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後始末が終わらない

「頑張って詰め込んで取り零さないように気を使って運んで来たのに〜」


 復活した筈のマイトさんが黄昏た。


「帰路では使わぬようにして、盗難、もといネコババにも注意してまいりましたのに・・・」


 ご隠居さんまで。


「だから。なんだっけ?」


「オメェ。とぼけるのもいい加減にゅぎょ」


 歯ぎしりしながら詰め寄ろうとしたヴァンさんは、妙な声をあげて潰れた。背後にいたアンゼリカさんが、あらぬところを蹴り飛ばした、らしい。


 うん。不毛な罵声は必要ないね。だから、問題ない。


「ナーナシロナ様、こちらでございます」


 吠えるヴァンさんの躾で忙しいアンゼリカさんに代わって、ペルラさんがマジックボンボンから取り出した物は。


「なんだ。毛皮じゃん」


 またも、周囲から溜め息の合奏が。あー、聞こえない。ないったらない。


「頭に「貴重な」をつけてくれ。ハンター連中に確認したけど、誰も見たことがないって言われて、ここに戻ってからギルドで鑑定してもらったら、なんかすげぇ魔獣の毛皮だっていうじゃねえか!」


 切々と訴えるマイトさん。


「ねえ。これってあのマントに使っていたものかしら?」


 アンゼリカさんが、複雑な顔をしている。それでも白い被毛を撫でる手が止まらない。彼女の足元の物体Xは見ない、見てない。ないったらない。


「うん。溜まる一方なんだ。だから最初水漏れを塞ぐのに使おうと思ったのに、横取りされた」


「それは、ちょっと、もったいない、んじゃないかしら・・・」


 ナデナデ。


 ほら見ろ、体は正直だ。フカフカの誘惑に堕ちたも同然。


「寝心地がいいて言ってたよね。みんなにあげるから布団に使って♪」


 よし。これで一件、もとい一品片付いた。


「回収するって、するって言ってたよな、な?!」


 マイトさん、だけでなく、ユードリさんまで取り縋ってきた。身長なら嬉しいけど、腕だけ伸びてもねぇ。やんわりと外した腕を毛皮に誘導する。ほーら、フカフカだよ〜。


「ダグの、あっちの人達に持っていかれなければそれで良かったんだし。そもそも、ボク一人であれだけの枚数を何に使えと」


 しかも、先日、未処理物件が増量した。あれの鞣し作業は、グロボアと比べて手間がかかる。


 ・・・ん? 人手が頼める?


「ヴァンさん」


「なんだ?」


 床に伸びたまま返事をするなんて横着も程々に。


 ではなくて。


「依頼料出すからさ。ギルドに解体となめしを頼んでいい?」


「藪から棒に何を・・・。おい、何を出す気だ?」


 解体前のブツがあれば、いくらで引き受けられるか見当つけて貰えるだろう。


「キャーーーーーーーーーーーッ!」


 ペルラさんの悲鳴と。


「でかいっ・・・これが本体かよ?!」


 ライバさんの驚愕と。


「出すなって何度言えば判るんだこの野郎ーーーーーっ!!」


 ヴァンさんの絶叫がうるさい。


「いやだからさ。忙しくて処理している時間もなかったんだ」


 ミューノラは、雄イノシシよりも一回り大きい。わたしが回収したものは、ロックビーに一刺しされて鼻面を膨らませた部分以外はほぼ無傷なので、大きな毛皮が取れる。

 ただし、ロックビーの毒が全身に回っているミューノラは食べられない。試しに毛皮を剥いだだけの肉を[魔天]に置いてみたら、極一部の悪食魔獣しか口にできなかった。ついうっかり食らいついたグロボアは腹を壊して死んだ。

 わたしの毒劇センサーもレッドラインを振り切っている。つまり、食べた後の命の保証はできない。


 ロックビーの尻針は、少量の方が毒性が高いらしい。全身をブスブスに刺されたアンフィは痛さで悲鳴をあげるだけで済むのに。謎だ。


 それはさておき。


 わたしは労力が減らせる。ギルドは仕事が増えて収入も増える。流通ルートに乗せれば、ついでに税収も増える。三方良しで、いい事じゃないか。


 だと言うのに。


「ロナ殿」


 スーパー老人がわたしを捕獲し、重々しく名前を呼ぶ。


「な、何かな?」


「依頼は後回しにして、一旦その物騒な代物とお預かり品を引き取ってくださいますな?」


 お願い、というよりは命令っぽい圧力をヒシヒシと感じる。


「そうそう。そうしよう、それがいい。な、な?」


 マイトさんが、ご隠居さんの提案に乗った。


「マイトさんが慌てるのは、なんで?」


「・・・一応、俺が、全部預かってることになってるんだ。・・・・・・嫌だって、俺は嫌だって言ったんだ! それなのに、トングリオ班長も団長も副団長も聞いてくれなくってっ!!

 そりゃ、大した品だと思ったさ。どれもこれも手触り最高だし。だからってあんなに大量に押し付けられるとは思ってなかった。もし、もしも破れたりしたら、無くしたりしたら、俺、弁償なんかできないって・・・っ」


 いい年した大人が号泣している。


 なるほど。居残ってた理由は、「これ」もあったからなのか。


 だけど。


「大体、毛皮だろうがなんだろうが使えば痛むものなんだし。さっきも言ったけど、あっちのおっさん達に持っていかれなかっただけでも十分だって」


「「それで済む訳があるかっ!」」


 ヴァンさんとマイトさんの二重奏がまたまたうるさい。


「あの、ナーナシロナ様。他にもあるんですのよ? こちらですわ」


 さっきのとは別のマジックボンボンを突き出した。


「それはペルラさんの物でしょ」


「中身、ですわ!」


「お肉は、おっさん達に全部食べられちゃったし。でも、ちゃんと冷えた。使えるってば」


「ですから、中身を、どうぞっ!!」


 そう言って取り出したのは、やや草臥れた感のある冷え冷えの布地が、たくさん。冷却機能は完璧だった。


 ではなくて。


 床からテーブルを越える高さになるまで、積み上げなくてもいいのに。室内の気温まで下がった気がする。みんなの頭も冷えればいいのに。


 でもなくて。


「わざわざ、拾ってきたの?」


「増援で人が増えまして。幸いなことに、泥を取り除く作業のついででかなりの枚数を発見できましてな」


 得意満面に威張るご隠居さん。なんとなくレンのドヤ顔に似ている気がする。ステラさんは確か名目上の養子になっていた。異世界あるあるで、血の繋がりはなくても性格が似てくる、なんてことがあったりして。


「この素材は、繭の糸ではないようですが」


 ペルラさんは、原料の由来が気になるようだ。


「前にも見せたことあるでしょ。トレントの変異種。なんだけど、これは染色実験と模様織の試作品なんだ。まだまだ出来が悪くてねぇ。今回、役に立ってよかったよ」


「「「・・・」」」


 実際、織り目は変だし、出てきた柄もイマイチだし。平織り以外の織型も覚えたいのに。ぐぬぬ、まだまだ練習が必要だ。

 元から、服にする気はなかったので、指輪の肥やしになっていた代物だから問題ないと言えば問題ないのだが、サイズが不揃いの布切れの山など、使い道は手拭いぐらいしか思いつかない。

 どれだけ荒っぽい使い方をしても長持ちしまくる雑巾、・・・あら、それいいかも。


「泥水に揉みくちゃにされたにしては、手触りがいい、とは思っていたんだが」


「事情はボニスさんからお聞きしたわ。だから、わかってはいるのだけれど・・・」


 アンゼリカさんまで、沈鬱な顔をしている。手は、布を開いたり閉じたりと忙しいことになってるけど。


 ふっ。体は正直・・・はもういいか。


 ふむ。曲輪籠城記念に、参加者全員プレゼント、は、どうだろう。


 ただし、ダグのおっさん達は参加者でなく余計な荷物だったから、記念品はなし。ないったらない。




 中古品を押し付けられる絶好の機会だったのに、食堂に残っていた一同(アンゼリカさん、ヴァンさん、ペルラさん、ほか沢山)の眼圧に負けた。多勢に無勢。何を言っても「引き取れ」の一点張り。

 数の暴力なんか、嫌いだ。


 マイトさん達が運び切った品々は、ペルラさんのマジックボンボンに入れたまま工房の痺れ油用の実験室に収められていた。空調完備で出入り口は一箇所だけ。保管状態やらセキュリティやらを考慮したらそこが最適だった、だそうだ。


 で、管理者役をマイトさんに押し付けた。と、そう言うことらしい。


 スペシャル術杖、高圧洗浄機、毛皮の山、布切れの束。


「こんなにあっても、ボク一人じゃ使い切れないってのに」


 ぶつくさ言いながら、マジックバッグに移し替えるように見せかけて指輪に収納していく。


「だったら採って来んな」


 取り残しを見逃す気はないらしい。ヴァンさんが品名と数量を読み上げ、マイトさんが手にしたチェックリストに何かを書き込んでいる。


「毛皮は本当にただのおまけ、なんだけどなぁ」


「・・・何の、とか聞かないほうがよさそうだな」


 マイトさんがそそくさと後ろに下がった。でも、下がったところで意味はない。


「ロックビーの蜂蜜をもらいに行ったときにね〜」


 ついうっかり正直に答えたら、彼方此方から呻き声や唸り声が聞こえてきた。物好きな見物人が、廊下に溢れているらしい。暇人どもめ。


「・・・そうか。もらうんだ。そうなんだ」


「いやでもさ。グリフォンとツーカーなんだし、それくらいは普通じゃないか?」


「言われてみれば、そうかも」


「でしょ?」


 ほらみろ。同意している人もいるんだから、世間一般の常識なんだ。そうなんだ。


「「「「ロナの普通は普通じゃない」」」」


 ・・・みんな、酷い。




 回収作業が終わって、一休みすることにした。だた、アンゼリカさんは、上機嫌で夕食の仕込みに突撃して行った。


 今のうちに胃薬を飲んでおこう。それとも消化薬の方がいいのだろうか。


「忘れてた」


「今度はなんだ?!」


 全員がわたしに注目した。だが、怯えたり怒ったり呆れたりした顔をしている。しかも、ユードリさんは鍋蓋を手にして盾代わりに構えていたりする。普通にしようよ、普通に。


「モリィさんは、ちゃんと目を覚ました?」


 彼女と南天王さんが曲輪近くで起こした騒動は、片方を急アル中毒、もとい一服盛って失神させるという荒技で中断させた。

 手を下した張本人は、経過観察する暇もなく闖入者に持ち去られてしまったので、その後どうなったのか全く知らない。


 モリィさんなら、わたしが来たのを耳にしたら速攻突撃してきてもおかしくないと思っていた。


 でも、居ない。


「ご隠居?」


「う。うううむ」


 あの時は死んでなかったけど、まさか。


「あれでお腹を壊したとか」


「「「違う」」」


 曲輪にいた三人が否定した。


「その、なんですな・・・」


 ご隠居さんが言い淀むなんて。やっぱり、死んだの?


「あのぅ。モリィさんに飲ませたモノはまだお持ちなのでしょうか?」


 ペルラさんから随分と遠回しな質問が来た。


 はっきり言ってほしいのだが。


「うん。マイトさんも飲んだことがあるよ」


 いやいやいや。四人して出さなくてもいいから。


「俺? って! ソレか!!」


 マイトさんが再び後退してしまった。気持ちはわからなくもない。


 テーブルの上に、小瓶が並んだ。瓶の形は栄養ドリンクのそれなのだが、中は濃紺の液体だったり、首にぶら下げられたお揃いのプレートには「最終手段!」の文字が燦然と輝いていたり。

 どう見ても、まともな飲み物に思えない。ドリアードの根の煮汁も大概だけど、これも負けてない。


 良薬は、見た目ではないのだよ。


「マイト殿。どのようなものであったのかな?」


 ご隠居さん。指でつついても爆発はしないってば。


「・・・口に含んだだけで気が遠くなった。気がついた時に寝かされてたから、気絶したとわかったけど。それが、それがなんでこんなにあるんだ?!」


 飲んだ瞬間は凄まじい衝撃だけど、目覚めは悪くない。そこまでのけぞらなくてもいいと思う。


「対ボク最終兵器だもん」


「あ、あああ。おめえの、「英雄症候群」の、あれか」


 ヴァンさんは納得してくれたようだ。


「材料を、お聞きしても?」


 恐る恐る、ペルラさんが尋ねてくる。


「治療院で手に入ると思う。ロックビーの蜂蜜で作った原酒に、バッドの生の実とウェジの葉と。双葉、他に何か入れたっけ?」


 ウェジは偏頭痛に良く効く薬草で、植物型魔獣ではない。他の材料も、蜂蜜以外魔獣素材は使っていない。蜂蜜酒は、仕込む前も後も魔力を帯びていない。

 それなら大丈夫だと思ってモリィさんに使ったのだが、ドラゴンにとっては毒だったのだろうか。


「手に入れられるわけないだろうがこのバカが」


 ヴァンさんから、罵声をいただきました。解せぬ。


「ええ〜?」


「樽に漬け込むほどの生のバッドをどうやって持ち帰ってくるんだ?」


 現役ハンターのユードリさんが顔中にハテナマークを浮かべている。


「酒樽を現地まで運んでね♪」


「そんな阿呆な手段を使うのはおめえぐらいだっていい加減理解しやがれーーーーーーっ!」


 ヴァンさんの絶叫をいただきました。


 それはさておき。


 バッドの採取は難しくない。[魔天]に入って探し出すまでそれなりに歩き回ることと、採取後どれだけ短い時間で治療院まで運ぶかが問題なだけで。


 ただし。


 バッドが効くのはただの二日酔い。放って置いても本人以外には問題にされない自業自得の結果もたらされるもの。だから手間の割に報酬は少ない。


「それで、お酒好きの双葉が調子に乗ってあれこれ放り込んでくれた結果生まれたのが、これ」


 実際は違う。双葉さんは、まーてんの近所に生えている薬草を片っ端から掻き集めて、せっせと新種の新酒を作って遊んでいて、わたしが全て毒味させられた結果爆誕した。


 謎技量の毒劇判定がシロだっていうから口にしたんだけどさ。薬効も色々面白かったけどさ。大当たりもあったけどさ。


「そうかーバッドかー」


 ユードリさんは、それはそれは深いため息をついた。


「モリィさんに飲ませたのはやっぱりまずかったかな?」


 死なないまでも深刻な副作用が出たのだろうか。やっぱり、エッカさんの言う通り、素人調薬をやるべきではなかった。か?


「それは、違う。違うんだ。ちゃんと目を覚ましたぜ」


 マイトさんのセリフに内心胸をなでおろした。


 死んでなければあとはなんとでもなる。筈。


「無事っちゃ無事なんだが、よ」


 だがユードリさんは、奥歯に物が挟まったような物言いをする。そしてまたため息。なんなんだ。


「その、口の周りに、ですな? こう、こーんな跡が残ってしまいましてな」


 自分の口の周りを指差しながらくるりとなぞるご隠居さん。それって、某菓子のキャラクターを彷彿させる、あれっぽい気が。


「顔をこすったり泥水に頭を突っ込んだり色々試したけど、かえって跡が広がったんだ」


「預かってた洗浄機でも洗ったんだけど、落ちなくて」


 その場に一葉さんがいたら、お風呂セットのブラシが使えただろうに。


 違う。そうではなくて。


「とうとう「ダーリンに会わせる顔がないわっ」と一言叫んで」


「飛んで行っちまった」


 え?


「そこは「この顔の落とし前、どうしてくれるのよ!」とか言って暴れたり脅迫したりする場面でしょ」


 わたしだったら、そうする。


「ふむ。一理ありますな」


「ボニス様! 納得しないでくださいましませ?!」


「文句を言いたかった相手が居なかっただけじゃねぇか?」


「「「あ」」」


「でもって。ただでさえひでえ味のバッドに訳の分からんものをしこたまぶち込んだ奴は、色もしつこかったってことだな」


 いちゃもんをつけるどころか、したり顔のヴァンさんが解説を付け加えた。


 なるほど。単品では染色に向かない色素が、他の物質と合わさることで定着しやすくなった、ということか。泥染めの時にクトチ殻の煮汁を使う、みたいな。今度、混合液での染色実験もやってみよう。


 それはさておき。


 死ぬよりはマシな結果、といえなくもないが。


 モリィさん、ごめんね。この手のシミは、時間が経てば経つほど落ちにくくなるのがお約束。・・・何年後になるかは判らないけど、脱皮する時にリフレッシュしていることを期待したい。


「ねえ、ななちゃん。このお酒のレシピ、エッカさんに提出してね?」


 ひょっこり顔を出したアンゼリカさんから、珍しくもおねだりが入った。


「どうして?」


「あら。うちに常備したらいけないのかしら」


 アンゼリカさんの微笑みに悪寒が走る。


 ・・・これは、あれだ。酔っ払いへの制裁に使う気だ。


「私も、こちらの小瓶を一本頂いでもよろしいでしょうか? 糸を染めるのに使わせていただきたいのですが」


 こっちは職人ペルラさん。こちらも珍しく積極的に手を出してきたねぇ。


 それなら。


「一本と言わず、樽でいこうよ、樽で」


 さささ。遠慮せずにぐいっと。


「だから出すなって言ってるのにこの野郎〜〜〜っ!」


「実験実験実験ですからこれで十分ですわ!」


 ライバさんとペルラさんが慌ててわたしの手を抑えようと飛びかかってきた。でも、避ける。欲しがっているものを渡して悪いことは何もない。


 それに。


「実験するなら尚更大量に要るんだよ。知ってるでしょ? 痺れ油の解毒が成功するまでどんだけ使ったか」


「いやでもその酒は肝心な時にロナが持ってなかったらやばいんだろう?!」


 あわあわしているマイトさん。出来る男はどこに捨てた?


「安心していいよ。ちょっとやそっとじゃ使い切れないくらいあるんだ」


 双葉さんの執念の賜物は、指輪の中にまだある。樽で。だからこそ、遠慮なくモリィさんに飲ませた。


 加えて、本人もやる気、もとい作る気満々だ。

 元になる蜂蜜酒はたっぷり仕込んでおいたから、今大盤振る舞いしてもすぐに補充される。されてしまう。以前お墨付きを与えてしまったせいで、もう十分すぎる量があると言うのに、未だにやめようとしない。


 因みに、携帯用小瓶の本数は数えていない。こちらも、数えるのが面倒になるほどの在庫がある。


 と言う訳で。


「「「「出すなーーーーーっ!」」」」


「一つはウチで貰うわね♪」


 さすがアンゼリカさん。


 ・・・でもお手柔らかに、ね?

 遅くなりました。


 ぼちぼちで更新していきます。

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