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朝聞道夕死可矣
・原文
子曰
朝聞道、夕死可矣。
・書き下し文
子曰く
朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
・解釈
真理を知ることが出来たなら、その日の内に死すとも思い残すことは無い。
・私言
何とも潔い、哲学を修めるとはこういうことか
しかしこう言っては何だが、真理を知ってもその日の内に死んでしまっては、何にも活かせないと思うんだけれどもね。
そうすると真理を知るっていうのは、自己満足で終わってしまうのだが果たしてそれでいいのだろうか?
己の智を広く伝えてこそ有意義だと思うんだけどな。
ここは文字通り捉えずに、覚悟の程を示しているのだろう




