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できる側の人だったんだ… vol1

今日でやっと学校おわりです。

「九条くん、今年もこの時期がやってきてしまった…」

「ん?5月ってなんかあったけ」


梅雨は6月だし年度の初めは4月だし。5月は影薄い気がするのは僕だけだろうか?


「定期テストだよ!?」

「あ、もうそんな時期か」

「もしかして九条くん、そこまで慌ててない感じ?」

「慌てるも何も…」

「まさか九条くんが勉強できる側の人間だったとは…」


勉強できる、ってほどじゃないと思う。成績だって可もなく不可もなく。一般的


な男子高校生だと思うんだけんど…


「その頭脳を見込んでお願いが…私の勉強を手伝って!…ください」

「ちゃんと敬語使えてえらいえらい」

「この男、これみよがしに煽ってきやがる」

「風花さんや、口調が崩壊してまっせ」


そんなわけで?突発的に風花のテスト勉強を手伝うことになった。面倒くさいな


ー、と思ったら涙目プラス上目遣いで訴えられた。女の子の上目遣いってなんで


あんなに破壊力高いんだ?永遠の謎だと思う。


**********


「ただいまー」

「おかえりなさい。あ、風花さんも来てたんですか」

「お邪魔する」


この二人、よくわからないんだよな。こう見ると仲良さそうにミエルんだけど、


たまにバチバチにやり合ってる時あるし。よく分からねえな。


「九条さん、おかえりなさい」

「フィリアただいま」

「本当に家に連れ込んだんだ…」

「風花、それは表現が悪い」


ご近所さんに聞こえたらどうするんだ。まあ近所付き合いなんて無いに等しいけ


どさ。


「えっと、桜井さんでしたっけ?こんにちは」

「…幽霊に挨拶されるのってなんか複雑な気分」

「僕も最初は沿う感じたんだけど…慣れた」

「適応力高すぎでしょ」

「そうか?」

「そう追えば、今日なにかするんですか?」

「ああ、風花がテストやばいらしいから、心優しい僕が手伝っってあげようと言う感じだよ」

「あの忌々しき制度、まだあるんですか…」


恐らく生前の記憶が蘇ったのだろう。忌々しそうに虚空を睨んでいる。


そりゃそうさ、テストが嫌いじゃない学生なんて居ないまであると思うからな。


「九条くん、そろそろ始めよう」

「分かった、やるか」


ということで、風花と勉強会with幽霊。開始です。

ちょっと短めかもね。

言い訳をすると、執筆中にブラウザがクラッシュした結果、執筆時間が大幅に削られたのが要因な気がしなくもない。

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