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論語を読む  作者: 三河
里仁
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惟仁者能好人

・原文

子曰、惟仁者能好人、能惡人。


・書き下し文

子曰(しいわ)く、(ただ)仁者(じんしゃ)のみ()(ひと)(この)み、()(ひと)(にく)む。


・解釈

仁徳ある人だけが愛すべき人を愛し、(にく)むべき人を(にく)むことができる。


・私言

『仁徳ある人は公明正大で、私心を持たずに人を見ることができるから、その判断は正しいものとなる』と言いたいようである。

ただ、それが出来れば苦労はしないよなぁ・・・

それに結局、仁ある人は仁ある人を愛するのじゃないかな、と思うんだけどね。

それは果たして公平なのか?

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