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論語を読む  作者: 三河
学而
13/196

禮之用和爲貴

・原文

有子曰

禮之用和爲貴。

先王之道、斯爲美。小大由之、有所不行。

知和而和、不以禮節之、亦不可行也。


・書き下し文

有子ゆうしいわ

れいようとうとしとす。

先王せんおうの道も、これを美とす。

小大しょうだいこれるも、おこなわれざるところり。

りてするも、れいもっこれせっせざれば、またおこなうべからざるなり


・解釈

礼儀というものは厳格で堅苦しいものでは無く、和、すなわち周囲との調和が大事だ。

古の王たちの政道も、和があったから美しいのである。

しかし、なんでもかんでも和であるなら好いというものでも無い。

和が大事なのだと知りつつ、折り目では礼節を正さなければ、上手くはいかないものだ。


・私言

時折、社会で話題に出るマナー講師はこの一節を胸に抱くべきである。

マナーに拘り過ぎて食事の味が分からなくなったり、会話の内容が飛んでしまっては意味が無い。

ましてや人の作法をあざけるなんぞ、それこそ非礼。

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