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論語を読む  作者: 三河
為政
31/196

君子周而不比

・原文

子曰

君子周而不比。

小人比而不周。


・書き下し文

子曰しいわ

君子くんししゅうしてせず。

小人しょうじんしてしゅうせず。


・解釈

君子は人と満遍なく交わり、特定の人とのみ親しむという事が無い。

一方で器の小さな人は、人との交わりに偏りがあり、平等では無い。


・私言

君子とは無私で孤独なものだな。

接する人、全てを平等に対応するのは理想かもしれんが、そこは人間だから好き嫌い、気が合う合わないはあるだろう。

君子としての理想を語っているのだろうが、ハードルが高いな。



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