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最終話 追憶の果てに
漆黒の闇とはこの事を言うのだろうか
神である父親の声を最後に途絶えた意識
また何処か知らない世界に飛ばされているのだろうか
一さんにこれでもう、二度と会えなくなる
一さん、一さん、本当に愛していました
誰よりも貴方の事を想っていました
貴方に助けられ、貴方に生かされ
私は幸せでしたよ
「瑠璃、俺は果報者だな」
一さん、私はずっと忘れない
貴方の顔を 声を 手の温もりを
貴方と交わした誓いを
貴方と生き共に戦った日々を
忘れない
遥か遠い記憶と変わっても
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「おいっ!瑠璃っ!しっかりしろ!救急車だ、救急車を呼べ!」
完結です!!
斎藤さんの自己犠牲、涙涙で終わらせる予定だったのですが・・
むずかしいですね。
残酷さや感情表現に苦戦しました。
まだまだ日本語力が足りていませんね。
精進いたします。
次は続編〜東雲〜でお会いしましょう。
ありがとうございました。




