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論語を読む  作者: 三河
雍也
137/196

人之生也直

・原文

子曰

人之生也直。

罔之生也、幸而免。


・書き下し文

()(いわ)

(ひと)(いく)るや(なお)し。

(これ)(なみ)して(いく)るや、(さいわ)いにして(まぬか)る。


・解釈

先師は言われた。

『人は生来、正直者である』

『不正直者も中にはおるが、僥倖を得ているに過ぎない』


・私言

『この場合の正直ってのは儒教における正直なんだろうな』という点に留意が必要な気がするね。


・用語

(なみ):無い・否定



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