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論語を読む  作者: 三河
公治長
105/196

子貢曰 夫子之文章

・原文

子貢曰

夫子之文章、可得而聞也。

夫子之言性與天道、不可得而聞也。


・書き下し文

子貢(しこう)(いわ)

夫子(ふうし)文章(ぶんしょう)は、()()()きなり。

夫子(ふうし)(せい)天道(てんどう)とを()うは、()()()からざるなり。


・解釈

子貢さんが言われた。

『先生のお話はいつでも伺えるが、お考えの本質はなかなか伺うことができない』


・私言

考えを言葉にするってのは難しい。

また精進がたらないと理解が及ばない、下手すれば曲解するかもしれない。

なので『コイツなら理解できるだろう』と見込んだ人にしか話さなかったのかもしれない。


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