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第四百五十四話

遅ればせながら、治癒魔法アニメお疲れさまでした!

私自身、原作者としてではなく一人の視聴者として心から頼ませていただきました!

WEB版の方はまだまだ続いていきますので今後ともよろしくお願いいたします<(_ _)>

 ランザスさんからエンヴァーを引き剥がすために暗躍した。

 それから三日が過ぎて、今日は第三の試練の当日。

 表向きは、第三の試練の詳細を当日に発表することが、事前に各国の勇者たちに通知され、その発表が行われるのもこれまでとは異なり王城ではなく、人々が多く住む城下町から離れた宿舎近くに特設した会場内だ。


「そりゃさすがに悪魔がとりついたランザスのいる場に、ラムダ王を近づけるわけにはいかないわねぇ。ナイアの判断も理解できなくもないわ」


 会場に向かう前、宿舎で準備をしている僕に、ネアがそんなことを呟いた。

 第三の試練はその場で発表されることになっているが、実際は違う。

 ランザスさんを除いた面々には既に伝えられており、その内容は『カームへリオの都市外部の森林を舞台とした争奪戦』というもの。

 悪魔を都市から離れた場所に誘導し、一気に捕まえる。


「でも代わりにナイアさんが試練の内容を告げるなんて……」

「ナイア自身、立場ある者としてやるべきだと考えているんだろうね」


 無茶だと思う反面、彼女の責任感も強く理解できる。

 なら僕がするべきことは、彼女の判断に反対することではなく、やるべきことを確実にすることだ。


「おい、ウサト。同化するぞ」

「うん。いいよ、フェルム」


 団服の袖に腕を通し、慣れ親しんだ服に身を包んだ僕に、フェルムが闇魔法による同化を行う。

 表に出ないよう、団服の内側に魔力を留められたことを確認したところで、僕は気を引き締める。


『この日までボクのことはバレなかったな』

「君が我慢してくれたおかげでもあるよ」


 フェルムのことは、この国にいる誰にも明かさない。

 僕の意思に従ったこの子には、かなり無理をさせてしまった。


『……え? 我慢?』

「ん?」


 内から返ってくる呆気にとられたフェルムの声に、首を傾げる。


『あ、滅茶苦茶我慢してたぞボクは、これ貸しだぞ。オイ、分かってんのか?』


 今の不自然な間はなんだ。

 ものすごい勢いで貸しを作られてしまったけど……事実フェルムには助けられまくっているのでそういうことにしよう。

 ……なにを要求されるか怖いけど。


「フフ、さーてと、私も準備ができたよ」


 先輩が上機嫌にそう言って救命団の黒いコートを着ようとして、動きを止める。


「先輩、発作ですか?」

「今度ウサト君の私の扱いについてじっくり話し合おうと思うんだ。……いやそうじゃなくて、ネア」


 僕に頬を引きつらせた先輩は、ネアへと顔を向ける。


「どうしたのよ。スズネ」

「君って猫ちゃんとかフクロウに変身できるよね?」

「ええ、簡単よ? ……やらないわよ?」


 若干警戒した様子のネアの答えに、先輩は少し考えるそぶりを見せた後に人差し指を立てる。


「それじゃあ、その変身ってどこまでやれる?」

「へぇ」


 先輩からの質問にネアは何かを察したのか、面白そうに笑みを浮かべた。



 宿舎からそう遠くない場所に用意された会場。

 元は別の宿舎のパーティ会場だった場所を貸し切りにしたそこに、僕達は足を運んでいた。

 各国の勇者の面々はランザスさんとレインを除いて既に集まっているようで、僕達二人が足を踏み入れると真っ先にリズが僕の元に駆け寄ってきた。


「ん、おはよう」

「おはよう、リズ」

「今日は大丈夫そう?」


 軽く切り出された話題に頷く。

 今日の今日まで悟られている心配はない……と思いたい。


「結局巻き込んじゃったね。ごめん」

「気にしなくてもいい。そういうのは共有してこそ」

「リズ……ありがとう」

「私たちの仲。今更だよ」


 一度真正面から殴り合って、その上同じ敵を相手に共闘した仲だもんな。

 回数こそ違えど、コーガと同じような……戦友とでも呼べる間柄とも言えるだろうね。


『こいつもうこえーんだけど……』

『むぐぐ、この泥棒クマ……!!』


 フェルム達と同化している僕の内側から響く声が小さく聞こえたのか、リズは獣人特有の耳を動かし首を傾げた。


「……む? イヌカミ? でもここに……あれ?」


 僕の隣で無言でいる“先輩”を見て首を傾げたリズに、僕は人差し指を立てて口元に当てる。

 その素振りで察してくれたのか、リズはこくりと頷いてくれる。


「秘密なんだね。分かった」

「何度も助かるよ」

「貸し一で手を打つ」


 僕って借り作りすぎじゃない?

 いったい何を要求されるんだろうか、と本日二度目の疑問を抱いていると、会場内のちょっと離れたところからリズの名前を呼ぶエリシャとウルアさんの姿を見つける。


「ん、二人が呼んでる。怒られてくる」

「怒られるのは分かるんだ……」


 本当にマイペースだなぁ……。

 そういうところもブルリンとそっくりだ、と少しだけ失礼なことを考えながらリズを見送る僕の隣で、先輩———の姿に変装したネアがため息をつく。


「そりゃ、リズにはバレるわよねぇ」

「あの子の嗅覚は特別だからね。しょうがない」


 今、先輩は僕と同化していつでも魔法を使えるように備えてくれている。

 いざという時に、僕が雷獣モードでランザスさんを治癒魔法を使いながら動きを止めることができるからだ。


「スズネも考えたわね。これなら何が起こっても最速で対処できるわ」

『私の魔法だけじゃランザスの身を危険に晒してしまうからね』


 今のネアは先輩の着ていた黒い団服を着て、さらに肩ほどの長さだった髪を先輩と同じほどにまで伸ばしている。

 目の色も先輩に寄せているようで、よく顔を見ないと先輩じゃないって分からないくらいには変装できている。


『でも……くっ、ウサト君最強形態のために黒髪ロング系ヒロインの座を一時ネアに明け渡すことになるとは……!!』

『やろうって言ったのお前だろ』

『しかし、私が搭乗する方が有効なのも事実……!!』


 人を巨大ロボットみたいな言い方しないでください。 

 でも先輩の言う通り、雷獣モードを扱えればもしもの状況になってもすぐに対応できるので安心だ。

 先輩だけの雷獣モードでは身体が弱っているランザスさんに危険すぎるからな。


「そもそも、もしもの状況にならなければいいんだけどね……」


 そう呟くと、一瞬だが会場内の空気が緊迫する。

 その空気を感じ取った僕が会場の入口へと視線を送ると、そこにはにこやかな笑みを浮かべるランザスさんと、緊張した面持ちのレインが並んで入ってくる姿が見えた。


「……っ」

「……」


 一瞬、こちらを見たレインに僕は頷く。

 ネアに目配せし、一旦彼女から離れた僕はこの数日間緊張の中にあったであろうレインのために、彼らへと近づく。


「おはようございます。ランザスさん」

「っああ、おはようございます。ウサトさん」


 今喋っているのはランザスさんか。

 なんとなく、彼の言葉に穏やかさと、震えのようなものが感じられたのでそう判断しながら、僕は彼の様子を気にせずに気軽に話しかける。


「今日のお身体の調子はどうですか?」

「レインのおかげで好調ですよ。貴方に師事をしたことでレインも大きく成長できました」

「いえいえ、これもレインの努力の賜物ですよ」


 無理をしているな。

 明るく笑顔で話そうとしているけれど、事情を知っている僕とレインからしてみれば彼は自分が元気だと演技をしている痛々しいものでしかない。

 でも、目を背けるわけにはいかない。

 彼は今日、僕達が助けなくちゃならない人なのだから。


「今日で、最後の試練ですね」

「ええ、そうですね。……」

「……ランザスさん?」


 不自然に黙ってしまった彼に話しかけると、彼は慌てたように頭に手を置いた。


「……このまま、何事もなく終わってほしいです」

「……あの」

「っ、そろそろ始まるみたいです」


 逃げるように僕に背を向けて離れていくランザスさんとレインを見送ったすぐ後に、ネアが僕の傍に近づいてくる。


「相当追い詰められているわね。見ていられないわ」

「……ああ」

『常に悪魔の存在を感じ、詰られているんだ。ああなって無理はない』

『ウサトとは違うもんな……』


 フェルム、事実ではあるが僕が罵詈雑言に耐性を持っていることはわざわざ言わなくてもいいんだよ?

 そういう意味では君も耐性持ちってことを忘れるなよ?

 人の目があるので、同化しているフェルムにツッコミをしたい衝動を抑えていると、視界の端に侍女の……メイド服に近い装いに身を包んだ少女が壁際に佇んでいるのが見える。


『……っ』


 会場内で飲み物を配る侍女に交じって立っている彼女は、げんなりとした顔のまま僕を睨みつけてくるが、敢えてスルーする。

 ナイアさんもうまく引き入れてくれたみたいだね。


『勇者、そして従者の皆様方、お待たせしました』


 不意に会場内が薄暗くなり、入り口の反対側にある壇上に一人の女性が立つ。

 赤い髪の凛とした佇まいの女性、カームへリオ王国の第一王女のナイアさん。

 第三の試練の内容について知らせる役割を担った彼女に僕達の視線が集まる。


「第一王女、ナイア・ラーク・カームへリオです。陛下は先に第三の試練が行われる場に移動しておりますので、この場は代理として私から第三の試練の子細について説明させていただきます」


 堂々としたナイアさんの姿。

 危険は承知、だと彼女は言ったけれどそれでも堂々としていて凄いな。


「今日この日まで公平性を期すために第三の試練の内容については明かさないものとしてきましたが……」


 と、そこでなぜか一拍おいて、空気を吸うナイア様。


「第三の試練の場は都市外部! そして行われるは雄大な自然を舞台とした“勇者の証”争奪戦!! 各自が保有し、そしてフィールドの至る場所に隠された証を多く集めた組が、この勇者集傑祭の最後の試練における誉れある称号を授かることができるのです!!」

「「「……」」」


 予想を超えた弾けた大声と、強く握りしめられた拳に、試練の内容を分かっているはずの僕達も思わず呆気にとられた顔になってしまう。

 まさかのラムダ王と同じ感じに発表した……?


「こほん……というわけで、これから皆様には都市の外に移動していただきます」


 僕達の反応にナイアさんは僅かに頬を赤くして咳払いする。

 とにかく、ここを移動する段取りはできた。

 今日まで第三の試練の内容を知らされていなかったことは、この国にいる人たちも同じ。

 なので、都市の外に移動するのは僕達だけなので、気取られる前に早く移動し———、


「っ、待っ……ここに来て、なに、を……!!」


 全員が移動しようと動き出そうとしたその時、会場の中心にいたランザスさんが頭を抱えて、その場で崩れ落ちる。

 なにかに抗うように苦しむ彼に、すぐにレインが駆け寄る。


「ら、ランザス様! また具合が……」

「うるさい!!」

「あぐっ!?」


 ランザスさんは、駆け寄ってくれたレインを乱暴に払う。

 床に転んだレインを一瞥もしないまま俯いたランザスさんは、一転して動きを止めたまま沈んだ声を発した。


「いい加減にしろよ」


 ———その声は、静かな会場に嫌によく響いた。

 声を発したのはランザスさんの姿をした誰か。

 彼の声で、彼らしくない粗暴な口調で、そして表情を怒りに染めたランザスさん……否、エンヴァーは僕達の視線を集める。


「ラ、ランザス様?」

「どいつもこいつも、俺の思い通りに動かない。頭のおかしい治癒魔法使いも、出来損ない勇者も、とりついた魔力だけが取り柄の馬鹿も!! あぁぁ!! 時を経ても変わってないはずだろう!? 人間がバカだってことは! なぁ、どうしてだ!?」


 計画に不備はなかったはずだった。

 実際、エンヴァーに計画を悟らせていなかったし、僕達がとっくの昔にエンヴァーの暗躍に気づいていただなんて思いもしていない。

 だけど、僕達は見誤ってしまった。


「いい加減にしろよぉぉ!! たかが人間がッ、俺の思い通りに動かないなんてあっていいわけないだろうが!!」


 悪魔のストレス耐性のなさを。

 魔王領で遭遇した悪魔、ヴィーナさんが色々な意味でノイズすぎて想定すらしていなかった。

 奴は、思い通りに状況が動かなさ過ぎて、その精神的なストレスによってよりにもよってこのタイミングで爆発してしまったんだ。


「この期に及んで場所を都市外に移ってやるだって? そんなことしたら鬱憤晴らしもすることもできないじゃないか! あのうるさい王様もいない!? ふざけるな!! バカ面でやってきた人間どもを絶望に叩き落とすこともできないなら、今ここで———」


 泡を吹く勢いで言葉を吐き出した奴が次に見たのは壇上に立つナイア様。

 護衛に守られながらも睨み返す彼女に、エンヴァーは口元を歪めその掌を向ける。


「その娘を血祭りにあげ、その次に———」


 ———魔法を発動する。

 そう認識した直後に同化している先輩が“雷獣モード2”を発動させ、瞬時に展開された金色の籠手で彼の腹部、治癒魔法を纏わせた掌底を叩き込み、その魔法の発動を治癒妨害(ジャミング)で乱す。


「がぁ!? は!? な、なんで!」


 痺れながら後ろに逃げようとする挙動を、瞬時に足を踏むことで妨害する。


「そんなこと、させると思うのか」

『がばばばば!?」


 踏んだ足から電撃と治癒魔法を流し、続けて動きを封じながら僕は既に配置ついていたクロードさんとレオナさんに合図を送る。


「クロードさん!! レオナさん!!」

「おうよ!」

「ああ!!」


 掌を向けたクロードさんから重力の魔法、レオナさんが一瞬で展開した槍から氷の魔法が放たれ、エンヴァーの身体を重力と氷で身動きをとれなくさせる。

 それからさらにフクロウの姿で肩に乗ってきたネアに拘束の魔術を発動してもらいそれを掌から治癒魔法弾として放ち、エンヴァーの動きを完全に封じる。

 それを確認し、僕は壇上のナイアさんとリヴァル達に叫ぶ。


「ナイアさん、今すぐ避難を!!」

「ええ、後はお任せします!!」

「はい!! ——リヴァル! 作戦の前倒しになるけど手筈通りに頼む!!」

「おう!! 他の奴らの避難は任せろ!! いくぞお前ら!!」

「「「はい!!」」」


 リヴァルが従者達と共にこの宿舎と周囲の建物にいるであろう人々への避難を誘導しに向かう。

 手筈通り、という言葉に完全に動きを封じられたエンヴァーが動揺の声を上げた。


「手筈通り!? なんで気づいている!? ふざけるなぁ!! こんな拘束!!」

「治癒妨害(ジャミング)

「魔法が発動できなっ、あぁぁ、なんだよそれぇぇ!! ふざけんなよぉぉ!?」


 完全に動きを封じた今なら、治癒妨害もあっさり食らってくれる!

 ここまでお膳立てすれば、後は彼女の出番だ!!

 僕はエンヴァーの背後に移動していたメイド服姿の侍女、シアに叫ぶ。


「シア!! 頼む!!」

「あのさぁ!! メイド服を着せられるなんて聞いてないんだけど!!」


 それは僕も知らないので、ナイアさんに聞いてくれ!!

 会場内の侍女として潜ませていたシアが腕輪状にしてきた武具を刀に変化させながら飛び出す。

 正面に回り込み、刀の切っ先を向ける彼女にエンヴァーは目を見開き焦る。


「なっ、お前は!?」

「系統強化!」


 刀を持つシアの右手から鮮血が走り、刀身が光に包まれる。

 系統強化によって発動させた魔法の刃を彼女は迷いもなく、エンヴァーの胸に突き刺した。


「がっ!? お前、裏切———」

「裏切る以前に仲間ですらないだろバーカ!! 勘違いすんな!!」


 光に包まれた刀がランザスさんの肉体を貫くが、どういうわけか刀は貫通せず刀身丸ごとが彼の身体に深く沈み込む。


「シア、いけそうか!?」

「手がめっちゃ痛くて集中できないから治して!!」


 エンヴァーからシアに掌を向け、治癒魔法をかける。

 ランザスの心臓あたりに突き刺さった光の刃、系統強化によるものを目にしたレインは、ここで我に返ったのか血相を変えて立ち上がる。


「ら、ランザス様!! そんな、刀が!?」

「あ、心配はいらないよ。これは本物の刃で刺したんじゃなく———ッ」

「シア?」


 瞬間、シアの身体が後ろへ弾かれるように飛ばされる。

 反射的に彼女を受け止めながら後ろへ下がり、エンヴァーを見ると、奴が胸に刀を突きさされながら魔法を発動しようとしている光景が視界に映りこむ。


「まさかあいつ、こんな……バカなことを……」

「シア、系統強化は成功したのか!?」

「ッ、ウサト、ごめん、私の見立てが甘かった……!!」

「は?」

「私はエンヴァーがランザスの身体にとりついている。そう思っていたけれど……!!」


 シアが動揺しながらエンヴァーを見る。

 クロードさんとレオナさんの拘束を溢れ出る魔法で押し返しながら、立ち上がったエンヴァーは、その歪んだ笑みをこちらへ向ける。


「奴自身にも取り返しがきかないはずなのに……奴はランザスの魂と融合している! 今の私の系統強化じゃ、ランザスの魂そのものと融合してしまったエンヴァーを引き剥がすことは、できない……」

「なんだって……!?」

「そうだよ。この身体は、もう俺のものだ」


 両手を構えたエンヴァーがさらに強い魔力を纏う。

 その手の中には魔王が生み出した嵐の魔術に似たもの———いや、それを上回るほどの魔法に電撃を纏いながら即座に対処しようとするが、彼の傍に座り込んだまま動けないレインに気づき、そちらを優先せざるをえなくなる。


「レイン!」

「わっ!?」

「シアもちょっと我慢してくれ!!」

「は!? いや、なにしてっわぷ!?」


 フェルムの魔力を伸ばしレインをこちらに引き寄せた後に、次に無防備なシアを闇魔法で包み込み背中に回す。


『ウサト君! 雷獣モード2で移動すると二人に負担がかかる!!』

「自前の加速で行きます!!」


 背部から魔力の暴発でブースト、全力の治癒瞬撃拳を構える。

 同時に側方から僕と同じく飛び出したリズが視界に映りこみ、視線が合う。


「ウサト」

「リズ、合わせろ!!」

「うんっ」


 僕と同じタイミングで拳を構えて飛び出したリズの腕に白く輝く魔力が溢れ出る。

 治癒と電撃が包まれた拳と、身体強化を極限にまで高められた拳が、凝縮された嵐の魔力に同時に炸裂した。

作戦は完璧ではありましたが、悪魔のメンタルがよわよわすぎたのが想定外でした。


次回の更新は明日の18時を予定しております。

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― 新着の感想 ―
[一言] クロスボンバーが来るかッ、と期待したけど違うよね。
[一言] まあ悪魔がメンタル鍛えられることなんてないでしょうからね。 ウサトの訓練に参加すれば良かったかと(暴論
[一言] エンヴァーくん大丈夫?日記いる?
感想一覧
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