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008:刀京。其の1

第2章の刀京編開始

 ログアウトしてから3月25日。

 先行プレイのエリア〖刀京〗。

 現代の東京をモデルに作られた銃火器のない現代社会だ。

 この〖刀京〗ではエキストラスキルの一部が公開される。同時に先行テストという事で一人につき1つが試せる。

 9名の仲間がそれぞれ久しぶりに会うので久し振りの挨拶が続く。


「久し振り」


 巫女装束のウルカが挨拶する。


「ちーす」

「お久しぶりです」


 侍装束のユウヤと現代風女性武道家の恰好のツグミが挨拶する。


「お久♪」


 アリサが挨拶し、ヒリュウも手を振る。


「久し振りだね皆」

「マスターお久しぶりです」

「メールによれば音楽を」

「隊長が踊りで私達とリーダーが演奏です。結構面白いです。後リーダーは妙に演奏が上手です。何かあるのでしょうか」

「レドは元々上手なんだ」

「フォルゼン、フォルスト、どんな演奏?」

「またまだ」

「練習し始めだぜ」


 そんな会話もあり

 

 騎士装束のレドに、アラビアンナイト風のパレオビキニの恰好のピローテス、一応少年のユウヤも居るが、まだ12歳の為に特に反応はない。


「凄い恰好ですねピローテスさん」

「うん。とても吃驚たぜ」

「剣舞踏士の衣装です。そちらの世界でいうベリーダンスの格好でもありますね」


 双子の姉弟は興味津々らしい。


「意外ですけど、これでも☆+3の衣装ですよ」

「「☆+3!?」」

「他にもマスターが強化した染料や、技能付加などもありますし非常に頑丈な衣類なのです」

「レド兄ちゃんならやりかねない」

「レドさんならやりますよ」


(妙な信用がありますよマスター)


 そんな三名の会話の間に高校生に上がる4名は、久し振りにログインの者も多いので、挨拶から入り近況報告を行っていた。


「何処もリアルが忙しかったのだな。借り家暮らしだと楽でいいぜ」

「学生寮から女性限定アパートに移ることになり、大変だった」

「レドは気楽でよいけど、ウルカもご苦労さん」

「そういうヒリュウは」

「ふっ。寮に入る予定だったけど、手違いでマンション暮らし」

「苦労したな」

「本当に勘弁願いたいよ。危うくホームレスになるところだった、春の夜空は良いけどさあ。寒さが身に染みるよ」

「ご苦労~♪」

「そういうアリサは」

「晴れて寮生活に慣れましたが、お金持ちばかりの寮なので肩身が狭いとです」

「おめえら本当にトラブる三昧だな」

「借り家暮らしか、ふむ。いざというときに避難できるな」

「裏庭もあるからテントぐらい貸してやるよ」

「そうか。しかしピローテスの恰好は趣味か」

「本人曰く軽くて丈夫で着込んでいた疲れない楽な防具だそうだ。ちなみに性能からすれば☆+2の全身鎧張りの防御力だ」

「誰かさんの染料とか塗料とか技能付加とか、そりゃあ頑丈にもなるよ」

「放っておくと装備が更新になって、急激に旧式化ししていくのよね~」

「毎日ログインする時間は持った方がよい事は明白だ」

「挨拶はそこそこで、何やら珍しい店が多そうだ。飯屋に行ってから装備店巡りでもしようぜ」

「ここでしか買えないものもあるからな」

「ライフルとか使ってみたかったな」

「意外にトリガーハッピーなっちゃってね」

「ゴルゴの様にいかないものだよね」

「ユウヤ、ツグミ、ピローテス、アイリス、フォルスト、フォルゼン、ちょっと集まってくれ」


 6名が集まると、レドが今後の予定を説明しはじめる。


「まずは飯屋、その後に装備屋、その後にバーの予定だ」

「兄ちゃん。俺12歳」

「レドさん私は12歳です」

「安心しろ未成年であることは俺も同じだ。アルコールは飲まないでオレンジジュースでも飲むのもよいさ。ただダンスバーもよいな。まあこれはちと早いか」

「お前は色々とやっていそうだな」

「演奏の店ならよいさ。そこならもう十分だ」

「僕からのリクエスト、楽器店に行こうよ」

「おし予定一つ増え」

「あたしからも一つ、アクセサリーの店に行かない、なんかよいモノがありそうなのよね」

「アクセショップ一つ入り他には予定はないか」

「やはりというべきか、忍具はあるので、変装用の衣装が欲しい」

「ブティック一つと」

「俺はゆっくりとライの店の様なケーキ店で食べたい」

「スィーツ(笑い、一店予定確保」

「私からは泳ぎたいです」

「水着ショップ、海岸線のビーチの二つ」

「そういうお前は」

「ビールに決まっているだろ。リアルじゃ売ってくれねえんだ。これだからリアルの良くないところはここなんだ、未成年にはアルコールフリーの店の開放を」

「ビールガーデン一つか」


 纏めると。


 ノンアルコールビールの出る飲食店、水着ショップ、海岸線のビーチ、楽器店、アクセサリーショップ、衣装などのブティック、ケーキショップ。

 従者の4名からは、楽器、ケーキ、海、水着店。

 リアルでは高価な楽器も、ゲームならいくらでも買えるのが、良いところだととレドは思う。


(ギター、リュート、なら次はサックスだな。ユウヤとフォルゼンにも)


 まずは二票の楽器店、この町の人に場所を聞き、路上演奏などにも立ち聞きして多少の寄付、その後に楽器の情報を仕入れ、こういう事にはレドが非常に巧みで直ぐに質の良い楽器店に入る。


「男は管楽器な」

「んじゃあ俺はサックスだな」

「トランペット?」

「トロンホーン」


 レドはサックスを選び、ユウヤはトランペット、フォルゼンはトロンボーン。


「私はベースにしよう」

「なら僕はエレキ」

「あたしはアコーステックギターね」

「私はアコーディオンにします」

「私は、クラリネット」

「私はヴァイオリンだ」

「じゃあチェロだ」


 それぞれの専門的なコーナーで音色が気に入る物を選びカウンターの店員とレドが交渉し、消耗品やスーツケースなどの値引きに応じてもらい、楽譜なども割引で購入した。

 こういう事に関しては非常に巧みなリーダーの為に頼りにはなるのだとウルカは思う。


(これでもう少し真面目ならよかったのだが)


 時々悪ふざけをするのがウルカの悩みだ。

 サブリーダーの為もあるが、直に会って話すときにふざけられたら切れそうだからだ。

 しかもレドは次の店などの情報も仕入れる、他にも未成年にもアルコールを出す店など、こういう交渉ごとに非常に頼りになる少年だ。


「おし。次は水着屋だ」


 といってピローテスが地図を見せる。

 場所などを調べてからレドが案内し、時々ピローテスがメモ帳に地図を記入していた。

 水着店は競泳水着、可愛い系の水着など、かなり女性に配慮した水着の店だ。

 男性用は少なめだが、それでもボクサーはタイプの水着を購入してから、店員に値引き交渉はせずに他の情報などを仕入れ、ここでは値引きではなく情報の仕入れ、多少の余計な物も買う。

 女性の水着などは多少の値引き交渉を少し行い、税金の4/5、凡そ一人千ほどの値引きを行う。

 全体的にはそれほど変化はない。


「次はケーキ店だ」


 美味しいケーキの店に行き、値引き交渉もせずに挨拶程度の会話で済ませ。


「次は海か、それともビアガーデンか、アクセサリーはショップか、ブティックも、最後に不人気な装備店かなどもあるぞ」

「ビアガーデンは最後だ」

「海か、アクセサリー、ブティックの三つだな」

「一応用心のために装備店も行くべきと思うよ」

「それがなあ。どうも装備の店などはなさそうだ」

「「え?」」

「まあ聞け。色々な所で情報を仕入れたが、何処からも装備の店の情報はなかった。もしかしたら装備の店はないのかもしれないと思い始め、さっきの水着の店でも仕入れてみたが、どうも装備に関する情報はなかった」

「兄ちゃん。何処で習ったの?」

「ゲームとリアルでのちょっとした生活から」


 妙な事で煙に巻くレドに、ユウヤはこの年上の仲間からは本当に学ぶことが多いと心底思う。


「まあそんな訳で探すのもよいが、思い切って遊び呆けるのもよいぞ」

「海!」

「他には」

「疲れた後にどっかに行くのもよいね」

「という事は遊ぶだな」


 ケーキ店から近くのビーチに行き、そこでの水泳きるなどを取得して泳ぎまくる。

 それが終わってから、アクセサリーショップの露店に行き、色々と仕入れる。

 デザイン性が高い物が多く、〖イーニャ〗では買えない物だ。

 複店は女性のみではなく、男性の方も必要だという意見もあるので、男女用の店に行き、楽器を演奏するための服装、戦闘などをするための服装、生産などを行う為の服装、正式な公的な場所に行くための服装、コスプレ衣装なども仕入れる。

 12歳のユウヤには、海賊服、キャプテンスワローやキャプテンクックの様な紳士服もある、フォルゼンにはタキシードの執事服、非常に似合うものだ。

 レドは吟遊詩人の衣装、容姿がイケメンではないので何故か人並みより少し悪い程度の人相が良い意味で際立つ。

 それぞれも衣装に着替え、巫女服、召喚士服、サーカスのピエロ服、カウガール服の女性プレイヤーの四名、アラビアンナイトのベリータンス服、弓道服、召喚士服。


 □


 最終的にスタジオを借りての練習、個人的な練習から入り、必要な音楽才能、楽器才能の二つも取得する。

 ウルカはベース、ヒリュウはエレキギター、アリサはアコーステックギター、ツグミはアコーディオン、ピローテスはヴァイオリン、フォルストはクラリネット、アイリスはチェロ。

 2時間みっちり訓練したら、適当な楽譜に載って言っていた「風に乗って」という楽曲でセッション。

 ひたすらの練習にふと思い出し。


「誰かボーカルしないか」


 統一感のないレドも含めた10名に、リーダーのレドが見渡しながら話す。


「後、ドラムも必要だ」

「ドラムなら担当してもいいよ兄ちゃん」

「おし。ユウヤはドラムと」

「あの、私でよければ」

「よしツグミ、ボーカル、ピローテスはダンスと楽器どっちが良い」

「ダンスです」

「おしツグミはボーカル、ピローテスはダンサー、ユウヤはドラムだ」


 残るのはサックスのレド、フォルゼンのトランボーン、ウルカのベース、ヒリュウのエレキ、アリサのアコギター、フォルストはクラリネット、アイリスはチェロ。

 多少は統一感が生まれる。

 現代風の音楽というよりジャズのような物だ。

 そこでスカパラの楽曲を試しトーキョー・ストラットなども試す。

 下手なのは当たり前だ。スキルを上げるとともにプレイヤースキルも上げるモノだ。

 スカパラのいくつかの楽曲を試し、クラシックのオーケストラの音楽も試した。

 クラシックとジャズが合うと判断してから、この二つでひたすら試す。

 音楽系スキルLvの高いレドが、バンドリーダーになり、歌やダンスにも良い点悪い点も伝え、全体的に楽しんで音楽を行う。


 □


 夕飯時はレストランで音楽が流れる店に入り、一つの大きなテーブルを囲み飲食しながら音楽話で盛り上がる。

 特に固定PTに共通のバンド活動からより結束がもたらされた。

 仲間の9名からすれば交渉ごとに長けるレドに素朴な疑問が飛ぶ。


「では皆の疑問をとくという事でレド、口を割れ」


 パスタを食べながら話ウルカに、シーフードピザを齧りながら、レドは苦笑して口を割る。


「んまあ。小学校の頃やっていたゲームのナイト・オブ・ナイトは色々と自由でね。特に傭兵時代の契約や交渉などもリアルに作られていた。最初の1年程度は上手くいかず苦い味を舐め続けた。他が交渉で上げるのに対し、俺は最低金額の賃金、頑張って交渉をひたすら学ぶのもあってか2年目ぐらいからはマシになった。後はひたすら経験を積む。時には人から交渉スキルを学ぶことも多い」


 一口のピザを食べる。


「プロってほどじゃないが、そこそこできるようになった頃が6年目ぐらいだ」


 更にピザを食べる。


「中学の時にはPVPのガン・マジックの試合にも出てな、交渉一つで金額が変わるのでそこでひたすら経験したよ」

「・・・まて」

「ん?」

「まさかゲームで稼いでいたのか?」


「いや。PVP専門だから掛け試合などもあってな、他にも大会などもあって結構人気だったんだ。そこで一回一万円程度で3年間だから負けた事も有ったので700万ぐらい稼いだ」


 プレイヤーの5名は唖然としていたが、従者の4名はよくわからないらしい。


「まあコツコツと稼いだのが良かったらしい。特に賭博法に捕まらない範囲だしな」

「もしや学費や生活費は」

「ああ。自腹だ」

「家族から色々と無かったか」

「あったぞ。自立には早いだろうと泣きつかれた。家の両親は子煩悩な所があるからな実家を出るときに散々揉めたさ」


 すでに自立している15歳の事に仲間一同吃驚だが、納得もする、レドの様なしっかりとした個人なら確かに一人暮らしも可能だと。


「ゲームで稼ぐとか夢のようだな」

「いや3分の2はかったが、3分1は負けたぞ」

「僕からもいいレド」

「ん?どしたヒリュウ」

「そんなゲームをして楽しかった?」

「昔はな。今はちょっと無理だ。なんて言ってもチームプレイがないからな、今の方がよっぽど楽しいさ」

「そうかい。親近感がわくよ」

「ドライなところがヒリュウには在り処らな」

「だね。このゲームで随分と変わったよ」

「アイリスもいるしな」

「うん」

「はい今度はあたし」

「少しは遠慮してほしいな」

「遠慮しないわよ。仲間じゃない」

「はいはい。じゃあどうぞ」

「ヒリュウ冷たい」

「僕は冷血漢な方なんだ」


 漫才の様な掛け声にそのまま話題な中学生時代の事に飛び火し、飲んで食べて話して笑ってを続けていた。


 □00:00→18:00


 遊んだ後は掲示版などを閲覧し、エキストラスキルなどを取得しても使い道がないなどの事も有るが、〖刀京〗のショップなどの情報、ライブハウス、バー、クラブなどもある。

 あちらこちら遊び回ってすでに疲れたとぐったりしている一同を見て宿屋に泊まるというレドの提案もあり、そこそこ安そうなビジネスホテルに泊まり、本当に疲れていたために、そのまま爆睡した。

 ゲームで気はトイレ、性的なことはできない仕様なので男女に分かれる必要もないが、人数分部屋を借り、そのままお休み。


 □2:00


 休んでから起床し、夜の街に繰り出す。

 すでに発見していた店に入り、そんな掛け試合をするNPCの者の前の席に座る


「眼力系は得意か?」

「そこそこできるぞ。あんたぷれいやーにしてはよくここが分かったな」

「そんな荒んだ雰囲気が全くなさ過ぎた店だからもしやとな」

「逆に俺が浮くほどか」

「という事だ。それほど強くはない」

「ほう。それほどね」

「能力としてはカンストしているのでこれ以上も上がらないしな」

「金か?」

「そんな物なら安全で稼げる場所にいくさ。何より金には困っていない」

「んじゃあ情報か?」

「いや腰の物を練習させてくれればいい」

「・・・練習?」

「銃を教えてくれる場所でもあるのだろ。金持ちなどの接客と共にな」

「何故学びたい」

「幾つか理由はあるが、この町の後に西部劇の場所にも行く予定でな。拳銃の訓練位はしておきたい」

「その費用のために掛け試合に出ると?」

「そういう事だ」

「100万支払うなら訓練のみも出来るが」

「結構安いんだな」

「幾らぐらいまで出せる」

「1億」

「1億?よく稼いだな。前金で半々か?」

「いや。前金で2割だ。それぐらいでも実弾の訓練費用にはなる」

「もう一億出すなら拳銃などのスキルを販売するが」

「了解した。まずは2億出す。スキルに対しての費用も払おう、あと装備品についてはどうなるのだ」

「西部劇に行くと言っていたな。拳銃程度は売れるぞ」

「商談成立だ」

「よい金づるだぜ全く」


 エキストラスキルの拳銃、二挺拳銃の二つを取得し、拳銃に試しも行い、訓練も受け、拳銃も色々と試し、回転式弾倉を持つ拳銃のリボルバー、マガジンを持つセミオートマチックハンドガンの二つの二個ずつを購入し、通常のフルメタルジャケットの9mm拳銃弾も購入しておいた。


 筋が良かったらしく一丁の拳銃、二挺拳銃も訓練し、トレーナーの勧めでショットガン、ライフルも学んだ。

 朝方の午前5時。


「まあ腕のは普通より下手なぐらいだが素人にしては上出来だ。金を払うならスキル、拳銃何度も売るが」


 現れたスキルは拳銃、二挺拳銃以外の銃技、精密射撃などもあるが、その一つ当たりの値段は最低でも100万、最高金額は複合スキル系統の精密銃技の1億だ。

 有り金には余裕があるのでひたすら銃技関係の複合スキル系統を揃えた。

 拳銃の実物としてはお勧めのグロッグ17、18、19など、リボルバーならスミス&ウェソンのM29などのマグナムだ。

 ショットガンやライフルもあるが、新しい種類に関していえば新しく支払う事になる上に、色々と必要になるので取得も購入もしなかった。


 〖刀京〗の暮らしは一週間続き、<星空の記録>の面々はバンド練習、海での遊び、色々な所での食事、なぜかあった映画館などの映画鑑賞、美術館、博物館なども鑑賞なども行う。

 夜などにはレドは裏ショップに言っての訓練を行う。

 購入したスキル。

 武器スキル:拳銃、二挺拳銃

 補助スキル:銃技才能、拳銃才能、二挺拳銃才能、銃使いの心得、拳銃使いの心得。

 二挺拳銃の心得、精密射撃、精密銃技、精密拳銃、精密二挺拳銃。

 12個を購入した。


 ▽


 この『刀京』はリアルでの2時間で、168倍の2週間の間過ごす事になる。


「マスター、おはよう」


 ピローテスが挨拶の言葉を口にする。レドは挨拶を返す。


「おはよう」


 他の面々も挨拶する。


「おはよう」

「おはようございます」

「はよう」


 ウルカ、ツグミ、ユウヤが挨拶し、レドも挨拶を返す。

 従者を連れたアリサ、アリサの従者のファルスと、フォルゼンの三名。


「おはよう」


 レドが挨拶すると三名も返してきた。


「おっはよ~♪」

「おはようだぜ」

「おはよう」


 三名も席に着く。

 残るヒリュウとアイリス、セリルが現れる。


「おつはー」

「おはよう」

「おはようございます」


 3人も席に着く。


「「いただきます」」


 と言って料理を食べる。

 これらの朝の補給が終わり、その後のティータイムに説明する。


「夜の内に裏ショップでこんな物を購入してきた」


 見せるグロッグ18C(長186mm、重量703g、装弾数17/19/31/33発、発射速度1,200発/分。)の二挺だ。ポリマーフレームの外見に、グロッグ17とそれほど変わらないタイプだ。


「火薬を使った兵器の一種の、拳銃という」

「ルールを破りたがる者が要るのは仕方のない事だな」

「拳銃だ」

「裏ショップ」

「こう言う事に長けているなぁ。うち等のリーダーは」

「拳銃だぁ♪」

「という訳で、今日の所は射撃訓練だ」

「「賛成」」


 □


 裏ショップでのトレーニング、全員が武器スキルの拳銃、補助スキルの銃技才能、拳銃才能、銃使いの心得の四つを取る。

 武器としては扱い易いグロッグ17L(全長225mm、重量748g、装弾数17発。)を購入した。

 この後に裏ショップのボスの紹介で仕事を引き受けた。

 そうしてこの仕事を行う場所に来る。

 一般的な日本の一戸建て。


「中に入るぞ」


 一行が内部に入る。

 内部は診療所になっており、内部の屋内は意外にも広い。


「内部を調べるので一時的に散開、なにかあればPTチャットでの連絡を」


 レドと従者のピローテスの2名、アリサと従者のフォルスト、フォルゼンの3名、ヒリュウと従者のセリル、アイリスの3名、ウルカ、ユウヤ、ツグミの3名。


「アリサと従者、ヒリュウと従者、ウルカ、ユウヤ、ツグミは固まって調べてくれ、ピローテスは俺と組む」


 誰も異論はないらしく頷き。

 散開して調べる。

 二回へと上がったレド、ピローテスの従者コンビ。

 外見からは想像できないような広々とした作りだ。

 一戸建ての二階建てというのに、天井までは優に5mはある、通路の道幅も4mはある。

 レドが近くの壁を指でなぞった。


「汚れはないし、はてさて目標は何処にいるのやら」

「マスター、手分けして探すか?」


 ピローテスの提案に、レドは首を振る。


「ある程度は固まった方がいい」


 歩き出したレドの後ろを歩くグローテス。

 一つの部屋に入る。

 女が居た。蝶々の様な羽を生やした、小柄な褐色の女だ。

 手に持つ拳銃のグロッグ18Cを向け、ピローテスはグロッグ17Lを向け主人を見る。


「ここの住人か?」


 レドの言葉に、女は攻撃魔法スペルで答える。

 炎に包まれたレドに、反射的にグロッグ17Lのトリガーを引く。

 タン!タン!

 女にHITし、弱点だったらしくノックバックする。

 そのまま射撃で倒した。


「久し振りにダメージを負ったぜ」

「回復するか?」

「いやポーションで回復でもするさ」


 と言って、アイテムを取り出して飲む。


「室内を調べるぞ」

「了解」


 調べ始める二人、特におかしなところはなく、他の部屋に向かう。

 今度は石像の様な変てこなモブが居た。

 突っ込んでくる石像の様なモブに、グロッグ18Cのセミにセレクトし、後はひたすら撃つ。これで容易に撃破出来た。


「調べるぞ」

「了解」


 二人が調べると、幾つかの箱が見つかる。

 レドが罠外し、鍵開けの二つの生活スキルを取る。

 この間にピローテスはくまなく探した。

 手に入ったアイテムなどを回収し、弾倉等を確認。


「次に向かうぞ」


 次の部屋にもモブが降り、今度はぬいぐるみの様な小柄な雪だるまが居た。

 射撃で片付け、内部を調べ、アイテムを取得する。

 次も繰り返し、二階を調べるなか。


「屋内と建物が合わないな」

「ああ。同もダンジョン化している様だ」

「そういえばマスターは召喚スキルは取得しないのか?」

「なんだ取得して欲しいのか?」

「居れば楽だなと」

「分かった」


 スキル取得チケットを使い取得した。

 ▽スキル取得

 レド:罠外し、鍵開け、従者召喚

 スキル説明

 罠外し:罠等の解除のためにスキル

 鍵開け:鍵などを開けるスキル

 従者召喚:従者を召喚します

 ▽一覧

 プレイヤーネーム:レド

 種族:闇妖精ダークエルフ

 性別:男

 ジョブ:上位錬金術師(錬金術の上位)将軍(レド専用ジョブ)音楽家(吟遊詩人の上位)

 クラス:上位調合士(調合士の上位)総指揮騎士(レド専用クラス)聖騎士 弦楽器演奏家(演奏家の上位)

 身長:177㎝

 瞳色:黒

 髪色:白髪に近い銀髪

 肌色:褐色の肌

 スキル構成3/2718

 武器スキル:剣Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 片手剣Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 拳銃Ⅰ 二挺拳銃Ⅰ

 防具スキル:布製Ⅰ 革製Ⅰ 竜騎士鎧1 盾Ⅰ.Ⅱ 竜騎士盾Ⅰ.Ⅱ

 装飾スキル:アクセサリーⅠ

 魔法スキル:従者召喚Ⅰ 付加Ⅰ 付加術Ⅰ 弱体化Ⅰ 弱体化術Ⅰ 呪音楽演奏Ⅰ

 補助スキル:

 魔法才能Ⅰ 呪音楽才能Ⅰ 眼力Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 索敵Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 両手利きⅠ.Ⅱ.Ⅲ 銃技才能Ⅰ 拳銃才能Ⅰ 二挺拳銃才能Ⅰ 銃使いの心得Ⅰ 拳銃使いの心得Ⅰ 二挺拳銃の心得Ⅰ 精密射撃Ⅰ 精密銃技Ⅰ 精密拳銃Ⅰ 精密二挺拳銃Ⅰ

 生活スキル:同時使役Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 演奏Ⅰ.Ⅱ 罠外しⅠ 鍵開けⅠ

 生産スキル:

【装備】

 近接武器 :竜騎士剣

 遠距離武器:グロッグ18C

 予備武器 :

 盾  :ドラゴンナイト・バックラー

 楽器:

 頭 :

 顔 :

 首 :

 胴 :竜騎士の鎧

 肩 :

 腕 :竜騎士の小手

 手 :竜騎士の手甲

 指 :

 腰 :竜騎士の腰当

 脚 :スラックス

 足 :レザーブーツ

 外着:

 内着:ワイシャツ

 下着:ボクサータイプ

 ▽


 〖従者召喚:ピクシー〗

 ピクシーを召喚した。


「補佐を頼む」

「はいは~い♪」


 どうも明るい性格の様だ。

 ちなみに従者の召喚系は死んでも召喚し直せば復活するが、ジョブチェンジやクラスチェンジには特殊なアイテムを必要とする。逆にテイム系は死んでも復活はしないが成長は容易であり、死んでしまう点を除けば高い成長率を誇る。

 他の部屋を調べる。

 今度はインド当たりの踊り子や女神のような格好の女モブ、拳銃のグロッグでの射撃で倒し、室内の宝箱などのアイテムも回収する。

 その次は天狗、その次は玉ねぎ、次は一反木綿、次は犬を細くしたようなもの。

 程々に終えてから一階に戻る。

 他の面々のヒリュウとセリル、アイリスの三名が居た。


「あっレド!」


 エルフ系のヒリュウが声を出す。

 他の二人も気づくそれぞれ手を上げる。


「よう。なんか見つかったか?」


 レドの挨拶と質問にヒリュウが首を振る。


「二階にはモブが居たぜ」

「何かあったら連絡するんじゃあなかったの?」

「一度スペルを受けたぐらいだ。大したことじゃないと判断したのさ」

「へー珍しい、レドがダメージを受けたのはこれで2度目か」

「そうなるなぁ。まあ他のメンバーにも知らせるか」


 メールを作製し連絡する。

 返信が来て直ぐに帰還するとの事だ。


 □


 アリサと従者のフォルスト、フォルゼンの3名、ウルカ、ユウヤ、ツグミの3名も戻る。

 二階での事を説明し、直ぐに体制を整えて向かう。


「まずは班分けだ。アリサと従者、ウルカ、ユウヤ、ツグミを第2班、俺とヒリュウたちが第1班だ。第1班は5名なので俺が召喚する」


 再びピクシーを召喚し、テイマー&サモナーのヒリュウが嬉しそうにニコニコとしていた。アリサは何故か裏切られたような顔だ。


「アリサも従者召喚は取っておけ、何かと役立つ」

「うーん。まあいっか。分かったわ取る」


 アリサも従者召喚スキルを取り、同じようにピクシーを召喚した。


「式の方はウルカに一任する、戦闘中はこんな大所帯だ。一人じゃあ出回らないむしろ口が回らない」

「了解だ」

「よし上がるぞ」


 二階へと上がり、部屋等も再度確認し、MOBモブPOPポップしていなかった。

 特に戦闘もなく進み、ダンジョンの二階フロアの奥に、一つのシャッターの降りた場所につく。


「いかにもボスの場所だな」


 レドがこう言うと他の面々も同じ感想らしい。


「戦闘用にスキル構成を切り替えてから突撃するぞ」


 それぞれがスキルを調整し、この後にシャッターを開けて突撃した。

 大きな猿の様な獣が奥にいた。

 眼力Ⅲにスキルによりスペックを見る。

 □□□□□□□□□□

【ヌエ】

 種類 ボス

 種族 妖

 Lv ???

 HP 312/312

 MP 168/168

 TP 200/200

 STR 29

 INT 26

 MND 18

 VIT 20

 DEX 10

 AGI 22

 LIK 13

 CHR 1

 耐性 氷 神聖 暗黒 即死

 弱点 炎

 スキル 脳天乱月

 □□□□□□□□□□


「きぇぉぉぉぉぉぉぉ」

「弱点炎!耐性氷、神聖、暗黒、即死!」


 盾を持つレドが直ぐに盾アーツを使う。


「アンカー・シールド」


範囲[中]ヘイト上昇[小]攻撃力上昇[小]防御力・速力低下[小]


「アンカー・ハウル」


範囲[中]ヘイト上昇[中]攻撃力上昇[小]防御力・速力低下[小]


「ドラグーン・アンカー・シールド」


範囲[中]ヘイト上昇[大]攻撃力・防御力・速力低下[小]味方耐性上昇[炎+1]


「ドラグーン・アンカー・ハウル」


範囲[大]ヘイト上昇[大]攻撃力・防御力・速力低下[中]味方耐性上昇[炎+2]

 ボスのヌエがレドに襲い掛かる。

 激しい格闘の打撃を小型盾のドラゴンナイト・バックラーで受ける。

 右手に持つグロッグ18Cでの射撃も時折加え、前衛のユウヤ、ツグミの二人も攻撃を加える。

 《燕返し》

範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[2]

刀アーツ、双刀でも使用可能。斜め切りと同じ軌道の斜め切り上げの2連撃、双刀の場合は4連撃を食らわせ、

《鬼龍剣》

範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[8]

これを食らわせる。

《青龍剣》

範囲[小]ダメージ率[大]ヒット率[1]

これらの大ダメージを食らわせる。

 《ダブル&ツインスラッシュ》

範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[4]

双刀での4連撃を食らわせ。

《ソード・ファイナルスラッシュ》

範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[8]

双刀での8連撃を食らわせ。

《インパクトツインスラッシュ》

範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[16]

双刀での16連撃を食らわせる。


 《流星打》渾身の一撃、《鳳凰撃》打ち下ろし、直ぐに上げ打ち、これを8回繰り返す。《臥竜山》渾身の特大の一撃

 《火竜蹴撃》渾身の一撃、《旋風脚》左右からの足技の連打。《偃月蹴り》渾身の特大ダメージ

 《闘魂撃》蹴り上げ気味の足技を食らわせ、そのまま浮いた所にアッパー気味のパンチを食らわせ、空中に浮かんだ所に対し拳での連打(8連打)に、《乱殴打》ひたすら殴るの超打撃。《乱魚》手足の乱打を行う。


 ここに忍びスタイルのウルカが滑り込むように後方からアーツを使う。

 《暗殺月下》突進系突き技の特大ダメージ、《砂上楼閣》突進系の前方2段斬りの超特大ダメージを与える。

 怒涛のラッシュを受けたボスは気絶した。


「アクセル・エッジ」


 レトの《アクセル・エッジ》(剣Ⅰアーツ・4HIT)を使う。突進系の刺突を繰り出し、これが連続した多段ヒットを起こす、そのままつなげる様な剣Ⅱアーツを発動、前方に向けての扇状の衝撃波の《レイド・インパクト》(剣Ⅱアーツ・1HIT)によりボスが微かにノックバックする。さらに剣Ⅲアーツを使う。《デルタ・スクェア》(剣Ⅲアーツ・12HIT)の連続斬りを行う。

 追加する様な片手剣アーツを使う。

 《レギオン・エッジ》(片手剣Ⅰアーツ・5HIT)の回転計の振り回しの5回転を行い、《ダンシング・アタック》(片手剣Ⅱアーツ・6HIT)の連続した突き技を食らわせ、《ホリゾンタル・ストライク》(片手剣Ⅲアーツ・12HIT)の突き技の6連撃、前方斬りの5連撃、渾身の一撃の1HITだ。


「ヒリュウさんの突撃だ!」


 レドが横にステップする。

 《ダイナミック・カタパルト》(ハルバードⅠアーツ・4HIT)突進系の振り下ろしの1HIT、突き技系の3HIT、《ヴァイオレンス・ランバー》(ハルバードⅡアーツ・3HIT)振り回し系の範囲攻撃の3連撃、《ジャック・エクスプロード》(ハルバードⅢアーツ・3HIT)振り下ろし系の1HIT、そのまま突き技系の1HIT、そのまま薙ぎ系の横薙ぎの1HIT。


「〆るわ!」


 ヒリュウの横がステップする。

 《デス・レギオン》(大鎌Ⅰアーツ・1HIT)突進しながらの一回転の1HIT、《デストロイヤー・ダンシング》(大鎌Ⅱアーツ・8HIT)連続技系の大鎌の連続斬り、《ヘルレイザー・グリープ》(大鎌Ⅲアーツ・5HIT)回転斬り理系の連続した4HIT、バックステップし、突進しながら突進し大振りの一撃を食らわせて決めた。


 200HIT以上のヒットを記録した。

 ボスが淡い光を放ち粒子となって消える。

 □□□□□□□□□□


【ボス撃破】


 [初回撃破報酬]

 ヌエの涙

 ブリキの留め金

 避雷針


 [撃破報酬]

 妖の涙

 妖の毛皮

 妖の肉


 [ノーダメージボーナス]

 ウェアラブルPCサモナータイプ


 [ヒット記録ボーナス]

 ダイヤモンド(最高級)


 □□□□□□□□□□


「帰還するぞ」


 □


 裏ショップでの報酬と、装備を整えると同時に生産所を借りる。


「涙系は頂くぞ」

「では私は毛皮だ」

「あたしは留め金ね」

「僕は肉だね」


 それぞれが買取った。

 生産所での生産を行う。


 □

 ヌエの涙、妖の涙の二つを調べてから、混ぜる。

 水の方は最高級浄水(☆×4)

 □□□□□□□□□□

 名称  ヌエと妖の混合液


 素材  ヌエの涙(☆×4)

     妖の涙(☆×4)

     最高級浄水(☆×4)

 品質  ☆×4


 耐久度 40/40


 効果

 妖特攻:妖系にLv4の特攻

 雷撃追加:攻撃に雷撃Lv4を追加する


 備考

 特殊な混合液。妖系に特攻、雷撃の追加効果もある。


 □□□□□□□□□□


 この混合液を分解で☆×3の40個に分け、森と平原と海の混合液と混ぜる。


 □□□□□□□□□□

 名称  妖と森と草原と海の混合液

 素材  ヌエと妖の混合液

     森と平原と海の混合液

     最高級浄水

 品質  ☆×4

 耐久度 40/40

 効果:

 木属性・耐性:木属性Lv3、木耐性Lv3

 水属性・耐性:水属性Lv3、水耐性Lv3

 対植物属性:植物Lv3の特攻

 対動物属性:動物Lv3の特攻

 対水棲属性:水棲Lv3の特攻

 妖特攻:妖系にLv4の特攻

 HP・MP増加:HP・MP6%増加

 雷撃追加:攻撃に雷撃Lv4を追加する


 備考:

 高品質な原液、食品、ポーション、餌、染料、趣向品、ガラス、武器などの物に使え、植物・動物・水棲・妖の攻防に役立つ、また木・水の属性・耐性付与、武器の場合は雷撃を与える。味が非常に良いために餌としては有効である。なお普通に食べられる物でもある為に誰でも食べられる。

 □□□□□□□□□□


 これを染料・塗料化する。


 □□□□□□□□□□

 名称  妖と森と草原と海の染料(渋柿色)

 品質  ☆×4

 耐久度 40/40

 効果

 木属性・耐性:木属性Lv3、木耐性Lv3

 水属性・耐性:水属性Lv3、水耐性Lv3

 対植物属性:植物Lv3の特攻

 対動物属性:動物Lv3の特攻

 対水棲属性:水棲Lv3の特攻

 妖特攻:妖系にLv4の特攻

 HP・MP増加:HP・MP6%増加

 雷撃追加:攻撃に雷撃Lv4を追加する

 備考

 高品質な染料、渋柿色に染められるも、見事な品質の物でありその付加価値は非常に高い、味わいの方はやや渋い。

 □□□□□□□□□□

 名称  妖と森と草原と海の塗料(渋柿色)

 品質  ☆×4

 耐久度 40/40

 効果

 木属性・耐性:木属性Lv3、木耐性Lv3

 水属性・耐性:水属性Lv3、水耐性Lv3

 対植物属性:植物Lv3の特攻

 対動物属性:動物Lv3の特攻

 対水棲属性:水棲Lv3の特攻

 妖特攻:妖系にLv4の特攻

 HP・MP増加:HP・MP6%増加

 雷撃追加:攻撃に雷撃Lv4を追加する

 備考

 高品質な塗料、渋柿色に染められるも、見事な品質の物でありその付加価値は非常に高い、味わいの方はあまり美味しくない。

 □□□□□□□□□□

 他にもHP・TP・MPポーションの回復ポーション、アタック・プロテス・スピードポーションの自己強化ポーション、ノンアタック・ノンプロテス・ノンスピードの弱体化のポーション、各種技能低下ポーション、各種技能強化ポーション。

 ☆×4になると同列の物、下位の物も混ぜられる便利な物だ。

 そうやって生産した各種ポーションを生産した。

 仲間の生産を行うウルカに染料、アリサに塗料を送り、二人より返信でありがとうと有った。

 原液の方はヒリュウに送り、短く返信があった。

 暇になったところで、ふと拳銃に目が行く。

 ポリマーによってつくられた拳銃のグロッグ18Cだ。

 この場合塗料なのだとは思うが、悪戯心から試す。

 □□□□□□□□□□

 名称  迷彩塗料付きグロッグ18C

 素材  妖と森と草原と海の塗料(渋柿色)

 グロッグ18C

 品質  ☆×4

 耐久度 40/40

 ATK +36

 射程  50m

 命中率 +100%(フルオートの場合は半減する)

 効果

 木属性・耐性:木属性Lv3、木耐性Lv3

 水属性・耐性:水属性Lv3、水耐性Lv3

 対植物属性:植物Lv3の特攻

 対動物属性:動物Lv3の特攻

 対水棲属性:水棲Lv3の特攻

 妖特攻:妖系にLv4の特攻

 HP・MP増加:HP・MP6%増加

 雷撃追加:攻撃に雷撃Lv4を追加する

 備考

 珍しいまでの付加価値を持つ拳銃、極めて強力な拳銃の為に上位ランクにすら負けない性能を持つ。

 □□□□□□□□□□


「凄い性能、なるほど、という事は」


 今度は弾に使ってみる


 □□□□□□□□□□

 名称  塗料付き弾丸

 素材  妖と森と草原と海の塗料(渋柿色)

     9×19mmパラベラム弾

 品質  ☆×4

 耐久度 1/1

 ATK +18

 効果

 木属性・耐性:木属性Lv3、木耐性Lv3

 水属性・耐性:水属性Lv3、水耐性Lv3

 対植物属性:植物Lv3の特攻

 対動物属性:動物Lv3の特攻

 対水棲属性:水棲Lv3の特攻

 妖特攻:妖系にLv4の特攻

 HP・MP増加:HP・MP6%増加

 雷撃追加:攻撃に雷撃Lv4を追加する

 備考

 珍しいまでの付加か価値を持つ銃弾、ユニークの弾丸とは引けを取らないユニークとすらいえる強力な銃弾。

 □□□□□□□□□□


「なるほどねえ」


 銃弾の場合は強制的に耐久度が下がるらしい。

 今度はマガジンに使う


 □□□□□□□□□□

 名称  塗料付きマガジン

 素材  妖と森と草原と海の塗料(渋柿色)

     9×19mmパラベラム弾用33発ロングマガジン

 品質  ☆×4

 耐久度 40/40

 効果

 木属性・耐性:木属性Lv3、木耐性Lv3

 水属性・耐性:水属性Lv3、水耐性Lv3

 対植物属性:植物Lv3の特攻

 対動物属性:動物Lv3の特攻

 対水棲属性:水棲Lv3の特攻

 妖特攻:妖系にLv4の特攻

 HP・MP増加:HP・MP6%増加

 雷撃追加:攻撃に雷撃Lv4を追加する

 備考

 珍しいまでの付加か価値を持つマガジン、ユニークすら超える性能を持つマガジン、内蔵される弾薬に対して効果を一時的に付与する機能を有する。効果を付与し過ぎると耐久度が減る欠点もあるも優れたマガジン。

 □□□□□□□□□□


「おお凄い」


 これらを大量生産するのにそれほど時間は要らなそうだが、弾丸全てに塗料をつけるのは大変そうだ。


「まっやってみますか」

[登場人物一覧]

▽PC一覧

レド:星空の記録のリーダー。アルケミスト&ナイト&テイマー&サモナー

特徴:177cm。髪色は白髪に近い銀髪、瞳の色は黒、肌の色は褐色。

リアルでは高校に上がる頃の15歳、小学校の頃の騎士ゲーの『ナイト・オブ・ナイト』、中学校時代の銃ゲーの『メタル・マジック・オンライン』、この二つの経験のあるVRMMOの歴の長いベテランプレイヤー。基本的に生産・戦闘を両立したプレイスタイルで、生産では調合を基本とした様々な薬品を作り、プレイヤーも従者でも美味しく食べられる薬品を作ることが多い、戦闘では前方に立つ騎士職が基本のダークエルフ。


ウルカ:星空の記録のサブリーダー。ニンジャ&サムライ

特徴:160cm。髪色は黒、瞳の色は黒、肌の色は白色

リアルでは高校に上がる頃の15歳、プレイスタイルは忍者、時々侍の和風の職業や装備に類を好む。このVRMMO『ワンオフ・フリーライフ・オンライン』が初めてのVRMMOである。生産に関しては裁縫・革細工の二つを中心に行い、PTに装備品などを提供する、またレドのおふざけに拳などの突込みと同時に入れるPTの貴重なストッパー、ヒュムながらも相手の弱点を突くなど火力等に、索敵・偵察・警戒も担当。


アリサ:テイマー

特徴:165cm 髪色は白髪に近い銀髪 瞳の色は銀色 肌の色は乳白色

リアルでは高校に上がる頃の15歳、プレイスタイルはテイマー、名うての大鎌使いでもあり、細工を中心に行う生産プレイヤーでもある。このVRMMO『ワンオフ・フリーライフ・オンライン』が初めてのVRMMOで、従者の二人を我が子のように考えるタイプで有り、母性の強いタイプの女性プレイヤー。種族はハーフエルフであり、防具は衣類のみで装飾品を数多く身に着ける。主に大鎌での前衛火力担当。


ヒリュウ:テイマー&サモナー

特徴:157cm 髪色は淡い桃色 瞳の色は碧眼 肌の色は雪色

リアルでは高校に上がる頃の15歳、プレイスタイルはサモナー(召喚士)を中心としたテイマー(獣使い等)も兼ねるエルフ系女性プレイヤー。生産では調理を中心に行う。このVRMMO『ワンオフ・フリーライフ・オンライン』が初のVRMMOである。ハルバードを基本とした重戦士でもあり、防具は衣類のみだが高い火力を持つ。常に召喚するのはドリアードのセリアのみ、テイムエネミーではニクシーのアイリスのみ。


ユウヤ:侍の双刀士

特徴:145cm 髪色ははちみつ色 瞳の色はハシバミ色 肌の色は黄白色

リアルでは中学に上がる頃の12歳、双子の片割れの弟。プレイスタイルは戦闘オンリーの侍、火力と手数兼ねる双刀を好み、他にも騎乗での槍なども扱う、飛び道具では手裏剣等を好む。このVRMMO『ワンオフ・フリーライフ・オンライン』が初めてでありかなり楽しんでいる。性格は一見能天気で考えのなさそうだが、時折鋭い事や的を射ることを言う、また豪胆な性格でかなりの勇敢な少年。種族はウェアウルフ


ツグミ:武道家の格闘士

特徴:145cm 髪色ははちみつ色 瞳の色はハシバミ色 肌の色は黄白色

リアルでは中学に上がる頃の12歳、双子の片割れの姉。プレイスタイルは戦闘オンリーの武道家、ひたすら殴る蹴るだけではなく、騎乗したとき用の長柄武器の薙刀を愛用する、リアルでは空手の黒帯らしく非常に腕っ節が強いらしい。このVRMMO『ワンオフ・フリーライフ・オンライン』が初めてのゲーム、性格は慎重にした優等生タイプ、弟の姉であるために弟のユウヤとはいつも一緒、種族はフェルパー。


▽従者一覧

ピローテス:騎士=暗黒騎士・聖騎士

特徴:168cm 髪色は白髪に近い銀髪 瞳の色は黒 肌の色は褐色

レドの従者の、ダークエルフの女性、従者としては珍しいまでに数多いスキルを所有し、前衛・後衛を両立する優れた戦闘スタイルを持つ。騎士職の他に踊り子職を持ち、生産こそ行わないが、色々な事に精通する。また出会った男性が最初に見る程に豊かなバスト(90以上)を誇り、非常に女性的な魅力のある従者、性格は凛々しく勇ましい、星空の記録の従者たちのリーダー的な存在でもある。


フォルスト:召喚士=戦技召喚士

特徴:165cm 髪色は栗毛 瞳の色は緑瞳 肌の色は乳白色

アリサの従者の、ドリアードの女性、ドリアードとしては珍しい少年口調の女性従者、主に戦技召喚の他に治癒・防御の魔法も担当する後衛、召喚士ではあるものの、主にバフを担当し、攻撃するのは稀であり回復するのは更に稀である。性格の方は少年的でもあるが、好みの服を着込むあたり少女的な一面もある。星空の記録では珍しいまでの後衛であり、相方のフォルゼンと良く行動を共にする。


フォルゼン:武道家=格闘士

特徴:2m 髪はなく 瞳もなく 肌色は枯れ木色

アリサの従者の、エルダーナイトの男性、エルダーナイトらしく完璧な前衛、武器は格闘のみという極めて珍しいタイプの格闘専門の従者、基本的に寡黙であまり話さないが音楽などにも興味を示すなど意外に好奇心旺盛、衣装は主に執事服など、従者たちの中では黒一点でもあり、相方のフォルストとは好く行動を共にする。最近は拳銃スキルのおかげで活躍の幅が広まる。


セリル:召喚士=戦技召喚士

特徴:165cm 髪色は栗毛 瞳の色は緑瞳 肌の色は乳白色

ヒリュウの従者の、ドリアードの女性、フォルストと同じようなスタイルながらこちらは完璧な後衛、後衛火力としてはフォルストを大幅に上回り、常にアラビアンナイトの踊り子のような格好を好む。言葉は丁寧ながらも、同じドリアードのフォルストを教育することに情熱を燃やし、フォルストは困っているが、いかにも教育ママと言った感じの女性従者でもある。


アイリス:戦士=槍使い

特徴:150cm 髪色は真っ赤 瞳色は碧眼 肌色は陶磁器色

ヒリュウの従者の、ニクシーの女性、セリルは召喚従者に対し、こちらはテイムエネミーでもある、主に前衛を担当し、槍での攻防戦には誰もが一目置くほどの達人でもある、基本的に男性口調で有り、凛々しく勇ましい、本人は背が低い事に悩んでおり、この事が長柄武器などに走らせたもよう、水中戦より陸上での戦いを好む傾向にあるものの、別に水中戦が下手という訳でもないらしい。

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