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論語を読む  作者: 三河
八佾
44/196

人而不仁

・原文

子曰

人而不仁、如禮何。

人而不仁、如樂何。


・書き下し文

子曰しいわ

ひとにして不仁ふじんならば、れい如何いかんせん。

ひとにして不仁ふじんならば、がく如何いかんせん。


・解釈

心ない人が、礼に則ったとして何になろうというのか

心ない人が、楽を奏でたとして何になろうというのか


・私言

仁とは人を思いやる心である。

人を思いやる心を持たずにする行いは、形ばかりで中身が無い。

大事なのは心を込める事だよ。

ということなんだろうな。


・余談

ここで言う楽はいわゆる礼法に則った舞楽・音楽で、余暇に楽しむというものでも無い。

あくまでも礼法の一つ

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