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勝手に召喚! 身代わり王女は困ります。 侍女のザマーとハピエンに転がされ? それなら自由に生きてやる!  作者: Aprツツジ
二章 エルムズ王国動乱

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23/1012

#23 ○幽閉の地で評判上げちゃいました(4)

①夜間戦闘準備...

②夜間の戦闘...end

 をおくります。



◇◇夜間戦闘準備


 いまは、冒険者ギルドの冒険者達とワナ張りの相談をしている。


 ギルド長達へ各チームのリーダー達が「領兵達200は、洞窟討伐の領兵達200を救出に行っちゃっているよね!! ワナ張りは結局俺達だけでは間に合わないでしょう!!」と喰ってかかっている。


 それに対してギルド長も「いや...だから、...」と計画の縮小や変更がまとまらない。困り果てて、私達を見ている。


 うん、何か難題がこちらに振られる予感しか、しなかったーーー!!


「えー、英雄リザリア殿の弟子、エミリア殿、何か妙案はありますかなーーー!!」


「えーーー!! ヤッパリ来たーーー!!」マリアと顔を見合わせた「どうする?」


 そこに、山側を偵察していたシーフの伝令が、飛ぶようなスピードで向かってくるのが、見えたーーー!! 何か異変が起きている?


 ギルド長達や冒険者達も、気付いて見ている。


 シーフの伝令が珍しく息を切らせている。あれだけのスピードだ!! みんなも、緊迫していたーーー!!


 シーフの伝令は「山の向こう側で、...巨大オーガ達の群れが...地竜の群れと...激しい戦闘をしていた...」


 みんなは伝令の報告がモドカシク感じられたが「それで、どうなったーーー!!」みんなは、数が減ることを期待している。


 「地竜の群れは...巨大なオーガ達が...先頭に立って戦い...、簡単に...け散らされて...チリヂリに逃げた...」


 ギルド長達は「それで、巨大オーガ達の群れは、数が減ったのかーーー!!」と怒鳴どなっていたー!!


 「それが、その激しい戦いで...、森のウルフ達などが怯えて...パニック状態になり...、こちらに向かって来ている!! しかも...他の巨大魔獣達もそのまま、...その後を追っている!!」


 みんなは、急に失望感が漂い始めた。ギルド長達は「じゃあー、数が増えたのか?」


 「そうです...こちらに向かって...おおよそ...300以上は...」


 みんなの失望は決定的になって来た。みんなはクチグチに、巨大オーガ達の群れが150でパニック状態の魔獣達が300以上だーーー!! それじゃあ、合わせると、500くらいになるのかーーー!!


 ギルド長達は「それは、もう、スタンピートだーーー!!」と敗北の宣言のように、みんなに響いていた。


 その状態は、当然のことだと思われる。いまこの場に、領兵400が、いないのだから。


 私は、スキルでMAPを眺めながら、シッカリと伝令は聞いていた。そして、思った。何とかなるかもしれない。マリアに簡単に相談してみた。マリアは「うーんでも、アキラメタラそこで終わりです。皆さんと相談してみましょう!!」と。


 みんなが、頭を下げて、しおれた状態のなかで、私は手を挙げて、提案があります!!


 「私は、まず相談ですが、最近この辺の地形は変わっていますか?」


 ギルド長達は「シーフに聞いてみてくれ」


 私は、シーフに「山の下り坂で、二つに分かれる道がありますよね。こちらに向かってくるときは直線方向だと、崖になっていて、右に曲がるとここにつながると思いますが...?」


 シーフは「その通りです。前は真っ直ぐでも下に降りれば、右に曲がった道とつながっていたけど、いまは、崖になっている。でも、崖崩れで巨大な岩が幾つか落ちたので、真っ直ぐな方は塞がっているよ」


 そこで私は提案をした「このままでは、アキラメル道につながってしまう。望みをつなぐためには、真っ直ぐな道の巨大な岩を、右に曲がる道へ置くしかないでしょう!!」


 シーフは「高さ10m近い岩を幾つも移動しなきゃならない。そんなことができるんですか?」


 「やって見なければ、分からないけど、移動する方法はあるよ。但し極秘情報として、この方法は秘匿ひとく扱いとさせてもらうからねーーー!!」


 ギルド長達は考え込みながら「やらないでアキラメルよりも、やってみてだめなときにアキラメルでもいいかーーー!!」


 みんな他に方法がないので、それに、賛同してくれた。


 ギルド長達は「まだ領兵が来ないとは決まっていない。こちらも領兵が来たら、対策をたてようーーー!!」と強気になってきた。


 私も「うまくいっても、全ての魔獣達が崖に落ちるかは、分からない。みんなで、できることをやろう!!」


 頭を下げて、しおれていたが、みんなもやる気がワキデテきたようだ。


◇◇◇◇◇◇


 今は現地にきている。マリアとドーム型シールドに入り上空に浮かびながら確認している。モチロン、シールドは偽装しているから浮かんでいるのは、案内したシーフと伝令しか知らない。モチロン国の秘匿事項としている。


 「ねえマリア、さっき地上で確認した通り、最近に岩が転がっているから、置き換えだけでいけそうだよねー」


 「そうですねー、岩肌むき出しの下り坂だから、道から逸れると下に転がり落ちていくし、うまくいきそうですねー。でも、エミリアはあんな巨大な岩を置き換えできるのー!!」


 「フフー、師匠とかにも内緒ねー、私とマリアだけの秘密だからねー」


 「それは、分かりました。師匠も結構隠し事がありそうだし、私は秘密にしますねー」


 そうして、幾つもの巨大な大岩をストレージに収納して、曲がり角にストレージから配置した。


 それをみていたマリアが「本当に出来ましたねー。しかもアッサリと、簡単に!! 信じられないーーー!!」


 普段冷静なマリアにしては、意外といい反応だったねー。


 「フフー、だからねー、二人だけの秘密だからねー。よろしく」


 私達は、地上に降りて、シーフと一緒に確認していた。シーフは、これならば先頭を走るウルフが激突すれば、恐らく方向を変えるしかないでしょう。この状態で深い霧をこの辺一帯に展開するんですね。分かりました。シーフは、配下の伝令へ伝えるように指示した。


 それでは、魔獣達が現れるまで待機されますね。僕はこの先で見張っていて、先頭がみえたら合図しますから、よろしくお願いします。魔獣達が来ても、シーフなので心配はいらないですから。


◇◇◇◇◇◇


 ギルド長達、冒険者パーティリーダー達は、シーフの伝令から、内容と見込み、状況を伝達してもらっている。


 みんなでそうかー! 幾つもの巨大な大岩が次々に簡単に消えて、次の瞬間には別の場所に次々と現れたのかー!


 まるで、おとぎ話の転移魔法ですな。ひょっとしたら、瞬間的に王都に現れたりできるのでしょうかねー。いや!! これは、秘匿になっている。みんなも、くれぐれも口外は禁止だからなーーー!! と語っていた。


 夕暮れ時に、リザリアが領兵を50名引き連れて現れた。


 ギルド長達は、お弟子さんのエミリアさんが...と奇策と状況を伝達した。リザリアは、ギルド長達へ面白い子でしょう。私のとっておきの弟子だから、簡単に口外しないで、と秘密の配下として口止めをしてくれていた。


 リザリアは、エミリアったら、底知れないから、とても魅力があるんだよねー、と思っていた。


 リザリアは、ギルド長達と相談して、森の中の道に沿ってワナを領兵達と張りながら、野営地の近くまで行くことにした。


 決戦場は、野営地の近くになった。守備隊の移動バリスタ※もある。救出した領兵も戦える者は残している。


※バリスタ:古代から中世にかけてヨーロッパで用いられた、カタパルト式の巨大な弩砲どほうの一種です。石や太い矢を遠くまで飛ばす攻城兵器として使われました。



◇◇夜間の戦闘


 私とマリアは、ドーム型シールドで上空に浮かび、交代で待機していた。いまは日も暮れて夜になっている。まだ、昼の食料も残っていたので、二人で食事をしている。モチロン、シールドは偽装している。


 明るい内に、魔石に霧発生の水魔法を付与したもの、風魔法で周囲に漂うよう風魔法を付与したものを作り、配置してある。


 伝令からは、リザリアが野営地近くが決戦場と伝わっていた。


 マリアが「うん、魔獣達の気配が近づいているねー」


 私も「そうねー、やはり先頭はウルフ系みたいねー」


 しばらくすると、大岩に激突する音が続けて起きていた、が方向転換していった。


 直線的な道路から、次々と落下して行くが、後ろから来た魔獣達に押されて戻れず、落下して行く。崖は地面まで100mある。その下は、池が増水して湖になっている。そこには水棲魔獣を集めてある。


【集めた、水棲魔獣】

ラージゲータ :巨大なワニみたいな(20m級)の群れ

ラージピラニー:肉食魚(3m級)の群れ

サハギン   :水棲魔物の群れ


 そろそろ、巨大な魔獣がきた、

【巨大魔獣】

ラージボア   < 巨大なイノシシ:ダンプカーサイズ >

ラージシープ  < 巨大なヒツジ:ダンプカーサイズ >

ラージバイパー < 巨大なヘビ:20m級 >


 やはり、次々と落下していく。が、ラージバイパーは途中でひっつき、また戻ろうとアガクのもいる。それをマリアがアイアンバレットで打ち抜いていく。


 そろそろ、ゴブリン系が来た。最初は次々と落下していくが、やはり気付いたようだ。群れが止まっている。そこへ巨大なオーガが4体出てきた。10m級(4階?5階?の高さ)、6m級(3階の高さ)はある。


 その他に少し小さいオーガが集まって、一つの巨大な岩を押していく。少しずつではあるが動いている。


 ダメだ!! と、シーフの伝令が、野営地へ向かって行った。


 私達は相談していた。せっかく背後が取れるチャンスだからねー。


 しかし、タイミングが問題だった。今すぐにオーガを倒す自信はある。が、ここで群れの中心を倒すと、まだ存在するオーガのリーダー格が、散らばっていく。近い将来、数年後くらいには、また脅威が起きてしまう。


 相談は、まとまった。


 直ぐに崖下の湖に行き、ストレージに水を大量に格納した。


 岩肌の下り坂、コーナーの内側に水を差す。これで少しは、戦力が削れればいいなーと、二人でシールドの中から見ている。すると転がり落ちていくものもいた。


 この調子で、群れを追跡して行くことに決めていた。


 落下して行く途中で、引っ掛かる者は、助けがいなければ、マリアがアイアンバレットで倒していった。


 残っていたシーフには、伝えている。リザリア師匠に伝わると、笑っているだろうと、二人で思っていた。



◇◇◇◇◇◇


 野営地で師匠は、待機していた。シーフの伝令から、エミリアとマリアは後方から工作しながら、こちらに向かっていると伝わっている。あの子達は、楽しんでいるのねー。ずるい!! と思っていたが、いや私もタイミングをみて、後方に周り巨大なオーガを仕留めて楽しんでやるわーーー!! と笑っていた。


 もうソロソロ、見えてくる頃だわ。領兵は250名、冒険者は40名弱、守備隊が50名。魔獣達が100程度になれば、中心になってる巨大なオーガを倒せれば、あとは追撃戦になる。逃げる魔獣達なら簡単に倒せるでしょう!!



 私達はシーフが届けてくれた師匠の隠し玉、魔導通信機を付けている。届いた時に二人して、ヘッドセットだーーー!! と驚いていた。片側だけにイヤーパッド? があり、角度を変えられるマイク? がある。これはもう師匠の隠し事だねー。あとで師匠に聞いてみよう、となっていた。


 森に入り、パラ・パラと道沿いのワナが発動している。それを師匠に報告すると、嬉しそうな反応が返ってくる。師匠も戦闘なのに、すっかり楽しんじゃっているねーと、二人で話ていた。


 巨大なオーガの姿・装備をも確認して、師匠に伝えていた。


 その装備は、地竜の皮鎧を着て、カメのような地竜から流用? 甲羅の盾? と大剣? も持っていた。身長6mの奴が3人と身長10mの奴1人。マリアとシーフの見立てでは、あの大剣は、どこかのダンジョン産のアーキテクチャー製? らしく見えるようだ。私から見ると、単純に異世界物ラノベ・マンガに出てくる、魔剣だねーーー!! と思った。


 巨大な大岩を、巨大なオーガ達と通常サイズのオーガ達で押しのけたが、通路としては狭いので、最後にあの大剣が火を吹いて周囲の巨大な大岩を削っていたからねーーー!!


 ワナが発動して、そちらに気が向いた時に、マリアが強力にしたアイアンバレットを甲羅の盾や地竜の皮鎧に打ち込んだが、貫通しない。巨大なオーガ達は感覚が鈍いのかあまり気にしていないのだが。マリアの方が驚いていた。あれを防ぐのーーー!!


 私も師匠特性の火炎のアイテム(ファイアーフレーム相当)で、甲羅の盾や地竜の皮鎧に向けて発動させてみたけど、これも防いでしまう。このことは、師匠に報告して、相談している。


 ソロソロ、森の出口が近づいてきた。マリアも空飛ぶシールドを展開して、偽装を付与したのでわかれた。さー師匠も森を出たら、こちらに来て背後をとるだろうねー。巨大なオーガ達を三人で倒すぞーーー!! 性格が、師匠みたいになってきたかなー?



◇◇◇◇◇◇


 いまは、森を出た。師匠もこちらに来ている。巨大なオーガ達は、中央の先頭に4体が並んでいる。「ガーーー!! ガーーー!! ガーーー!! ガーーー!! ガーーー!!」と連続した雄たけびが響いている。領兵達や冒険者達にも師匠が伝達して対策はしていた。だがこれではキビシ過ぎるなー! シールドを通しても、体に響いてくる。うわーーー!! 想像以上の威圧が襲ってくる。


 だが、ここは私が...決めないと...いけないんだーーー!! と強烈な...威圧を...なんとか...耐えて仕掛けた。


 よーし、ここからだーーー!!


 私は、師匠とマリアに合図をした。師匠が、巨大なオーガ達の前に、巨大なフレアーバーストを発動させた。しかし、巨大なオーガ達は後ろへ下がって、避けようとしているが、動けない。


 私は、巨大なオーガ達の威圧に耐えーー! ふくらはぎへ、強力マヒ薬をたっぷりと塗ったシールドニードルを刺したのよーー!!


 やったーーー!! 今こそチャンスだーーー!! マリアは首筋から魔核へ、アイアンアローで貫いたーーー!! これで身長6mの巨大なオーガが、1体倒れた。


 続いて、師匠が首元から、シールドソードで魔核を、貫いたーーー!! これで身長6mの巨大なオーガが、1体倒れた。2体目。


 私は、そのスキに後方にいる魔獣達へデバフ粉を散布している。


 さー、更に、マリアが首元から魔核へ、アイアンアローで貫いたーーー!! これで身長6mの巨大なオーガ、最後の1体が倒れた。


 次は、師匠が超大物。身長10mの巨大なオーガに襲い掛かっていた。


 師匠が首元から、シールドソードで魔核を、貫いたーーー!! えーーー!! 甲羅の盾で防がれたかーーー!!


 だが、巨大なオーガは甲羅の盾で防ぐため腕を、上へあげていたので、脇からシールドソードで魔核を、貫いたーーー!!


 やったーーー!! 司令塔達は、全て倒したぞーーー!! ヘッドセットを通しても耳が痛くなるくらいの大声で、師匠は勝利の雄たけびーーーを挙げていたーーー!!


 私は何とか、師匠の大声にクラクラしながら、領兵達と冒険者達へ風魔法でこの雄たけびを響かせて、伝えた。


 領兵達と冒険者達は、巨大なオーガ達の威圧で、耳を塞いでいたものの、固まった状態になっていたようだった。が、この声で意識を取り戻したように、他の魔獣達を倒していった。


 魔獣達は、巨大なオーガの司令塔達を失い、逃げまどっていた。私のデバフ粉も効いていて、体も思うように動かなくなっていた。


 残りの魔獣達は、ほどなくして、移動バリスタのエジキになって倒されたり、領兵達と冒険者達に倒されたりして、すぐに片付いた。


 私達(師匠、私、マリア)は、このようすを上空から眺めていて、ヘッドセットを通してお互いが、やったーーー!!やったーーー!! やったーーー!! と騒いでいた。





夜間の戦闘、巨大なオーガと...end。です


次回こそは、そろそろ、ユリウス様、リリアーヌとアリシアが...少し進めたいですねー?


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