#55 ○エルムズ王国の新たな夜明け(9)その5
エピソードを分割して軽量化をしています
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】#55 その1
〔師匠と仲直り〕エミリア...食べたい...
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】#55 その2
〔師匠と仲直り2〕エミリア...食べたい...
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】#55 その3
〔師匠と仲直り3〕エミリア...食べたい...
④女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】#55 その4
〔《緑の聖女》応援要請その6〕獣人のお姫様...七天の女神祭...
⑤女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】#554 その5
〔《緑の聖女》応援要請その6〕獣人のお姫様...七天の女神祭...
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】
〔《緑の聖女》応援要請その6〕獣人のお姫様...七天の女神祭...
#55 その4 の続き
獣人の姫君が「エミリアさん、あとでお話がしたいのですが」と言われてしまった。
うーん、これって色恋の話は...と思ったが、じゃけんにはできないと思った。
「分かりました、声をかけてくだいねー」と気軽く言っておいた。
たぶん、これって色恋の話だなあーと思った。
獣人の村長と話していると、獣人の姫君から声を掛けられた。
獣人の姫君(王女ミレ-ヌ)「エミリアさん、少しいいですか?」
「はい、それでは、少し離れたところの方がいいですか?」
「はい、その方がいいですね」
では、近くの木立で話しましょう。手頃な木立へ行った。
王女ミレ-ヌは「実は、人種族の国へ親善と文化を学ぶために来ています」
「先日の領都エルモベストの騒動の時は、近くの宿泊施設に泊まっていました」
「そこから、大きな女神様と水色のドームの中にステージが見えていました」
「その中では、七天の女神様と女王エリーヌ様が親しそうにしているのが見えました」
私は「随分と目が良いですわね。あの夜は新月でしたよ」
「獣人族のなかでも、ワータイガーやワーキャットは夜目が効くんです」
「先程、神殿で見たように七天の女神様達と、女王様はとても親しくしてましたよ」
私はあれー? 色恋じゃないのかー。それより、もっとまずい方向になっているなー、と思った。
私は「実は内緒ですが、七天の女神様達は、甘い供物を好まれるからですね」と少しトボケておいた。
私は「自分が甘いものが好きなので、いつも甘い供物を差し上げていますからねー。そのためでしょうか」
「それでは、領都エルモベストでアリウス様を見られたのですか?」と話しの流れを変えてみた。
「ええ、そうですね。それと西エルムズ国の獣人のために守備隊を率いて、奴隷からの解放に尽力されたと聞きましたわ」
私は「ええ、シュトリアル国の方針でもありましたしね」
「それで、あの人種族の貴族が怖かったので、思わず、アリウス様へ抱きついてしまいました」
「まさか、婚約者がいるとは知らなかったのです」
うーん、お嫁さんが9人の話しは、最初の婚約者の役割だっねし...どーするかな...。
「えーと、ミレ-ヌ様。その辺の事情は分かりました。でも王女様ならば、何人かのお嫁さんの一人になることも、ありますわ」
王女ミレ-ヌは「えー、でも...、そーでしたね。お相手が一人だけとは限りませんよね」
「失礼ですが、先ほどアリウス様とエミリアさんの会話を、その場にいた私の側近の者が聞いてしまったのですが...」
「エミリアさんて、アリウス様のお兄様へ何人かの方と嫁がれるのですよね」
「ええ、そうですね。正妃が一人、私は二人の側妃の一人ですよ」
「でも、嫁ぐ方が仲良くしてないと、色々とありますよ。この国の動乱も側妃の悪だくみがあったことですしね」
「だから、一人だけでは解決は難しいですよ」
王女ミレ-ヌは「えーと、私はどうすれば、いいですか?」
「チャントした手順がありますよ。自分で相手を独占しないで、他の方と仲良くできるのかを、考えるとか」
「次は両親を説得することから始まると思います。それから、国と国ですから話が通せるかですね」
王女ミレ-ヌは「ええ! 色々とやることがありますね...」
私は「大切なことは、どこまで相手を思えるかでしょうね。最後までガンバた先にゴールがあるでしょうね」
と知ったようなアドバイスをしてみた。私の時は、決まった後だったしね。でも、仲良くでは努力したよー、と思った。
王女ミレ-ヌは「それでは、自分の心の整理から始めます」
私は「ええ、そうですね。そこから始めて、両親を説得する思いになるのかですね」と締めた。
うん、エルナちゃんは、大人びているけど、すでに広い心を持とうとしてるし、変なライバル関係でなければいいなー、と思った
続きは、本日以降です。
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