは、真心と思いやりである。』


・私言

孔子の道は真心と思いやり・・・礼儀にえらい五月蠅そうだけどね

その礼儀も『心がこもって無いとダメ』って言うし、なかなか気難しそうなお人よな

気に入られればきっといい人なんだと思う


・用語

(しん):曾さんの名、姓は()・名は(しん)(あざな)子輿(しよ)

():目上の人への返答の意

夫子(ふうし):智者・年長者への尊称

忠恕(ちゅうじょ):忠は己の良心を偽らない事、恕は相手の気持ちを汲んであげる事

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