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論語を読む  作者: 三河
述而
156/196

不憤不啓

・原文

子曰

不憤不啓、不悱不發。

擧一隅、不以三隅反、則不復也。


・書き下し文

()(いわ)

(ふん)せずんば(けい)せず、()せずんば(はっ)せず。

一隅(いちぐう)()げて、三隅(さんぐう)(もっ)(かえ)さざれば、(すなわ)(ふたた)びせざるなり。


・解釈

先師は言われた。

『わからんからと考えるのを辞めるな、本気で考えよ』

『わからんなりに考えて考えて考えて、朧げに見えたことを上手く説明できないようならヒントを教えよう』

『だがヒントはヒントでしかない、あとは自分で考えろ、それが出来ないならもう来なくてよろしい』


・私言

学究については厳しい孔子さん

最初から答えだけ聞いても自分の物にならないからね。

そこからさらに発展させるには、自分の物にしないと進まない。


・用語

(ふん):奮起、発奮、やる気を出すこと

():口に出そうとしても出せず、もどかしい思いをすること

(けい)(はっ):啓発、新しく教えて開かせること

一隅・三偶:四角いものの角、1+3=4で四隅のこと

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