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君子坦蕩蕩
・原文
子曰
君子坦蕩蕩。
小人長戚戚。
・書き下し
子曰く
君子は坦として蕩蕩たり。
小人は長しなえに戚戚たり。
・解釈
先師は言われた。
『人物は心穏やかに悠々としている』
『俗物はいつも落ち着きがない』
・私言
上に立つ人は安定していて欲しいよね。
情緒不安定でコロコロ言う事が変わるようでは下が困る。
・用語
坦:落ち着いている。安定している。
蕩蕩:穏やかで広く大きいさま。
戚戚:びくびく、くよくよしているさま。
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