表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/50

ケツのクラスチェンジ

 Lvがある一定以上になると上位職にクラスチェンジする事が出来る。


「クラスチェンジするぞー!!」


 勇者一行は上位職になるべく、神殿に来ていた。ワクワクが止まらない勇者一行。この日の為に、Lv上げに勤しんできたのだ!


「イケメン魔法剣士になりたいですな!」


 鼻息荒く語る脳筋ヒゲ戦士。


「な、なれるといいな……」


 優しく肩を叩く勇者。


「私はすっごい魔法使いになりたいわ!全体攻撃魔法をバンバン撃ちたいの!!」


 物騒な物言いの魔法使い。


「…………」


 空を見上げ、優しい聖職者をイメージする僧侶。





「すみませーん。クラスチェンジお願いします!」


 軽いノリで神官のオッサンにお願いする勇者。


「では、そちらの戦士からいこうか……」


 戦士の緊張が高まる……。


「そなたがなれる職業はこれじゃ!」


   **********

   * バーサーカー *

   *  狂戦士   *

   **********


 がっくりと項垂(うなだ)れる戦士。魔法戦士になれず諦めて奥でいじけてしまった。


「次は私はね!」


 魔法使いが前へ出る。



「そなたがなれる職業はこれじゃ!」


  ************

  *   武闘家    *

  *  プロレスラー  *

  * マッチョドラゴン *

  ************


「ファッ!?何よこれ!!」


 戸惑う魔法使い。その横でクスクス笑う勇者。勇者を殴り、戦士の横でいじける魔法使い。




「……では僧侶どの、そなたがなれる職業はこれじゃ!」


  ************

  *  プリーステス  *

  * エンチャントレス *

  ************


「!!」


 喜びのあまり言葉にならない僧侶。少し迷い、プリーステスを選択。それ皆が祝福してくれた。


「オッサン! 俺は!」


 オッサンに詰め寄る勇者。


「そなたは勇者のままじゃ。勇者を辞めることは出来ん」


 きっぱりと言い放つオッサン。


「ええー!!」


 オッサンの襟を掴み前後に揺さぶる勇者。


「ど、どうしてもと言うなら……」


「おっ!出来るなら最初からやってよ!」


「どうなっても知らんぞ…。勇者が選べるのはこの2つじゃ!」


  ***********

  *  ドラ〇もん  *

  * ブラックホール *

  ***********



「待て待て待て待て!!!!」


 焦る勇者。爆笑する3人。


「じゃあ、ドラ〇もん で!」


 勝手に選ぶ魔法使い。


「ストップ!! ストーーーーーップ!!」


 もはやパニック状態な勇者。


「色々と突っ込みたいが、取りあえずクラスチェンジ止めます!」


 そう言い残し足早に神殿を去る勇者。





「ちぇっ!結局クラスチェンジ出来たのは僧侶だけか……」


 足下の石ころを蹴飛ばし悔しがる勇者。


「まぁ、良いじゃないの。僧侶がこんなにも嬉しそうなんだから!」


 なだめる魔法使い。


「それもそうか!」


 にこやかに微笑む僧侶の胸をチラリと見て、再び歩き始める勇者であった……。

読んでいただきまして ありがとうございました!!

感想、ブクマ、レビュー、罵詈雑言。何でも良いんでお待ちしています。

やる気が出ます!嬉しいです!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ