十六話 〜新しい出会い〜
ケータイからの投稿のため、字が少ないなどの問題もありますが、許してください。
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俺は、リードをもらってから皮鎧を選び始めた。
なぜなら、俺は今までそんなものをつけていなかったのだが、ロコが着たほうがいい! 少しでも死ぬ確率、怪我の確率を減らしたほうがいいと言うからだ。
たしかに、と俺も思った。
と言うより、どうして今まで防具の存在にまで意識が回らなかったのかふしぎだった。
俺ってバカだなぁ…。
まあ、武器については影斬丸があるから大丈夫だけどな。
ただ、どんな物があるかは気になるんだけどいまはいいや。
そんな思考を強制的に目の前の防具選びに集中し始めた。
ロコが言うには、近距離でのみ攻撃をするハンターは重い鎧を選び
中距離からのヒット・アンド・アウェイ、タイプのハンターは動きやすい皮鎧
遠距離からの攻撃をする人は能力にもよるけどガッチガチの鎧か、鎧を着ないらしい。
それなら俺は遠距離もできるから鎧はいらないと思ったのだが、俺の戦い方は万能タイプらしい。
近距離でも素早さを活かしてかわしたり防いだり。
中距離からのテレポート。
遠距離からの冷気。
まさに万能。
だからスピードを落とさず防御も高まる皮鎧らしい。
そして、ロコも皮鎧を使っているので選んでもらっている。
オススメはクロークハーツの皮鎧らしい。
ファンもそこそこにいるらしく価値もそれなりらしい。
ただ、なぜだろう。
俺の目はとても皮鎧とは言えないが、黒色がメインで赤色と紫色のラインの入っている服が気になっている。
なぜ?? と聞かれても答えられないが、気になるのだ。
そんな俺を余所に隣ではロコがクロークハーツの魅力を語っている。
どうやらコイツもファンだったらしい。
俺は気になっている服に歩み寄り、手で触れてみた。
すると体の内からドンっと叩かれたように感じ、これだ。これだ。と言われている錯覚を覚えた。
『悪い、ロコ。 俺はこれにするよ』
『どうして!? クロークハーツのいいと思うのに…』
なんかロコは泣きそうだ。
『なぜかコイツがいいって思っちゃって。 だから、これにするよ、ごめんな』
謝ってから頭を撫でてあげる。
目を細めて心地良さそうにしてくれているので嬉しいのだろう。
店主に値段を訊ねたところ、物々交換で手に入ったらしく、誰も買わないのでリードのオマケでいいと言う。
俺は店主に感謝し、その服を着た。
やはりこれにはなにかある。
内側から熱が溢れてくるような感じだ。
今後、俺の命を預けるのにはふさわしいかもしれない。
俺はそう思った。
そして、俺はロコにも感謝し、店を出た。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『なぁ、ロコ? お前はこのあとどうしたい?』
俺は防具屋をでてから訊ねてみた。
すると、ロコはビックリしたような、喜んでいるようなはにかんだ笑顔を見せてくれた。
『えっ!? このあとも一緒にいてくれるの!?』
『あぁ、リードを買ってくれたお礼だ。 今日は遊んで明日からハンターとして頑張るよ』
その言葉を聞いてロコの顔からビックリが消えて本当に嬉しそうな顔になった。
可愛らしい八重歯が小さな口から見える。
そして、ぴょんぴょん跳びはね体で喜びを表現している。
体の動きに合わせてオレンジの髪の毛が揺れ動いている。
雪菜は大人の魅力があるけれど、ロコには違った魅力があるなぁ…。
『ありがと、お兄ちゃん♪ それじゃーねー。 ご飯食べたい!』
お腹へっちゃったよぉ…とお腹をさすっていた。
そう言われるとたしかに俺もお腹が減った。
店を探してロコと歩いていると
『あーれー? ロコちゃーん! 久しぶりー!』
大きな声を出して遠くから巨乳ちゃんが走ってきた。
胸がものすごーく揺れてすごい景色です。
ロコはその巨乳ちゃんに手を振っている。
近くでみると、水色の長い髪の毛を結ばずに垂らしている。
身長は160くらい。
ものすごい大きな胸。
目はおっとりした一重で口は小さい。
うーん、95点の高得点!
おっとりしてる感じがまたいいっ!!
そんなことを思っていると
『エルー! 久しぶり!』
そう言って二人で抱きしめあっている。
ロコが豊満な胸に押し潰されている。
『あー、ロコ? できたら紹介してもらえる?』
俺は一人放置されているのがさび…苦しくなったので声をかけた。
…ホントに寂しかったわけじゃないよ?
寂しくなんてないんだからっ!
『あ、ごめんねお兄ちゃん。 こっちはエルーだよ! エルヴィスだからエルー♪ エルーって呼んであげてね』
『よろしくー! ロコってお兄ちゃんいたんだっけー?』
あれー?と首を傾げている。
やっぱり可愛いなぁ。
『違うよ♪ ホントのお兄ちゃんじゃないけど、ロコのお兄ちゃんかな』
なんか恥ずかしいぞ
『名前は壱夜って言うんだ、よろしく』
俺は手を出して握手しようと思った。
するとエルーは顔を赤くして
『よろしくですー/////』
握り返してくれる寸前
『エルー! お兄ちゃんのこと好きになっちゃダメだよ!? お兄ちゃんはあたしのなんだからっ!』
俺の腕をつかんできた。
『むー、ロコちゃんのものじゃないでしょー! 私もー!』
俺の腕に抱きついてきた。
…胸がすごいです。
「大きさ一つでむにゅんむにゅん」
これ、子供に伝えよう。
『あーそーだ! いま明日のクエスト一緒にいってくれる人探してたんだぁー! ロコちゃんたち一緒にやろー?』
エルーはしがみついたまま言ってきた。
『ロコはいいよ、お兄ちゃんは?』
んー、まあいいかなぁ。
それならこのあとは雪菜にリード聞いて来ようかな
『あぁ、構わないよ』
すると二人は
『頑張ろうね、『お兄ちゃん『壱夜さん』♪』
と言った。
ポイントが入っていることでやる気が出た作者です(笑)
現金な作者(笑)
ポイントまたよろしくです(笑)




