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論語を読む  作者: 三河
為政
21/196

吾十有五而志于學

・原文

子曰

吾十有五而志于學。

三十而立。

四十而不惑。

五十而知天命。

六十而耳順。

七十而從心所欲、不踰矩。


・書き下し文

子曰しいわ

われじゅうにしてがくこころざす。

三十さんじゅうにしてつ。

四十しじゅうにしてまどわず。

五十ごじゅうにして天命てんめいる。

六十ろくじゅうにしてみみしたがう。

七十しちじゅうにしてこころほっするところしたがいて、のりこえず。


・解釈

私が学問を志したのは15歳の時だった。

30歳の時に独り立ちした。

40歳になると迷うことが無くなった。

50歳で自分がするべきことが見つかった。

60歳で周りの意見を聴く事が出来るようになった。

70歳で自分のやりたいことをしても、枠を外れないようになった。


・私言

『四十不惑』の語源である。

なぜか日本では40歳前後を指す、『不惑』のみ広く知られている。

実は本心では迷いやすいからかもしれない。

いままで積み上げてきたものと、これからの人生の見通しで揺れるお年頃なのだろうか


下記一覧

15歳前後を志学(しがく):目指す人生の決心をする

30歳前後を而立(じりつ):独り立ちする。

40歳前後を不惑(ふわく):迷わない。

50歳前後を知命(ちめい):己の成すべきことを知る。

60歳前後を耳順(じじゅん):周囲の意見を聴き入れる。

70歳前後を従心(じゅうしん):やりたい放題でも枠を外れない。


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