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論語を読む  作者: 三河
泰伯
195/196

如有周公之才之美

・原文

子曰

如有周公之才之美、使驕且吝、其餘不足觀也已。


・書き下し

子曰(しいわ)

(しゅう)(こう)(さい)()(ごと)()るも、(おご)()(やぶさ)かならしめば、()()()るに()らざるのみ。


・解釈

先師が言われた。

『もし周公の様な優れた才能があったとしても、自らの才に驕り、出し惜しみするようならば、他にどのような美徳があっても、人としての程度が知れるというものだ』


・私言

自分の能力を過信して驕っている人に送りつけてやりたいね。


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