#54 ○エルムズ王国の新たな夜明け(8)その2
エピソードを分割して軽量化をしています
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その1
〔師匠の義妹 エミリア〕国王様...義妹...エミリアは
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その2
〔第二王女とお飾り〕アリーって...贈られて...
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その3
〔《緑の聖女》応援要請その5〕獣人の子供達...七天の女神祭...
④女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その4
〔《緑の聖女》応援要請その5〕獣人の子供達...七天の女神祭...
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】
〔第二王女とお飾り〕アリーって...贈られて...
※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります
今朝はさすがに師匠は来なかった。昨日はご実家に、お泊まりだったハズ。今日は休日、まだお父様とシッカリ対話をして下さい。
私は、師匠にヤット小さな『ざまぁ』したかなー=^_^=
休日なのに、リリー(リリアーヌ)の侍女が、言づてを持ってきた。
私は、リリーの離宮へ行った。リリーは待っていたようだ。
私はあれ! 何か大切な話かな?
リリーは「エミー(エミリア)、昨日の夜に決まったよーーー!! 朝一番で、宰相から伝令が来たのよー」
私はそれで、何が決まったのかな? と思っていた。
「エミーは...あ、いや...、アリシアは、この国の第二王女に決まったのよ。即位式の婚約者紹介は、第二王女だからねー」
私は理解が追い付いていないか「えー、とー、リリー、アリシアは側妃になる人よね」と確認して見た。
「そうよー、あなたは第二王女になることが決まったのよ」と嬉しそうに、小さく拍手をしてくれた。
私は、日本人の私が...ただのOLだったのに...第二王女って。何に巻き込まれたら? こうなった?
ああ、異世界聖女召喚に巻込まれたのよーーー!! どーしよーーー!! と少しパニックになっていた。
身代わり王女は、第二王女に進化しちゃったんだねーーー!!
「リリーは、だからね、チャントした身の周りを、揃えることになるのよー」
「ねー、リリー。身の周りって何を揃えたらいいのかしらね...」
「エミー、大丈夫だから、揃えるのは、この元王女専属の侍女長に任せてねー」
「あ、でもエリーに、ユリウス様からプレゼントされた物を聞いて見ましょうね」
「この国では、好きな人に自分の瞳の色の石を送るからねー」
二人で、エリーのところへ行った。
エリーに「ユリウス様からプレゼントされたものはあるー」
するとエリーは「ええ、おみやげのお菓子とか、頂きましたわ」
リリーは「何か、そう髪飾りとかはプレゼントを頂いていないのー」
「え! 影武者の私では、頂いたりしませんよー」
二人で「ああ、そうねー、ごめんなさいね。変なこと聞いちゃったわね」と伝えて、今の「エリー」のところから戻っている。
二人で「アリシアは、今はエリーになって、やっと光の中にいるようね。エリーの物は全て渡してあげましょうねー」と囁いていた。
「エミー、お飾り(ネックレスやアクセサリー)なども揃えないといけないわねー」
そこへ、エルナちゃんが通った「ねー、師匠ーどこ行ったか知らない? 昨日の夕方からいないのー」と聞かれた。
「ご実家のお父様と、長ーい話をしていると思うわ」と私は教えた。
「えーとねー、この間西エルムズへ行った時に、鉱山に行ったのー。そこで、キレイな石を持って来たから見てほしいのー」
見ると青くてキレイな石と、薄い青味の石があった。
そこで、私は鑑定を使って調べてみると、えーこれってと驚いた。
「ねー、エルナちゃん、これって鉱山の不要な石の山をみてたでしょう。あそこから見つけたのー」
「ええ、そうよ。工夫さんは『鉱石じゃないから、いくらでも持ってけー』と言うから持って来たのー」
私は心を落ち着かせた。それから「ねー、エルナちゃん。とーても素晴らしい宝物を見つけたわねー」
エルナちゃんは「そーなの、ヤッパリキレイだからいいものなんだねー」と嬉しそうにしていた。
私はエルナちゃんの石をリリーへ渡してから「青が濃いのは、サファイアの原石で、薄い青味のは、ダイヤモンドね、だからブルーダイヤの原石になるわよーーー!!」
リリーもエルナちゃんも驚いていた。
「まだ誰にも教えていないのだけど、私は鑑定ができるのよー」
「エルナちゃん、あの山からキレイな石を見つけるのは大変だった?」
「ううん、簡単に見つかるよ」
「じゃあー、教えると黙って石を持って行くだけじゃなく、取り合って、相手を傷つけたり、命を奪うことが起きるから秘密にしておこうねー」と秘密にしておいた。
リリーは「でもその石の色は、ユリウス様やアリウス様の瞳の色になるわねー。原石を送って、プレゼントしてもらいなさいなー」と提案してくれた。
エルナちゃんは「それっていいねー。そうしましょう」と言いながら、私を眺めた。
「エミリアもユリウス様へ原石を送って、プレゼントしてもらいなさいねー」と言っていた。
更に「エミリア、チャント愛してもらうには、そういう努力をするものなのよー」と言われてしまった。
私は、一体どこで、こんな大人びたことを教わるのかなー、と思った。
私の頭の中では、早く結界を張って、盗掘や争いにならないようにと考えてばかりいた。
「ええ、そうね。私もそーしましょう」と合わせておいた。
そのあと、エルナちゃんと急いで鉱山へ転移して、結界を張って歩いた。その後にキレイな原石を集めた。
鑑定のサンプルも必要だし、多めに集めた。そして、ユリウス様とアリウス様へ連絡をして、原石を送った。
後日、私とエルナちゃんへプレゼントが届いた。
中を開けると「キレイな石のお飾りだった」
エルナちゃんは、とーても喜んでいた。
ただ、私の淡々とした姿を見て「エミリア、前にも言ったけど、チャント愛してもらうには、そういう努力をするんだからねー」とまた、キビシク言われた。
師匠の義妹だけど、師匠を越えるようなイジリだと思ったーーー!!
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
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