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論語を読む  作者: 三河
八佾
55/196

周監於二代

・原文

子曰

周監於二代、郁郁乎文哉。

吾從周。


・書き下し文

子曰(しいわ)く、

(しゅう)二代(にだい)(かんが)みて、郁郁(いくいく)として(ぶん)なるかな。

(われ)(しゅう)(したが)わん。


・解釈

周は(いにしえ)()(いん)の王朝の諸制度を手本に、素晴らしい文化を花開かせた。

私はそのような周の文化を大事にしたい。


・私言

間違えたから滅びたわけでもあるから、一から十までそっくりそのまま真似るのではなく、善いとこ取りが大事なんじゃないかなぁと思うんだけどね。

それはともかく『郁郁(いくいく)として(ぶん)なるかな。』はいい響きだ。

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