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論語を読む  作者: 三河
雍也
132/196

子游爲武城宰

・原文

子游爲武城宰。


子曰

女得人焉耳乎。


有澹臺滅明者。

行不由徑。

非公事、未嘗至於偃之室也。


・書き下し文

()(ゆう)()(じょう)(さい)()る。


()(いわ)

(なんじ)(ひと)()たるか。


(いわ)

澹台(たんだい)滅明(めつめい)なる(もの)()り。

()くに(こみち)()らず。

(こう)()(あら)ざれば、(いま)(かつ)(えん)(しつ)(いた)らざるなり。


・解釈

子遊さんが武城の代官となった。


先師が言われた。

『見所ある人物は居たかね?』


子遊さんが言われた。

澹台(たんだい)滅明(めつめい)という者が居ります。』

『彼はどこへ行くにも正規の道を通り、近道をしません。』

『また、用も無いのに私の私室に入ってくることもありません。』


・私言

澹台(たんだい)滅明(めつめい)さんは公明正大ということなんだろう。

というか他の部下は代官の私室に用も無いのにやって来るのか?

何をしに?ご機嫌取りだろうか?


実際この『行不由径:()くに(こみち)()らず。』は故事成語・四文字熟語として知られ、意味は『公明正大、小細工をせず正々堂々と事を成す』である。


・用語

澹台(たんだい)滅明(めつめい):最終的には孔子の弟子になったようである。醜男だが公平な人だったそうである。


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