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論語を読む  作者: 三河
公治長
116/196

孰謂微生高直

・原文

子曰

孰謂微生高直。

或乞醯焉。

乞諸其鄰而與之。


・書き下し文

子曰(しいわ)

(たれ)()(せい)(こう)(ちょく)なりと()うや。

(あるひ)(けい)()う。

(これ)()(となり)()いて(これ)(あたえ)たり。


・解釈

(たれ)()(せい)(こう)は正直だなどと誰が言ったのか

ある人が酢を無心に来た時の話だが、自分の家にも無かったので隣家に無心して貰えた酢をその人に渡すような男だぞ


・私言

隣家の人的には、()(せい)(こう)さんに酢をあげたはずなのに、その【ある人】の手に渡ってしまったわけなので、()(せい)(こう)さんの行いは道理から少し外れている。

という事なのかな?

そこは素直に『ウチも今、酢を切らしている』といい、その【ある人】を隣家に連れて行き酢を借りる仲立ちをすべきだったのかな?


・用語

()(せい)(こう):正直者で有名なんだってさ、尾生高とも

醯:酢


・余談

尾生之信:()(せい)(こう)さんに由来する故事

『橋の下で女性と待ち合わせした男が大雨になっても待ち続けて終には溺れ死んだ』という話

融通の利かない馬鹿正直者を意味する。

そして、この溺れた男が()(せい)(こう)さん・・・


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