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論語を読む  作者: 三河
公治長
112/196

季文子三思而後行

・原文

季文子三思而後行。

子聞之曰

再斯可矣。


・書き下し文

季文子(きぶんし)()たび(おも)いて(しか)(のち)(おこな)う。

()(これ)()きて(いわ)く、(ふたた)びすれば()()なり。


・解釈

季文子さんは何度も繰り返し考えて、その後で実行に移す。

先生がこれを聞いて言われた。

『繰り返すのは二回でよかろう』


・私言

『何度もよく考えてから、行動に移している』と言っているのに『考えるのなんて二回で十分だろ』って、何なんだろうかこの素っ気なさは…

孔子さんは季文子さんがあまりお好みでないのかな?



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