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子所雅言
・原文
子所雅言、詩書。
執禮皆雅言也。
・書き下し
子の雅言する所は、詩・書。
礼を執るも皆雅言なり。
・解釈
先師が常々言われるのは詩経(古典詩)と書経(古代史)であった。
礼式の実践も常々言われていた。
・私言
詩経と書経は儒教における二大教養
あと礼法も実践が大事というわけだ
・用語
詩:詩経の事、詩の古典
書:書経の事、古代の歴史書
雅言:二つの意味があり一つは『正しい言葉』、もう一つは『常に使う言葉』で、ここでの雅言はどちらの意味かは人による
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