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中庸之爲德也
・原文
子曰
中庸之爲德也、其至矣乎。
民鮮久矣。
・書き下し文
子曰く
中庸の徳為るや、其至れるかな。
民鮮なきこと久し。
・解釈
先師は言われた。
『極端すぎず過不足無いが最も良い徳なのだよ』
『そんな徳を持つ人も少なくなってしまって久しい』
・私言
何一つ変化しないなら中庸で中道が良いだろう。
だが、何かを変えるにはどちらかに寄る必要あるのではなかろうか
・用語
中庸:偏らず過分や不足も無い物事の真ん中
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