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苦労の果てに

 五日目。


 午前中、わたしが糸繰りに勤しんでいる間、エッカさんは中和済みの油がどうなったか調べていた。キラキラ成分が見えなくなっていたから、大丈夫だと思ったらしいが。


「らめれしら」


 食堂に現れたエッカさんは、またも舌がもつれていた。


 一昨日よりも症状が悪い。指先が細かく痙攣している。一人で作業していて、すぐに火を消せなかったからだろう。加えて『爽界』も使っていない。


「まず、部屋の中を掃除して、それから考えようよ」


 油煙と共に「どもり成分」が壁などに付着している、かも知れない。いままでの症状も、過去の実験結果が払拭されていなかった可能性がある。今更だけど。


「そうれすれ」


「エッカさんは、休んでて」


 そんなブルブル震える腕で雑巾掛けしても、綺麗に拭けないってば。それより、エッカさん自身も洗い落としてきた方がいい。ヴァンさんだけでは心許なかったので、ウォーゼンさんにも入浴の介助を頼んだ。


 流石に、この有様のエッカさんを煩わせるのは申し訳ないと思ったのか、アンゼリカさんのアタックは無かった。おかげで、昼食は久方ぶりに落ち着いて食べられた。

 このまま、手控えてくれないかな。


 午後は、まず作業室を掃除することにした。伸縮自在な一葉さん達が大活躍し、天井まで綺麗に拭き上げた。もののついでに、『爽界』を設置する。これで、少しはましになるだろう。何が、とは言わない。


 油の中和作業は中断する。次の手が思い浮かばなかったからだ。代わりに、解毒薬を作る為の道具を作ることにした。


「なんだ? このグルグル捻った管は」


 工作室の魔導炉を借りて、部品を量産する。出来上がったものを見たライバさんが、首を捻っている。

 治療院では、まだ解毒薬を作る為の道具を用意していなかった。鱗粉の入手を確認してからでも間に合うと考えていたそうだ。何より、痺れ薬の中和作業に人手も経費も注ぎ込んでいたので、後手に回すしか無かったらしい。


「あ、そうだ。お酒が大量に必要なんだ。安酒でいいんだけど、いくらぐらいするかな」


「は? 酒?」


「痺れ薬のげろくやく(解毒薬)を作るのに必要なのれす」


 まだ、ろれっている。可笑しい。


 じゃなくて。


「うん。結構めんどうな手順なんだ。こういう道具も必要」


「よくまあこういう道具を考え出すもんだ」


「そうれすね」


 呆れ半分、諦め半分の二人。


「大変だったんだよ〜。加工している最中に痺れたり、麻痺したり、踊ったり」


 解毒薬のない毒物は、いつか自分自身に跳ね返ってくる。そうでなくても、あの痺れ蛾は親子揃って質が悪いのだ。いわば、正当防衛。・・・全然違う。


「踊ったりって、小僧・・・」


「安心して? その時のレシピ、保管してあるよ」


 今回のデータも含めれば、かなりバリエーションが増えた。


「するな!」


「やらないれくらさい!」


 盗賊と遊ぶぐらいは許してもらいたい。


 解毒薬は、成虫の鱗粉から高濃度のアルコールで抽出した成分を結晶化させて、使い易いように濃度調整する。

 と、言うのは簡単だけど、各段階での下ごしらえ、もとい作業には細心の注意が必要となる。くしゃみ鼻水が止まらない、くらいなら、まだ可愛い。何故か帯電した挙げ句連続爆発した時など、わたし自身が癇癪を起こして道具類もろとも吹っ飛ばした。

 加えて、抽出や結晶化にも時間が掛かる。魔道具で時間短縮を測ろうとしたが無理だった。


 魔術も万能ではない、ということだ。


 痺れ薬の成分分離も、時間を掛けないと駄目なのだろうか。




 ×日目


 糸取りは、順調すぎるくらいに順調だ。こっそり手持ちの繭を混ぜ込んだのがバレて、盛大に怒られたりしたけど。


 一方の痺れ薬の調整は難航している。どうやっても中和も分離もしないのだ。実験には、既にわたしの抱えていた在庫を使い始めている。


「ねえ。諦めようよ」


「これだけの油を無駄にしろと?」


 飢えた狼の様に唸るエッカさん。どんだけ灯が欲しいんだ。


「替わりに、灯の魔道具を用意するからさ」


「経費が掛かり過ぎます!」


「今だって、相当材料費を使ってるよ?」


「先々のことも考えた上です」


 うんうん、と大きく頷いているのはミゼルさん。ウォーゼンさんの髪型が元に戻ったので、入れ替わりに来た。とは本人の談。


 だけど。


「なんで騎士団長さんが来るのさ」


「ウォーゼンに頼まれました。それに、油を使う灯にも興味がありまして」


「治療院での使用が優先ですよ」


「まあまあ。そう硬いことは言わないで下さい」


 顔を見合わせて、アハハと笑い合う二人。でも、目が笑ってない。とは言え、現状は、捕らぬタヌキのなんとやら。


「街中での実験はこれ以上は無理だと思う。成果は来年でもいいよね」


「約束が違います!」


 うわぁ。血相を変えて掴み掛かってきた。治療師さんが、そんな態度でいいのか?


「無理なものは無理だもん」


「そこをなんとかしてください!」


「無茶言わないでよ」


 最早、手当り次第に放り込んで様子を見るしか無いのだが、その結果が、爆発、暴発、あるいは中毒患者の量産、では冗談抜きでしゃれにならない。


「取り掛かってからまだ一月も経ってないではありませんか!」


「(街中で)出来る手段は思いつく限りやってみたってば!」


 例えば、ギエディシェから採れる薬を使ってみた。小さじ一杯分で銀貨五枚はするそうだ。宰相さん御用達の、頭痛には絶大な効果を発揮する高価な薬、なのだが、用途外では全く何の役にも立たなかった。効果があったとしても、採算が取れない。だめじゃん。

 毒を盛って毒を制す、とばかりにロックアントの消化液とか猛毒のキノコなども持ち出した。だがしかし。明かりを灯せば、ゾンビもどきに大変身。わたしが、ではない。でも、誰がとは言わない。


「エッカ。その、薬から混ぜ物を選り分ける方法って、他に無いのか?」


 助け舟のつもりなのかどうか、ヴァンさんが口を挟む。


「解毒薬で中和するか、薬効が無くなるまで希釈するか、ですねぇ。調剤前なら、目視で選り分けることも出来ますが」


「薬草の場合は、でしょ?」


 液体に溶け込んだ物質を選り分けるのは、それが小さいものであればあるほど難易度は上がる。

 結合して分子量が大きくなれば遠心分離機で分離できるのに、それも現状ではうまくいっていない。

 分離した滓が猛毒だったとしても、嵩が減っていれば処分はし易くなる。


 現在は、一葉さんと四葉さんを助手に、バッド汁を油に溶かす実験中。隣では、ミゼルさんとエッカさんが、痺れ薬にバッド酒を少量ずつ混ぜている。


「なぜ、バッドを使うのですか?」


 理由? バッド酒及びそれを原料にした薬酒は、思わぬ効果を発揮した。きっと、もっと素晴らしい効果がある筈だ、いや、あるに違いない。ご利益があったら、今後は全力で種まきに協力する事を誓う。


 ちなみに、やったくりぶったくりの治療師一同も、これは選択肢には入れていなかった。二日酔いにしか効かないから、だったそうだ。治療院でストックしている全ての薬草を試したんじゃなかったの?


 ん? 廊下の向こうが騒がしい。激しく踏み荒らす足音と、怒声と、ものがひっくり返る音と。

 また、スーさんが駆け込んできたのかな。


「ダーリーーーーーンッ!」


 絶叫と共に、嵐が飛び込んできた。




 運が、悪かった。


 彼女の進路上には、冷やし桶Aがあり、それを挟んでエッカさんとミゼルさんが魔女の鍋よろしく混入作業をしていた。そして、冷やかし要員ヴァンさんは、扉を背にして桶Aを覗き込んでいる。


「ダーリン! ダーリンを虐めたのは誰?! わたしが成敗するわ!」


 とっさに左右に飛び退く事が出来なかったヴァンさんは、意味不明な台詞と共に駆け寄る侵入者のタックルをまともに受けてしまった。


 ストライク!


 ヴァンさんは、冷やし桶Aを突き飛ばした。それでも勢いは止まらず、もう一台の冷やし桶Bにもぶち当たる。直前、バッド酒入りのボウルに彼女の左手が当たり、中身はミゼルさんの顔に直撃し、右手は混ぜ棒を握っていたエッカさんの顎を打ち抜いている。


 当然、桶AとBも無事である筈が無い。中身は、盛大に飛び散った。


 なおも、標的、もといわたしに抱きつこうとした侵入者。しかし、その足元はすでに油まみれ。


「えっ?」


 勢いは止まらず、そのまま奥の壁まですっ飛んでいった。


 びったん


 器用なことに、背中から当たっている。頭が下を向いていたのは、勢い余って空中半回転なんて事をやったからだ。


 華麗なる自爆。


 受け身ができなかったモリィさんは、そのまま床に崩れ落ち、白のズローズを惜しげも無く公開したままお休みになりましたとさ。


 めでたし、めでたし。


 ・・・・・・じゃない。


 どうしてくれるんだ、これ。


「ま、間に合わなかったわ」


 ようやく追いついたアンゼリカさんが、作業室の惨状に目を覆う。


 扉の蝶番は壊れ、室内はどこもかしこも油まみれ。バッド酒をあおるはめになったミゼルさんは、鬼もかくやという形相で悶絶しているし、エッカさんは顎と後頭部に衝撃を受けて、やはり気絶している。ヴァンさんは、痺れ油が口に入ってしまったらしい。ぴくりとも動かない。呼吸はしているので、死んではいないようだが。

 わたしも頭から油を被ったが、バッド汁の入った壺で油の顔面直撃は阻止した。目の前を吹っ飛んでいくモリィさんの手足も躱した。更に、ツナギと手ぬぐいを着用していたので、それらを脱いでしまえば無事と言えば無事だ。


 かなり大きな音がしたらしく、ペルラさん達も駆けつけてきた。そして、部屋を覗き込んで、フリーズした。まあ、液状の油コーティングされた人体オブジェなど、普通は見られない。


 いやほんと。どこから、手を付けたらいいのだろう。


 とりあえず、のびちゃった人達の救助から。


「みんな、油で汚れちゃったんだ。流石に、お風呂に入れた方がいいと思うんだけど」


「は、はいっ」


 ラトリさんが、元女官らしからぬ勢いで走っていく。


「体から油を拭き取るのに、これ、使って。一人ずつ連れて行くね」


 ぺちゃぺちゃと足音をたてて扉の外れた出入り口に向い、ペルラさんとミレイさんが差し出した手の上に、黒手ぬぐいを盛り上げる。


「誰か、男の人も呼んだ方が良くない?」


 エッカさんはまだしも、筋肉ダルマ二人は、いくらアンゼリカさんでも処理しきれまい。

 ましてや、全身ぬるぬる。酔っぱらい以上に扱い難いはず。


「そうね。そうよね。申し訳ないけど、休憩中の人を呼んでくるわ」


 アンゼリカさんが引き受けた。


 それから、気絶した犠牲者を一人ずつ部屋から運び出す。一葉さん達は、踏ん張りが利かないらしく、いつもの怪力を発揮できない。わたしも、足元が滑って、いつ転ぶかヒヤヒヤした。でも、なんとか転倒は防いだ。

 この惨状を引き起こした張本人も引っ張り出した。メリハリのありすぎる体型の所為なのか、更に四苦八苦している。

 邪魔でしょ。もいでいいよ。


 さて、わたしも身ぎれいにしよう。ツナギに手をかけようとしたところで、部屋の掃除をすればまた汚れると思い直し、再び部屋に戻った。


「ななちゃん?」


「このまま部屋の掃除する。手伝いは要らない。アンゼリカさん、入ってこなくていいってば」


「で、でも」


「それより、治療師さんを呼んできてよ。エッカさん、かなり酷く頭を打ってるんだ」


 頭部を強打しているのだ。尤も、この世界では開頭手術なんか出来やしない。安静にさせて様子を見るのが精一杯だ。


「でも、でもね?」


「ボクには一葉さん達も居るし、なんとかなるって。ヴァンさん達の看病をお願い」


「・・・判ったわ」


 全身の衣服をはぎ取られた犠牲者達は、、頭や手足をぬぐわれた後、生まれた姿のまま、何処かへ運ばれていく。せめて、一枚ぐらいは情けをかけても良かったのに。

 そして、作業室前の廊下には、たっぷりと油を吸った布の山が残った。わたしが歩き回った跡も、べったりと残っている。


「廊下は通行止めにしておいて。こんな有様だし、みんなして、すべって転んで怪我しちゃうでしょ。ここもボクが掃除しておくからさ」


「怪我、しないでね?」


 それだけ言い残し、アンゼリカさんも立ち去った。


「んじゃ。一葉、四葉、よろしく」


 二人は、わたしが声を掛けたとたん、お互いの体を舐め回した。ついで、わたしも。あらら、すっきりさっぱり。

 身ぎれいになったところで、わたしにしがみついたまま、足元から徐々に吸い取る範囲を広げていく。ぷっくり膨らんだ胴体がプリティ。


 じゃなくて。


 油もいける口だったんだ〜・・・


 じゃなくて!


 拭き取りを頼んだつもりだったのに、まさか直接回収するとは思わなかった。催促されるがまま空容器を床に置くと、すぐさま油を吐き出す。あ、片端を樽に突っ込んだまま、伸び上がっている。うわ、もう半分溜まったよ。

 容器を置くスペースが出来たら、次は天井に取り掛かる。早い早い。飛び散った油とバッドが混ざって、一面藍色のまだらになっている。その色が、瞬く間に消えていく。


 首長竜の毒血にもびくともしなかったとはいえ、本当に、大丈夫なのかな。バッド汁だけでも相当なのに痺れ薬とのブレンドだよ?

 ・・・平気らしい。彼らだけが特別、とは思えない。魔獣の生態は、いろいろと謎が多い。


 ともあれ、上から滴り落ちる油が無くなったので、ツナギを脱いだ。


 一葉さん達のオイルバキュームは、凄い、としか言えない。つなぎも手も顔も、油特有のベタベタ感が無かったのだから。壁紙や床も、以下同文。某メーカーの掃除機なんか目じゃない。焼き肉屋さんが泣いて喜ぶ驚きのスペック。


 それでも、室内に微妙に匂いが残っている。念には念を入れて、拭くことにした。新しい雑巾と『水招』を仕込んだバケツを取り出し、薄めの石鹸液を作り、雑巾を浸して絞る。

 床にかがみ込もうとしたら、一葉さんが雑巾を素早く取り上げた。何をするのかと見上げれば、天井に伸び上がり、蔦先を器用に丸めて、適度な圧力でささっと拭いている。仕上げ拭き用の雑巾は四葉さんが握っていった。こちらも素早い。石鹸液が乾ききらないうちに、きゅきゅっと拭き取る。


 いつ見ても器用だわぁ。


 じゃなくて。


 脚立を用意しなくてもよさそうだ。


 でもなくて!


 壁に設けられた魔道具ランプや窓枠も、もれなく磨いている。取り扱うのが油だからと、火を使わないランプにしておいてよかった。引火していたら、と思うと、今更ながら、ぞっとする。


 そうして、室内は、エッカさんと作業を始める前よりも綺麗になった。一葉さん達の掃除夫レベルは、最高級クオリティ。

 いっその事、全員で清掃屋になってもいいかもしれない。


 いやいやいや!


 体を動かしていれば余計なことは考えなくて済むだろうと、掃除することにしたのに、プロ掃除人がわたしから仕事を取り上げる。

 二人に渡す雑巾を絞るだけの単純作業では、気をそらすどころか、つらつらと現状を顧みてしまうじゃないの。


 何故、こんなことになったのか。いや、それ以前に、わたしは、ここで、何をしているんだろう。


 トンデモ梱包運搬されたとは言え、さすがに八つ当たりの度が過ぎたと反省し、少しだけ手伝うと決めたのはわたし自身だ。もののついで、ではあるが、デンジャラスな油を有効利用するための研究も手懸けることにした。今まで森でやっていたことと大差はない。


 堕蛾刺仮死。


 何故、他人にせがまれて、窮屈な環境でやる必要があるのか。


 糸取りだって、ペルラさん達が人手から何から準備できていれば、あんな酷い状態にはならなかった筈だ。


 わたしの所為?


 いや、違う。


 彼らの苦労のきっかけにはなった、かもしれない。でも、よくよく考えてみれば、ペルラさん達の認識欠如とか工夫不足とか、それらの方がよっぽど影響していると思う。


 ならば、放置する?


 ここまで巻き込まれて、「もう知らない!」と言ったところで手遅れだろう。事業不振の一端だと言われるに決まっている。


 ・・・冗談じゃ、ない。


 ぎゅうぅぅぅぅぅうぅ


 雑巾を受け取った四葉さんが、妙に慌てて離れていく。


 水が滴り落ちるような雑巾で拭いても、むしろ床を汚すだけ。これ以上は絞れないところまで、絞りきるべき。


 そう。


 中途半端はよくない。


 ヤるからには、徹底的に。


 そうとも。


 わたしは、この世界で、自由に生きると決めたんだ。何を遠慮することがある。手控えしなくちゃならない理由なんか、どこにも、ない!


 なんだ。悩んでいたのが、馬鹿みたい。




 一葉さん達の熱心な拭き掃除のおかげで、作業室はピッカピカになった。まるで、今のわたしの心境の様に。


 う〜ん、いい仕事しましたねぇ。

 主人公、覚醒。・・・ぶるぶるぶる。

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