學而不思則罔

・原文

子曰

學而不思則罔。

思而不學則殆。

・書き下し文

子曰（しいわ）く

学（まな）びて思（おも）わざれば則（すなわ）ち罔（くら）し。

思（おも）いて学（まな）ばざれば則（すなわ）ち殆（あやう）し。

・解釈

学んだことをそのままにせず、自ら思索せねば、真理は見えて来ない。

ただただ一人でのみ考え込み、誰かに、何かに学ぼうとしないのは、偏った思想や矛盾ある論理となり危険である。

・私言

学問は自分の解釈を説明できて一人前と言ったところだろうか。

また一人で考え込むと偏りが出るのは経験ある事だろう。

余談だが、この一節を座右の銘にしている御仁を存じている。

良い言葉だねぇ、MR氏