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論語を読む  作者: 三河
八佾
47/196

季氏旅於泰山

・原文

季氏旅於泰山。

子謂冉有曰、女弗能救與。

對曰、不能。

子曰、嗚呼、曾謂泰山不如林放乎。


・書き下し文

季氏(きし泰山(たいざん)(りょ)す。

()冉有(ぜんゆう)()いて(いわ)く、(なんじ)(すく)うこと(あた)わざるか。

(こた)えて(いわ)く、(あた)わず。

子曰(しいわく、嗚呼(ああ)(すなわ)泰山(たいざん)林放(りんほう)(しか)ずと()えるか。


・解釈

季さんが泰山で祭事を行う。

そのことで孔子が冉有に言った。

『何とか止められないのか?』

『無理です』

『なんてことだ…林放は礼の本質を問うたというのに、泰山をそれ以下とでもいうのか』


・私言

色々混みあっててよくわからんが

季さんは、身の程知らずの宴をした人

冉有さんは、孔子の弟子で季さんの家臣

林放さんは、礼の本質を問うた人

泰山は中国の神山で、皇帝が祭事を行う山


要するに

孔子『お前の主人、泰山で祭事するらしいけど何とか止められんか?』

冉有『いまさらそんなの無理ですよ』

孔子『お前さぁ…泰山を何だと思ってるの?皇帝が祭事をする山だよ?』

  『そこでお前の主人が祭事をやるってさぁ、非礼にもほどがあると思わないの?』

  『一般人の林放ですら礼を大事に思っているのに、泰山の神々が礼を気にしないとでも言うのかね?』


こんな感じかな

孔子さん憤っているね

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