020:四門ダンジョン。其の7
レド達、アリサ達のPT
前衛:レド+ルリ、ピローテス、アリサ、フォルゼン
中衛:ティア+ユキカゼ
後衛:リャナ、ピュシー、フォルスト
「居た!エリアボスのコボルトキングよ!」
「なんだよ戦った経験があったのか?」
「軽くね♪」
「じゃあ適当に狩るぞ」
《ジェネラルアンカー》を使いヘイトを稼ぐ、コボルトキングが雄叫びを上げる。
ティアの連射クロスボウ〝ポンプ式クロスボウ〟からの属性矢が直撃し、エリアボスの動きを止める。
「・・・なんか、汚いわ」
「えーなんでー」
「なんか戦士の戦い方じゃないわ」
「これもアーチャーの戦い方ですアリサさん」
「そう。まっ適当に狩るしかないわね」
アリサがすたすたと近付いて、大鎌を一閃、コボルトキングの首に直撃し、大ダメージを与えるにとどまり、即死は出来なかった。
「あら、即死系は効かないのね。なら」
《デス・レギオン》
範囲[中]ダメージ率[小]ヒット率[1]
備考:大鎌―つの基本的な技
突進してからの大鎌の回転斬り。
『ダメージ100』
《デストロイヤー・ダンシング》
範囲[中]ダメージ率[小]ヒット率[8]
備考:連続斬り
大鎌での連続斬りを8回連続して切り裂く。
『ダメージ800』
《ヘルレイザー・グリーブ》
範囲[中]ダメージ[中]ヒット率[5]
備考:回転斬り×4、その後の大技
回転きりを連続して4回、バックステップしてからの突進しながらの大振りの一撃を決めた。
『ダメージ1000』
「中々死なないわね」
「俺が行く」
《闘魂撃》
範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[10]
備考:蹴り技と拳技の連打
蹴り上げ気味の一撃で浮かした後に、更に浮かすアッパーを入れ、更に8連打。
『ダメージ1000』
《乱殴打》
範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[20]
備考:拳でのひたすら殴り
拳での20連打を食らわせた。
『ダメージ2000』
「硬い」
「では私が」
ダメージ率[大]ヒット率[1]
備考:振り回した一撃を加え、DEFダウン
振り回し系の一撃で〝暗黒牙〟の一撃がコボルトキングに直撃する。
『ダメージ400、DEFダウン』
「じゃあ俺だな」
《ジェネラル・ブラスト》
ダメージ率[特大]ヒット率[1]
備考:大上段からの突進しての一撃を加える。背後なら追加ダメージ。
この大上段の構えになり、突進しながら振り下ろした一撃が直撃した。
『ダメージ1200』
「ほい」
バトステが解けかけると、ティアが属性矢を射る。
「面倒だ適当にボコろう」
「賛成♪」
「異論はない」
「了解だ」
前衛四人でのひたすらフルボッコで倒した。
『コボルトキングを倒しました』
『ドロップアイテムを取得しました』
「楽だったな」
「ティアちゃん、ナイス」
「ぶい」
ティアがVサインを行う。
「調合系はくれ、代わりに細工系を提供しよう」
「その提案話に乗った」
物々交換をした。
「楽に倒せたし、町に戻っての戦利品の山分けだな」
「そうね。朝から狩っていると疲れたわ」
「体力あるな」
「精神的なものよ」
「よし町に帰還だ」
▽『太古の城』城下町『森の都』
調理用・鍛冶用・木工用のドロップアイテムはヒリュウに、裁縫用・革細工用はウルカに、装飾用はアリサに、召喚具用や矢用はサクヤに、調合用はティアとレドに渡され、要らないドロップアイテムは店に叩き売る。
「今日は狩るぞ。白虎ダンジョンへGO」
「「おお!」」
『星空の記録』のフルメンバーで向かう。
▽PT構成
前衛:アリサ、フォルゼン、ヒリュウ、アイリス、サクヤ+ドレ
中衛:レド+ルリ、ピローテス、ティア+ユキカゼ、ウルカ
後衛:リャナ、ピュシー、フォルスト、セリル
白虎の広場より北側にある白虎ダンジョンに入る。
コボルト大群とエンカウント。
「アリサこれを飲んで即死魔法の範囲系を頼む」
「了解よ」
成功率2倍のポーションを飲んでからアリサが即死魔法の範囲系を使う。
2割が即死した。
「あんまり減らないわ」
「リャナ」
「御心のままに」
リャナの即死魔法の範囲系によって8割が即死した。
「「おお!」」
「射撃部隊攻撃開始」
〝ポンプ式クロスボウ〟で矢を射るレド、ピローテス、ティア、属性の手裏剣で投擲するウルカ、適当にバテステを起こさせたら、後は前衛がボコる。
そのまま突き進み。
コボルトの大群の後はコボルト・ソルジャーの大群も、アリサとリャナの即死魔法で減らし、射撃部隊でバテステを与え、その後ら前衛でボコった。
次に現れたのはコボルト・ナイト、同じように即死で削り、射撃部隊でバテステをさせたかったが、鎧に弾かれ、思うようにできないので、暗黒魔法剣に切り替えての攻撃。
暗黒魔法剣Ⅰ範囲系スペル【ダークネス・ファング】
範囲[大]ダメージ率[小]
備考:範囲内に暗黒属性の魔法攻撃。
これにより放たれ黒い波紋。
暗黒魔法剣Ⅱ範囲系スペル【ダークネス・ブレス】
範囲[大]ダメージ率[中]
備考:範囲内に暗黒属性の魔法攻撃。
これにより放たれた黒い霧。
暗黒魔法剣Ⅲ範囲系スペル【ダークネス・レイ】
範囲[大]ダメージ率[大]
備考:範囲内に暗黒属性の魔法攻撃
これにより放たれた黒い拡散レーザー。
「ふむ」
忍法Ⅰ範囲系スペル【火遁の術】
範囲[大]ダメージ率[中]
備考:自分を中心の範囲内攻撃に火炎属性の魔法攻撃、一定確率で火傷・混乱付与。
「片付いたな」
ウルカの最後の忍法が決め手となり、コボルト・ナイトが消えた。
次のコボルト・センチネルの大群。
即死で削り、暗黒魔法剣のコンボ、忍法で削り、ドレのファイアーブレスで削ってから、ルリ、ユキカゼのブレスで片付けた。
最終的なボス。
『ダンジョンボスのコボルトエンペラーが現れました』
二本の剣を持つ巨大なコボルト。
【従者召喚:ジン】により風の大男が現れる
【従者召喚:エント】により森の古樹が現れる
【従者召喚:クラーケン】により海の大イカが現れる。
ヒリュウの召喚魔法により、怒涛の攻撃が始まる。
ジンの攻撃【大嵐】
範囲[特大]ダメージ率[超大]
エントの攻撃【樹海】
範囲[特大]ダメージ率[超大]
クラーケンの攻撃【津波】
範囲[特大]ダメージ率[超大]
一つ1600のダメージを合計三回食らわせた。
「参るぞ!」
「アリサ姉さんのお通りよ!」
「ヒリュウさんの突撃だよ!」
前衛三名の突撃。
「おし、世界樹の木を設置、適当でいいぞ」
「了解」
「了解だぜ」
「承りましたわ」
フォルゼン、フォルスト、セリルが世界樹の木を設置する。
固有スキル【世界樹の木】
範囲[特大]回復率[小]設置可能数[1]
備考:壊されるまで回復し続ける木を設置。
「よし、アイリス、青竜召喚」
「了解した」
固有スキル【青竜召喚】
範囲[特大]ダメージ率[超超大]ヒット率[1]
備考:範囲内の最高峰のダメージ
水晶に覆われた青い竜が現れ、ブレスを放つ
3200のダメージ。
「俺とピローテスは闇木香」
「了解した」
固有スキル【闇木香】【闇木香Ⅱ】
範囲[大]回復率[小][中]
備考:範囲内のMP・TP回復
「ピローテスは踊り、俺は演奏だ」
「了解した。なにを」
「特技再使用待機時間減少でいいだろう」
「了解した」
固有スキル【舞踏Ⅱ】→【猛攻の踊り】
範囲[中]効果[特技再使用待機時間減少]
固有スキル【演奏Ⅱ】→【マエストロコピー】
範囲[―]効果[味方のスキル・アーツ・スペルのコピー]
【マエストロコピー】→【青竜召喚】
範囲[特大]ダメージ率[超超大]ヒット率[1]
備考:範囲内の最高峰のダメージ
水晶に覆われた青い竜が現れ、ブレスを放つ
3200のダメージ。
「こんなものか」
楽器を戻した。
「おし後衛は魔法攻撃」
「御心のままに」
「お任せ~」
暗黒魔法Ⅰ単体系スペル【ブラッドサック】
範囲[単体]ダメージ率[小]
備考:HP吸収効果
元素魔法Ⅰ単体系スペル【サンダーボルト】
範囲[単体]ダメージ率[小]
備考:一定確率で感電
「戦技召喚行ってみよう」
「了解だぜ」
「承りました」
「うん」
戦技召喚Ⅰ単体系スペル【初級召喚】×3
範囲[単体]ダメージ率[小]効果[アーツサモン]
備考:初級のアーツを召喚します
初級のアーツを召喚し直撃させる。
「ウルカ、手裏剣を頼む」
「アーツで行くぞ?」
「ああ」
「了解した」
手裏剣Ⅰアーツ《天地開闢》
範囲[中]ダメージ率[特大]ヒット率[1]
備考:手裏剣での特大ダメージ
放たれたアーツが特大ダメージを与え。
手裏剣Ⅱアーツ《永劫真理》
範囲[中]ダメージ率[特大]ヒット率[2]
備考:手裏剣での特大ダメージ×2
追撃の2発が食い込み特大ダメージを与え。
手裏剣Ⅲアーツ《森羅万象》
範囲[中]ダメージ率[特大]ヒット率[3]
備考:手裏剣特大ダメージ×3
最後の締めを飾るアーツにより巨大化した手裏剣が突き刺さり、幾つもの小さな手裏剣になって再び突き刺さる。
特大ダメージの5HITを食らわせた。
合計16.500のダメージ
「三匹暇だろ?」
「わん」
「くぇ」
「・・・(こくり)」
「ブレスを頼むぜ」
固有スキル【ファイアーブレス】×2
範囲[中]ダメージ率[大]
備考:一定確率で火傷を付与
固有スキル【アイスブレス】
範囲[中]ダメージ率[大]
備考:一定確率で凍傷を付与
1200のダメージを与えた。
「フォルゼンは暇とは思うが待機しておいてくれ、だぶん手下を呼ぶか突撃してくるぜ」
「了解」
「アイリスも同じな」
「了解した」
「ピローテスはそのまま踊り、後衛は攻撃を開始、ウルカも攻撃開始、三匹は待機、ティアと俺は、調合して攻撃するぞ。スタン系で十分だ」
「「了解」」
絶え間ない攻撃で、『コボルト・エンペラー』は苦境に立たされる。
攻撃し続けること10数分。
「オロローン」
皇帝が吼える。
『コボルト・ナイト』が現れる。
「即死は使うな、反射されたらたまらないからな、前衛二人は騎士たちに対応、フォルスト、リャナをつける。」
「「了解」」
「ウルカ、ティア、ピュシー、セリルは俺とも攻撃を続行、皇帝さんを片付けるぞ」
「「了解」」
「三匹は接近する相手を片付けくれ」
三匹が頷く
攻撃は更に続く。
苛烈な攻撃を受け続ける『コボルト・エンペラー』は、二刀流で対応するも、サクヤの巧みな妨害、アリサ、ヒリュウの絶え間ない斬撃を受け、何度もダメージを受ける。
サクヤの槍は基本的に属性の付いた槍で、バテステ効果を発揮する、しかし皇帝は直ぐに復活するために、妨害の意味しかない、また槍は基本的に『貫通』属性の為に突くことが基本だが、サクヤは鎧を着込まない箇所を突くのではなく、穂先で切り裂いていた。
アリサの大鎌は長柄武器ではあるが『斬撃』属性で、同じく長柄武器を持つヒリュウのハルバードは『貫通』『衝撃』『斬撃』の三種類の効果を発揮する優れ物だ。
長柄武器の三名からの攻撃が効果を発揮し、皇帝はひたすらダメージを受ける。
皇帝が二刀流でガードし始める。
(攻撃パターンが変わったか)
レドは皇帝をじっくりと観察していた。
「ティア、攻撃はしばらく待て」
「え?う、うん」
「あの皇帝さん、何かある」
素材から攻撃用のポーションを適当に調合し、性能を見る。
□□□□□□□□□
名称 薬品
素材 油・紙・瓶
品質 ☆×7
耐久度 1/1
効果
燃焼:火炎属性の燃焼効果Lv7
備考
攻撃用の薬品、所謂の所の火炎瓶
□□□□□□□□□
これをクロスボウの矢に括り付ける。
火をつけてから射撃する。
〝ポンプ式クロスボウ〟により放たれた矢は高速に皇帝に突き刺さり、火炎瓶が割れて燃える、そのままダメージを与えるも直ぐに鎮火した。
「このレシピで攻撃してくれ」
レシピの書いたメモを渡し、ティアが受け取り、作り始める。
レドも火炎瓶と矢で攻撃しながら、観察していた。
□
サクヤ、アリサ、ヒリュウの戦いは続き、当初は雑な攻撃しかしなかった皇帝こと『コボルト・エンペラー』ではあったが、次第に学習したかのように動きが良くなっていく。
三名の攻撃の中で、サクヤは安定した槍裁きで攻撃し、アリサは巧みな大鎌に操って攻撃していた。ヒリュウは、力任せのハルバード〝巨人襲撃〟での攻撃を繰り出すも、二刀流により防がれる。
体格において最も背が低いヒリュウは157cmだ。
ハルバードは2m、それでも攻撃が通らなくなると焦りを感じる。
力任せに振るっての一撃、これを皇帝は二刀流で受け、ステップを踏んで衝撃を流す。
反撃こそしてこないが、先程からのパターンばかりだ。
防御に徹されるとヒリュウは攻撃が通じない。
しかしヒリュウの攻撃により空いた隙に二人の攻撃が当たり、結果としてヒリュウの攻撃がキーとなっていた。焦るべきではなかったし、このまま続けていればよかった。
だがヒリュウは攻撃が効かなかったことに焦りはじめ、ついにアーツを使う。
《ダイナミック・カタパルト》
範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[4]
備考:突進からの攻撃
突進したところに、皇帝は冷ややかに笑い、ステップを軽やかに踏んで避ける、攻撃が外れたところに、皇帝からの蹴りを食らう。
『カウンターダメージ』
巨体からのカウンターの蹴りを食らったことで吹き飛ぶヒリュウ。
世界樹の木よりヒールが飛んでくる。
HPゲージが急速に回復する。
しかしヒリュウは精神的にダメージを負うかのように沈黙する。
「ヒリュウ!?」
レドの声が届く。
攻撃と指揮を中断し駆け寄ろうとするレドに、ヒリュウはハルバードを振るい制止した。
「やるじゃないか犬っコロ」
単なるボスと思っていたらこの攻撃だ。
温厚で陽気なヒリュウは、戦闘になると勇猛果敢になる。
「じゃあ。これでも食らって鳴けよ」
《ヴァイオレンス・ランバー》
範囲[小]ダメージ率[中]ヒット率[3]
備考:振り回しての範囲攻撃
振り回しての斬撃の連続した3連撃を食らわせ、更にアーツを使う。
《ジャック・エクスプロード》
範囲[小]ダメージ率[大]ヒット率[3]
備考:連続技
振り下ろしての一撃を食らわせ、そのまま突き刺し、そのまま薙ぎ払うの連続3連撃を食らわせた。
皇帝はたまらず後方に飛び下がる。
「弱い犬だ」
ヒリュウが吐き捨てる様に言う。
サクヤもアリサも面食らった様な顔で居た。
「どうしたのじゃヒリュウ?」
「僕はね。戦闘になるとスイッチが入るの、いつものヒリュウさんじゃないのさ」
「自覚はあるのね?」
「勿論」
「中々面白い娘じゃの、アリサもそうかえ?」
「高揚すると少しおかしくなるけど、ここまでじゃないわ」
「面白いのう。感情が高ぶると戦闘能力が上がるというのかえ?どういう補正じゃ」
「続き行くよ!」
「任せておけ」
「異議なし♪」
三人が攻撃を開始する。皇帝は下がる事で攻撃を避けるも、次第に巨大な門に近付く。
「さあ弱犬、お仕置きの時間だ」
「常にこのようじゃと頼もしいのじゃがな」
「それはそれで困った事よ」
三人の攻撃が開始され、今度は見事な連携により、ダメージを与えていく。
□
「ふぅ。ひとまずは安心か」
「お母さん、ヒリュウさんが心配?」
「彼奴は紙装甲だからな、攻撃力は有るのだが」
「紙の様な装甲?」
「そう言う言い方もできるな」
「でも、うーん。どちらかと言えば、うーん」
「ティア?」
「アリサさんの方が良いかも、でもヒリュウさんの料理は毎日食べたいし」
「テ、ティア?」
「大丈夫。お母さんの味方だから」
「何の話だ?」
「さあ攻撃開始!」
保護者には難しい話だったのか、少女1名は勝手に納得し、作業を再開した。
レドとしても困った事ではあるが、攻撃を開始する前に、もう一つの隊の方に指示を出す。
「フォルゼン、アイリス、アーツで叩き潰せ!」
「「了解」」
「フォルスト、リャナ!ダメージを強化せよ」
「「了解」」
四人の攻撃が決まりコボルトナイトたちが消滅した頃。
ウルカ、ピュシー、セリルの攻撃と、ティアの火炎瓶攻撃により、ジリ貧状態の皇帝は更に前衛三名の猛烈な連携攻撃を受けてほとんどボール状態。
ヒリュウの力任せのハルバードを受ける皇帝は、右から来る大鎌の一撃を慌てて受けようとし、真正面から突き刺しに来るサクヤの槍を何とか受け止めようとするも、ヒリュウの攻撃を受けて硬直し、アリサの大鎌を食らいよろめき、サクヤの槍を受けてよろけ、そこにヒリュウのハルバード、再びアリサの大鎌、続いてサクヤの槍のこの連続した攻撃を受け続け、三人の間を行き来していた。
「うーん。まあ放置しておこう、前衛の三名を除いて攻撃中止」
特に確タフな皇帝のHPゲージは既に真っ赤だ。
踊っていたピローテスは動きを止める。
「なんかボールみたい」
ティアの感想に、見ていた者達は「あ~なるほど」と感心した様な声で頷く。
三人の攻撃をひたすら受けていた皇帝は、後に消滅した。
『ダンジョンボスのコボルト・エンペラーを撃破しました』
『ドロップアイテムを取得しました』
「弱い犬だった」
ヒリュウがハルバードを一閃しした。
「次も軽いといいわね」
アリサが大鎌を回転させながら肩にかける。
「何事も程々にのう」
サクヤが槍を頭上で回転させて脇に挟む。
前衛三名の決めポーズが完了し、戦闘は終了した。
門が開き、一行が入る。
サモナーのレド、ヒリュウ、サクヤ、従者召喚スキルのあるアリサの四人の前に、一匹の白い虎が近寄る。
四人に順番よく否定をぶつけ。
『白虎と契約しました』
□
城下町に戻いつも通りに山分けし、要らない物は即売却してから従者も併せて山分けした。
自宅の共同住宅『星空邸』に戻り、冒険の疲れを癒す。
『メッセージが届いています』
一読する。
すっかりと記載された明細書、【C】よりレド宛ての支払い要求だった。
金額はすさまじく、億を突破した100億だ。
金策に走る為に一家の物を集めて事情を説明した。
「「100億!?」」
ティァとピュシーが大声で叫ぶ。
「いくらなんでもそんな金額は」
ピローテスがこう言うが、リャナは首を振りこう言った。
「払わなければマスターの信用が失われます」
「しかし!いやそうではあるが」
「私の力もありますし、直ぐに稼げるでしょう。マスター、幾つかの計画を提案したと思います」
「さすがは副官、心強いな」
「はい。まずレドの名前入りの香水の紅茶を作り、これをひたすら売ります」
「なるほど」
「これで得た資金を元に、薬を作ります。レドの耐性薬品、増加薬、強化薬、自然回復効果薬品、固有スキル取得フートです。これは全て別々に作り販売します」
「文字通り荒稼ぎするのだな」
「はい」
「ならば決まった作って売るぞ!」
「了解した」
「はい」
「ティア、ピュシーは頼むぞ」
「う、うん」
「100億を稼ぐとか、気合を入れていくわ」
せっせとレドの香水の紅茶を作り、リャナとピュシーがが、店などに販売し、好評を得てから次々と売却し、販路を広げ、時には無料で試飲してもらい、この効能の確かさに女性客が増え始める、この路線で販売し、荒稼ぎ、その後に薬品を大量生産し、名前の売れたレドの信用性は高く、これを販売するのも効能の確かさと、品質7の高さから飛ぶように売れた。
これらで稼いでから、近くの村などにも販売し、口コミで広がる中、香水の紅茶のレシピを販売した。
当然の様に高値が付き、飛ぶように売れてから、薬品などを販売、続いて固有フードを販売し、これまた荒稼ぎした。
そうやって集まった金額は約100億。
仲間にも知らせ、全員で『イーニャ』に向かう。
『イーニャ』に堂々と入ってから、レド達を嫌う者は直ぐに睨み、歓迎する者や、味方なども居り、ギルド【C】の代金を支払い、金額の事で、幹部だけではなく、金額を数えるのすら大変だった。
ギルドマスターにより、支払い完了を貰い、ちょっと疲れたために定宿【金色の猪亭】で休む。
「疲れた」
「今日は泊まっていこう。夜も遅いしな」
「1日で荒稼ぎしたわね。言えば手伝ったのに」
「うん。全く水臭いよ」
「レドなりに考えがあったのじゃろ」
「主に預金としてな」
「ウルカや、口が痛いぞよ」
「考えない作戦立案家が居るか?」
「ウルカもさすがは参謀だね」
「サブリーダーが心強いわ」
「今日はログアウトする。疲れた。」
□
3月27日。
疲れた体を癒し、食事やらなんやらを行ってから翌日まで休む。
3月28日。
朝早く起きての食事、3時間のトレーニング、その後の更に食事、風呂、トイレなどを済ませ、公式などをチェックした。
□『ワンオフ・フリーライフ・オンライン』の四門攻略スレ。
1:ユウヤ
四門攻略スレ開局
2:ツグミ
開設だよ?
3:通りすがりの人
レド達によって攻略は不可能になりましたWWW
4:通りすがりの人
レド達か、彼奴らもようやるぜ
5:通りすがりの人
レド達?誰です?
6:通りすがりの人
なんだビギナー、レド達を知らないのか?
7:通りすがりの人
だから誰です?
8:通りすがりの人
有名な生産者だ。
・・・有名な、な
9:通りすがりの人
生産者?物作りの人ですか?
10:通りすがりの人
ゲーム内で物を生産する人たちの事。生産プレイヤーとか、生産職人とか言われるな。
11:通りすがりの人
生産プレイヤーですか?その人は何が有名なのです
12:通りすがりの人
主に調合だ。混ぜ物をするのが主な仕事だ。
13:通りすがりの人
はぁ調合ですか、調合で何が有名なのですか?物を作るのなら有名な物が有る筈ではないのですか?有名人なのでしょうから
14:通りすがりの人
有名過ぎて一言で言うのは難しいな。
15:通りすがりの人
有名な調合士、上位調合士でもあり、ジョブも上位錬金術師だ。有名な物と言えば数多いが、まずは染料、塗料の二つだ。
16:通りすがりの人
染料?塗料?
17:通りすがりの人
ああ。染料と塗料だ。これを割安感がある値段設定で、高い性能の持つ染料・塗料を大量に作って販売しているのがレドだ。殆どこの人の独壇場だな。
18:通りすがりの人
分かり易く言えば、染料・塗料の様なコーティング剤だ。
19:通りすがりの人
コーティング剤?それならよく使います。よく色々な性能のコーティング剤がありますよね?よく迷うのですよ。武器性能か、それともコーティング剤が良い物かを
20:通りすがりの人
それを作っているのがレドだ。
誰でも一度は使った事のあるコーティング剤を作る生産プレイヤーだ。
21:通りすがりの人
へー有名な理由もわかりますよ。
22:通りすがりの人
好い奴なんだが、何かとやらかす奴でな
23:通りすがりの人
刀京で何故か女性になっていたしな
24:通りすがりの人
今でも女性だぜ?なんでだろ?
25:通りすがりの人
わかんね。
26:通りすがりの人
でも凄いぜ?あれは驚く
27:通りすがりの人
190㎝近い女性、巨人族ですはい
28:通りすがりの人
170cmの女性すら少ないのに?
29:通りすがりの人
男性の基本的な身長が170cm後半、もしくは180cm前半だな
30:通りすがりの人
女性は160cm前後だ。低くても150cm、高くても170cmだな。
31:通りすがりの人
大きいですね
32:通りすがりの人
兎に角すげえんだよ。190㎝近い身長、胸がデカい、腰は細い、尻はデカい、あれで身長が無かったら男が寄るぜwwww
33:通りすがりの人
元男性なんだがな、どういう訳か巨人族の女性になっちまった。それもダークエルフのままな、肌は褐色、耳は尖ったまま。
34:通りすがりの人
それは有名にもなりますね
35:通りすがりの人
しかもな、従者も凄い。
36:通りすがりの人
ダークエルフの女従者、クール系の顔つきにセクシー系のお姉さんの身体つき、肌は褐色、耳はエルフのような尖った耳、まさにセクシーなダークエルフwww
37:通りすがりの人
トラブルに遭っていることも多いらしい、よく男性から声を掛けられるタイプの女だが、冷たくあしらわれる、そこが良いという男もいるな。
38:通りすがりの人
女からも人気だwww
39:通りすがりの人
百合百合騎士団とかなwww
40:通りすがりの人
二人で百合百合から迫られることも多いそうだ
41:通りすがりの人
ご愁傷様www
42:通りすがりの人
見るからにとある百合アニメのようだぜ
43:通りすがりの人
そんな二人から最近は増えてな。黒髪おかっぱ少女、金髪ストレートのナイトドレス女、赤毛のピクシー女もついている。
44:通りすがりの人
女ばっか。そういや犬と鳥もいたな
45:通りすがりの人
PC仲間は和風大好きな忍者女、首狩り姫、精霊使いの三名だ。
46:通りすがりの人
さらに最近はキツネ槍使いも加わったが、全員が女だ。
47:通りすがりの人
百合なのか?
48:通りすがりの人
どうもそういう趣味ではないらしい。
49:通りすがりの人
元々は女3名、男1名のPTだった。
後は従者な。
50:通りすがりの人
そんな奴らなんだ。
51:通りすがりの人
最初に戻りますが、何故四門は攻略不能なのです
52:通りすがりの人
まあな。四門ダンジョンは東西南北の門の奥にいる4体の獣を従えるエピソードだ。
53:通りすがりの人
レド達が、青龍ダンジョンを解放しちまった。呪いを解くために永遠に契約できなくっちまったんだなこれが…
54:通りすがりの人
!?
55:通りすがりの人
海の呪いも解けても青龍を解放、これでこのエピソードは不可能になった。
56:通りすがりの人
森の呪いも解けたらしい、これで二つの呪いを解いたのがこのPTだ。
57:通りすがりの人
いくら何でもやり過ぎなぐらいさwww
58:通りすがりの人
そんな連中だが、生産者たちには覚えが良くてな、レド達と敵対しようものなら、生産者から出入り禁止を食らっちまうことなんて多すぎる位さ
59:通りすがりの人
生産者たちは仲間意識が強く上に横のつながりも強い、色々と敵も多いが味方も多い。
60:通りすがりの人
なんだかんだ言っても将軍だしな
61:通りすがりの人
システム外イベントの南側合戦、西側合戦で指揮をキーマンのあだ名が将軍だ。そいつがレドな。
62:通りすがりの人
そんな訳で色々と目立つことが多くてな、生産者としても有名な物だから、色々と買っちまってな、ゲームの中とは言えやるのは人だからな、南無南無
63:通りすがりの人
おまけにPVP大会の優勝者なんだよなこれが
64:通りすがりの人
そんな訳で個人的にも強く、生産者でもあり、色々とやらかす奴なんだ。
65:通りすがりの人
仲間の方もPVP大会の上位者だる腕は立つぜいwwwww
→キツネ槍使いは準優勝な
66:通りすがりの人
狐様は準優勝者か、ちと洒落にならない連中だな
67:通りすがりの人
恨みも勝っているが、恩に感じている奴らも多くてな、悪い奴じゃないが、何かとなやらかすものだから…
68:通りすがりの人
この前はそんな連中から攻撃されてな、しかも騎兵、歩兵、弓兵、魔法兵と言って戦列まで組んでから潰そうとしたらしい
69:通りすがりの人
殆どが投降したらしい。その時PKされた連中以外は装備を剝がされてなwwwご愁傷様wwwwワロたぜwwwwww
70:通りすがりの人
一説には人体実験好きな所もあるらしいから気を付けておけwww
71:レド(怒り新党)
よくまあよう勝手なことを言ってくれるなwww
72:通りすがりの人
レドの登場だぁ!
73:通りすがりの人
おいレド、3サイズは?
74:通りすがりの人
男は?
75:レド(怒り新党)
いうかよバーカwwwwww
綿棒の出し入れでもしていろwwwww
リアルは男だぜwwww
76:通りすがりの人
マジでリアルは男だったのか、一体なぜ?
77:レド(怒り新党)
色々と合ったんだよwwwあり過ぎて困る…
78:通りすがりの人
将軍閣下!次の戦場は?
79:レド(怒り新党)
そろそろ時間なのでさようなら皆さん
80:通りすがりの人
またやらかすなよ!
81:通りすがりの人
やらかすだろうな




