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論語を読む  作者: 三河
雍也
144/196

宰我問曰

・原文

宰我問曰

仁者雖告之曰井有仁焉、其從之也。

子曰

何爲其然也。

君子可逝也、不可陷也。

可欺也、不可罔也。


・書き下し文

(さい)()()いて(いわ)

仁者(じんしゃ)(これ)()げて(せい)(じん)()りと()うと(いえど)も、(それ)(これ)(したが)わんや。

()(いわ)

(なん)()れぞ()(しか)らんや。

(くん)()()かしむ()きも、(おとしい)()からざるなり。

(あざむ)()きも、()()らざるなり。


・解釈

(さい)()さんが尋ねられた。

『仁徳有る人は、井戸に人が落ちたと聞いた時に、疑うことなく井戸に飛び込み助けようとするでしょうか?』


先師は言われた。

『そんなことはしない』

『君子は仮に井戸まで行ったとしても、中を確認もせず飛び込む事は無い』

『筋の通った話で騙されても、筋の通らない話では騙されないのだ』


・私言

よくよく調べもせずに井戸に飛び込んだら、粗忽者の誹りを受けよう。



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