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論語を読む  作者: 三河
雍也
124/196

子謂仲弓曰

・原文

子謂仲弓曰

犂牛之子、騂且角、雖欲勿用、山川其舍諸。


・書き下し文

()仲弓(ちゅうきゅう)()いて(いわ)

()(ぎゅう)()(あか)くして()(つの)あらば、(もち)うること()からんと(ほっ)すと()えども、山川(さんせん)()(これ)()てんや。


・解釈

孔子さんが仲弓さんを批評して言われた。

『まだら模様の農耕牛の産んだ仔牛は、神前に供えるに用いられまいと思っても、毛色赤く角が見事なれば山川の神々が捨て置かぬ』


・私言

要は『出自は関係なく、その人自身が素晴らしければ道は開かれる』ということなんだろうかな

しかし、生贄にされる牛は幸せなのか?と思わなくも無いが


どうも仲弓さんは、出自について悩んでいたようだね


・用語

仲弓:姓は冉ぜん、名は雍、字は仲弓

犂牛:黄色と黒の混ざった毛色の農耕牛

騂:赤い毛色の牛、供物用の生贄に使われる

山川:山川の神々


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