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論語を読む  作者: 三河
雍也
122/196

哀公問 弟子孰爲好學

・原文

哀公問

弟子孰爲好學。


孔子對曰

有顏回者、好學。

不遷怒、不貳過。

不幸短命死矣。

今也則亡。

未聞好學者也。


・書き下し文

哀公(あいこう)()

(てい)()(たれ)(がく)(この)むと()す。


(こう)()(こた)えて(いわ)

顔回(がんかい)なる(もの)()り、(がく)(この)む。

(いか)りを(うつ)さず、(あやま)ちを(ふたた)びせず。

不幸(ふこう)短命(たんめい)にして()せり。

(いま)(すなわ)()し。

(いま)(がく)(この)(もの)()かざるなり。


・解釈

哀公が問われた。

『弟子の中で一番の学問好きは誰ですか?』


孔子さんは答えた。

『顔回という者がおりまして、学問が好きでした』

『腹を立てても顔に出さず、間違ったことを繰り返しませんでした』

『しかし、不幸にも若くして亡くなり、もうこの世におりません』

『彼以上に学問を好む者はおりませんな』


・私言

孔子さんはよほど顔回さんが愛弟子だったんだろうな。

亡くなってしまっては特にだったろう。

しかし、健在の弟子たちが憐れだ。

亡くなった人には勝てんて


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