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019:四門ダンジョン。其の6

 呪われた森の呪いを開放した一行、『古木の居城』から『太古の城』へと変わり、村は城下町に変わっていた。

 精神的なショックから何とか立ち直ったレド、ティアや従者や仲間達も励ましたので、少々お疲れ、城のセーブポイントでセーブし、ログアウト、次のログインまでに、食事、トイレ、風呂、休憩をじっくりと行い、『ワンオフ・フリーライフオンライン』ワールドでの午前6時、リアルでの午後1時30分にログインした。


『レドがログインしました』

『ウルカがログインしました』

『アリサがログインしました』

『ヒリュウがログインしました』

『サクヤがログインしました』


 セーブポイントの自室で目覚める。

 右には艶やかな黒髪のおかっぱヘアー少女のティア、ティアは種族不明で養女の様なものだ。左手には白髪に近い銀髪のストレートヘアーのピローテス、種族は今や二回目の種族ランクアップを経てダークナイトエルフで長い間に従者をしている。

 足元には全長50cmのリトルフェンリルのユキカゼが、気持ち良さそうに寝息を立てていた。

 レドは恐る恐る頭を見る。

 そこには朱い鳥、呼んでもいない召喚従者の朱雀のルリが座っていた。

 ルリの顔を一言で言うのなら無表情だが、その瞳を言うのなら。


『居るぞ?』


 とも言わんばかりだ。

 殆ど強制的に現れるルリには、困ったものだと、レドは思わずにはいられない。

 一度の召喚を除いて後は、強制的に現れる鳥なのだ。

 寝台の上で起き上がって嘆息した。


「何故いる?」

「・・・」

「別にいいけどよ。ほれティア、起きろ」


 ティアの横顔を軽く叩く。


「うにゅ」


 気持ち良さそうに寝惚けた声を出すティア、更にレドが頬を軽く叩く。


「うにゅ、うにゅ~」

「起きろティア」


 レドの女性アバター時のハスキーな声でいう。

 目を開けたティアが眠そうに、レドの豊満なバストの谷間に顔を埋める。

 と気持ち良さそうに眠り始め、保護者としてはティアの寝起きの悪さには困ったものだ。


「ティア、いい加減に起きなさい」

「お、おはようお母さん、目の前が暗いよ、後なんか弾力が」


 娘を胸から離す。ティアは納得の言った顔で大きく頷く。


「そっかー。お母さんの胸だったか、いやあれだねすごく大きいね」

「ティア、いい加減胸に顔を埋める癖を改めろ」

「ふ、不可抗力」


 そう抗議するも、保護者としてはかなり心配だ。

 しかも言葉をどこで覚えるのか、困ったものである。

 今度はピローテスを起こす。


「ピローテス」


 ピロー手は形の良いアーモンド型の両目をぱちりとあけ、目だけを動かしレドを見る。

 桜色の口唇でを動かし。


「おはようございますマスター」

「ああおはよう。ティアと違って寝起きが良いのが嬉しい所だ」


 ピローテスの後に、ユキカゼを起こすというより騒動で起きていた。


「おはようユキカゼ」

「わふぅ」


 眠そうに欠伸をかみ殺すユキカゼ。


「ユキカゼ、朝の衛生だよ」

「きゃん」


 ユキカゼが恐ろしい速度で起き上がり、猛烈な速度で逃走した。

 野生の生まれ、野生の育ちのユキカゼは、人のやる歯磨きやお風呂が大の苦手、ついでに言うのなら整髪も苦手、散髪はもっと苦手。

 部屋の隅で、ガタガタ震えだす、白狼のような子狼。

 さすがにレドは心が痛む。可哀想と言おもうものなら、アリサ仕込みの動物の話でティアの叩きのめされる事となるので黙る。


「逃がさない」


 ティアが寝台から降りてユキカゼの所に走る。

 当然のようにユキカゼは逃げ出す。


「ティアも立派になった」


 姉の様なピローテスが喜ぶ。

 保護者としては子供の成長を喜ぶべきか、それとも悩むべきか困る。

 寝台の上にいる朱い鳥は。


「・・・」


 朝から騒がしい室内で、ルリは少しビックリとしていた。ただ誰にも見られていなかったために直ぐにいつもの無表情となる。


「さあ今日も冒険だ。準備をしてから行くぞ」

「マスター、ティアとユキカゼは?」

「直ぐに捕まっていつもの衛生だろ」

「リャナとピュシーは?」

「そうだな。準備も要るし、リャナ姿を現してもいいぞ」


 レドの近くにリャナが現れる。癖のない見事な金髪のナイトドレス姿の美女は、直ぐに挨拶をする。


「おはようございますマスター」

「ああおはよう。朝早くからあれだが、ピュシーを召喚してから準備をするぞ」

「はいマスター」


【従者召喚:ピュシー】

 ショートの赤毛の女性が現れる。

 背中には虫の翅を巨大化させたような翅、眠そうに欠伸をしてから挨拶する。


「おはようマスター、みんな、やっぱり居るよねルリ」

「おはよう」

「おはようピュシー」

「おはようございますピュシー」

「・・・(コクリ)」

「やっぱり鶏は朝が早いね」

「・・・(ムキ)」


 凄まじい目で抗議している朱雀のルリ。


「マスターが目覚めたら居るし、ちゃんと皆を起こさないと」

「・・・(プイ)」


 怒っているらしく顔を背ける。


「じゃあ準備をしてから朝食だな。朝早くから騒がしい感じは否めないが、これも日常となれば特に気にならないしな」

「既に日常化しているぞマスター」

「そうだった。人の朝は兎に角長いからな」


 女の朝と言わなかったレドなりの感想だ。


 □


 タップリ1時間で準備し、それぞれ着替え、レドはブラウス、狩衣、ミニスカ、タイツと言ったいつもの恰好、ピローテスはパンツスーツ姿、ティアは制服モデル、ユキカゼは執事服、リャナは髪をアップしウエーブさせたヘアーでのドレス姿、ピュシーは髪をきっちり七三にしてから制服モデル、ルリは特に変わらず、というのも服を嫌ったために着せられなかった。何かと気難しい鳥である。

 部屋から出ると、他の面々もやっと出てきた頃だ。

 挨拶をしてから、仲間のPCの四人にしっかりと話していたので、特に問題はない。

 他のPTの『南十字星』『ノラノラ』『戦乙女騎士団』『アマツカサ』『剣客商売』の5個のPTのメンバーも決めていた。


 全員が気合の入っているのは、何せここは城である。

 それもお姫様の朝食に招かれる。

 時間は7時頃、客室の間から出ると、騎士と衛兵が直ぐに応待した。

 代表をするのは人の悪いエルフ。


「おはようございます皆さん。まずは服装チェックです。」


 姫君の右腕はこう言うのに厳しいらしい。

 控えていた女性のメイドさんが手直ししてから特に問題はなく進む。


「後なのですが、何の匂いです?」

「香水の紅茶という飲み物の効果だ。花の香りがする香水のような効果がある」


 女性たちの目付きが変わる。人の悪いエルフはにこりと微笑んで無視した。


「武装の方はお外しください」


 抗議の声は上がらず、予想していたのか誰もが外し、アイテムボックス等に納めた。


「人の悪いエルフさん、名前は」

「人の悪いエルフで結構です」

「そういう訳にはいかない、あんたは騎士だ」

「おや最近の調合士は騎士の教育でも?」

「昔なとある国の騎士だった」

「ほう。これは失礼しました」

「こちらは名乗れないのですまんな」

「いえ、チェニ・ル・クォーツです。職務は主に姫の側近、役職の方は近衛騎士隊長です」

「星空の記録のレドだ。他の面々の時間はないので省くが、朝から行儀作法の勉強会はうんざりだな」

「なるほど本当にそう言う騎士だったのですか、お詳しい」

「まあ今日朝の予定は行儀作法の勉強会、その後の入浴、その後の朝食会か」

「本当に詳しいですね。そう言う事です。では参りましょう」


 渋い顔をする面々の方が遥かに多かった。


 □


 1時間の行儀作法のスパルタ教育、その後の男女に分かれての入浴、レドは男性になると言ったが、男性たちに拒否されて仕方なく女性側に入った。

 百合系女子たちの集まりのとあるPTは、嬉しそうに眺めていた。

 しかし誰も接近せず、レドすらもうんざりとした顔で風呂に浸かってた。

 ただ身長が高いと座高も必然的に高くになり、座高は90cmのレドは、近くのティアやツグミなどに比べれば遥かに大きい。

 それぞれのPTメンバー同士固まっても居るが、正確には百合系女子から身を護る為だ。

 特にこの百合系のリーダーのユララは兎に角ぶれない、色んな意味でも、悪い意味でも全くぶれない為に全員に警戒されていた。

 入浴後、疲れた顔の女性達に、一部の残念そうな女性達、男性たちは生き生きとした顔で風呂から出ていた。


 朝食会の会場はPTごとのテーブルではなく、凄まじく長いテーブル、しかも一枚板だ。

 見た事はない者が驚きの声を出すほど、非常に価値の高そうな物ばかりではなく、高品質で値段のつけられそうもない物が多い反面、意外にも質素な食器もある。

 名前の記載された場所に座り、基本的にPT単位。


「では皆さま、姫様がお出でになれます」


 どんなゴージャスな人だろうかと誰もが思ったが、現れたのは一人の老婆、凍り付くものが多いが、知る者は納得した。あの性格からしてやりかねないと。


「姫様、おふざけが過ぎますよ」

「チェニのいけずぅ~」


 舌足らずの語尾が伸びた口調の、比較的幼さが残る様な声の持ち主だ。

 側近のチェニの頭の痛い事の一つらしい。


「しばらくお待ちください」

「説教は嫌だぁ~」

「連れていけ」


 姫より位の高いのか、近衛騎士隊長は若干怒り気味で部下に命じ連れだした。

 待つ事、長い時間、その間に料理が運ばれ、いつも間に楽士団も現れる。

 会った事の無かった者達は、動揺する者も少なくない。

 やらかした姫君が、再び現れる頃にはしっかり準備が整っていた。

 ただ一人の僧侶は非常に共感していた。共感した側はチェニに対してだ。

『戦乙女騎士団』の参謀役、実質的なPT経営者のモノだ。上の二人が完全な百合系の重度の為に、苦労は人の数倍という苦労性の百合系女性だ。遊ぶためにゲームをしているのか、苦労するためにゲームをしているのか、本人すらも解らくなっているプレイヤーだ。

 他の面々が、姫君に目が行く中、モノ一人は苦労を忍ぶ様な目で側近を見ていた。

 似たような経験の『星空の記録』の古参組のウルカ、アリサ、ヒリュウや、古参の従者達は、深く共感する顔でチェニを見ていた。

 レドの性格もあって、色々と苦労が絶えないのだ。

『ノラノラ』のサブリーダーのアシルは、深く同情する瞳でチェニを見ていた。

 そう言った苦労を積んできた者達はチェニを見て、余り積んでこなかった者は姫君を見ていた。


「さすがに性格を変更する薬はないな」


 あればよかったのにと思わずにはいられない面々も居るが、レトの言葉に舌打ちする者もいた。


「ないのか」


 苦々しくウルカが言う、非常に残念そうな顔と感情のこもった声だ。

 アリサやヒリュウも似たり寄ったり。


「そんな薬はない、そもそも人を形成する記憶などは」

「どうでもよいからまともな性格になれ、毎度毎度突っ込みや制裁をする私の身にも成れ」

「無理だ。だって痛いし」

「・・・少し疲れた」


 殴っても蹴っても絶対に変わらないレドの性格には頭の痛い問題だ。

 そんな二人の会話に、リャナは何処で曲がってしまったか悩む。

 心当たりという物が有り過ぎて困るし、PC達のリアルという世界とは思えない。


「昔は真っ直ぐだったのに」


 長い年月の傍にいた者はついつい泣いてしまいそうだ。

 隣のピローテスが労しそうに見ていた。


「あのねウルカさん」

「人生について考えさせてくれ」

「前々からね。言おうと思っていたけど、酷い、お母さんの扱いが酷すぎる、なんですぐに暴力に訴えるの、酷いよ」

「ティアは良い子だ。こいつの娘とは全く思えん」

「そ、そう?えへへ」


 ちょろかった。


「一度リアルであったら本気で殴りたい、ああ早く会いたい」


 ナイフを研がれる様で、レドは微妙な顔だ。


「ではこの森の呪いを解いてくれた方々に、感謝の意味と言葉と共に朝を迎え、我らは記念すべき朝日を見る、解放の深きの意味を込め、英雄たちと食事を共にする事を喜びと思います」


 まともに話そうと思えば話せるので素直に感心する一同、しかも声はよく響き、しかも耳に心地よい響きのある聞き取りやすく聞きやすい声だ。


「では朝食を始めることをここに宣言しましょう」


 やっとのこと食事だ。

 ちなみにメニューの方は野菜のスープや前菜、この森の習慣でいえば朝は軽めらしい。

 味の方は素晴らしかった。

 ヒリュウは、レシピを聞きたくなったが我慢した。そんな調理担当のプレイヤーは、誰も聞かなかったが、聞く強者も居た。

 リアルでは色々とあるらしい『剣客商売』の面々だ。

 礼儀作法的にはグレーゾーンだが、給士の人達は丁寧に教えてくれた。


「ヒリュウ無理はしなくていいのよ」

「でも」

「分かったわ。あたしが聞く」


 弱腰な所があるヒリュウは聞かずに、アリサが丁寧に聞いてから、給士の人達が丁寧に教えてくれた。

 戦闘能力の方は高く勇敢なのだが、性格の方はなかなか治らないらしい。

 従者の二人もここら辺が悩みだ。

 アリサの従者の二人は、何事も率先する主なりの行動には特に何も言わない。

 主は主なりの、従者は従者なりに、食事を済ませる。


 その後のお茶会。

 レドが香水の紅茶を全員分提供し、調合担当の者に作り方を教えた。

 特に女性は熱心に聞き、何故かチェニも熱心に聞いていた。

 実際にも実演も兼ねて調合し、調合担当者は熱心に見ていた。

 この花の香りのする香水の紅茶の方法はチェニより森中に広まるのは時間の問題だった。

 ただ素材に関していえば、どこにでもあるようでもあるが、『刀京』の物の為に、素材は殆どない、レドがお茶会の催しとしてリャナの固有スキルを使い、素材の植物を育成し、これを提供した。

 森に住む者から言わせても、リャナの力は破格らしい。

 倒れても復活するサモン型の従者ではあるが、性格の方は何やらこの城の者に通じものが有るらしい。ただ『美鈴』での戦いに参加した者に見せた狂笑いが怖かった。気にしない者も居るが、気にする者はそれなりにいた。


 そんな時間が過ぎた。

 昼も行い、昼間は贅を凝らしていないようで贅沢な料理が並ぶ。

 これを済ませてから、本日の予定は終了。

 城下町にそれぞれのPT用の共同住宅を受け取り、全員が宿代が要らないぜと喜ぶ。

 そんな昼下がり、城下町の共同住宅に、ツグミ、ユウヤの二人は二人で住むには大きいので、小さい家を貰い、それぞれ生活の為に色々と仕入れ、レド達は各自の部屋というには巨大な一部屋に荷物を運び、騎獣用の厩舎、従者用の部屋、獣や鳥用の部屋まである。

 PC5名、常に従う従者は基本的に2名(レドのみ5名)、特殊NPCのティア用の部屋もあり、全員が上機嫌になって家を住みやすくしていた。


 レドの趣味からして実用比一点張り、レドなりに扱い易い物のみで構成された部屋。

 ティアはそんな保護者の影響を受けてか、少女趣味もあるがやや実用重視の部屋。

 ピローテスの部屋は植物などが豊富で、花が美しい配置の、美的感覚が反映された部屋。

 レドの部屋に繋がるリャナの部屋は、上品でありいかにも女性の部屋。

 レドの部屋から繋がるピュシーの部屋は、少々甘そうな香のしそうな部屋。

 レドの部屋から繋がる小部屋に、ユキカゼの部屋はあり住みやすいようにユキカゼなりに頑張った部屋、同じようにレドの部屋から繋がる小部屋にはルリの部屋があり、意外にも簡素な造りの様で実際は高級な家具で占められる。

 ウルカの部屋は和風一点張り、茶室まである始末、しかも囲炉裏までついている。

 アリサ達は一つの部屋、アリサならに二人の為にせっせと頑張って用意した部屋。

 ヒリュウの部屋は二人の従者用の部屋が付いて、厨房までついた部屋。

 サクヤは和洋折衷のような部屋、趣味なのか大きな風呂を作っていた。

 そんな昼下がりを過ごし、PTのシェフのヒリュウが夕飯を作り、レドが用意した調味料などを使った料理に舌鼓を打って、一度ログアウト、慌ただしくリアルでのすべきことを行い、1時間でログイン、ゲームでは4倍の時間速度の為に、4時間後だ。


「記念すべきPTハウスに、乾杯」

「「乾杯!」」


 レドの音頭を取り、全員で乾杯した。この日ばかりはティアに微量のアルコールを許可した。初めて飲むお酒の類に、ティアはぐっと飲み、愛らしい顔で、美味しそうに飲み干し、次に行く。

 アルコールの入った一同は飲むこと飲む事、散々飲んでそのまま潰れた。

 PCの一同は直ぐに復活し、関係者を自室に運び、今度はPC間での酒盛り。


「森の酒は美味いのう。いささか甘いかと思ったがこれは良い」

「しかも直ぐに良いが吹っ飛ぶから幾らでも飲めるところが嬉しいぜ」

「全くだ。度の強い酒が最高に美味い」


 酒好きの三名のサクヤ、レド、ウルカは互いに酌み交わし飲む。

 ヒリュウとアリサは既に潰れていたが、直ぐに復活し、酔っぱらいの中に混じる。


「美味いこれは凄く美味しいよ。ああリアルでも飲みたいよ」

「ヒリュウ言うのもなんだけど未成年はアルコールは禁止よ」

「大丈夫こっそり飲む」

「身長伸びなくなるわよ」

「!?」

「うっそ♪」

「アリサ、酷いよ!」

「おう二人とも飲め」


 盃に酒をなみなみと注ぐ。


「頂きます」


 ヒリュウがグッと呷る。


「頂くわ♪」


 アリサが呷る様に飲む。


「最高に美味しいねこれは」

「とてもね。ああ美味い、毎日飲みたいわ」

「毎日は散財だから偶にな」

「まっ偶にだから美味しいんだけどね」

「そうね」

「「む」」


 ウルカが潰れ、直ぐに復活した、同じ頃にサクヤも潰れて復活する。

 夜遅くまでひたすら酒を飲んでは潰れて復活した。


 □


 翌日の6時、ひたすら酒盛りをしていたPCの5名が、自室にベッドで起き上がる頃。

 他の者達も起き上がり、朝からの騒動が再び始まる。

 召喚型の従者は、主がログインしっぱなしだったことを案じるも、朝を迎えられた記念でもあり、かなり嬉しそうだった。


 ヒリュウが生き生きと料理を作り、レドも自炊派なので調理のスキルを取り手伝う。

 身長差があるが、レドは低いシステムキッチンに文句は言わず、ヒリュウを手伝った。

 人体実験好きな所は有るのは困ったところだと思うが、ピローテスは何かとできる主に感心していた。これでもう少し真面目でおふざけがなければと思わずにはいられない。


「リャナ」


 ピローテスは仲間に声を掛ける。リャナはボーとレドの姿を眺めていたのではっとしてピローテスの方を向く。


「なんでしょうピローテス」

「いや、昔のマスターの話でも聞きたいと思ってな」

「そうですね。一言で言うのなら戦うこと以外の全てを拒み、頭を使う事は一切しなかった、武に真っ直ぐな少年でした。個人の武のみなら恐らく並ぶ者はいません、あのサーフ様もそこには素直に評価し色々と教えていました。そうあの頃はマスターもまっずな少年で、6歳の頃から始めたので、今年で16歳らしいですから、10年前ですね。小さな背丈で、僕は強くなるんだと言っているのが印象的な少年でした。非常に可愛く、ついついお持ち帰りしたくなります」

「ん?6歳?」

「それからというもの、私はマスターにひたすら教えました。行儀作法や、剣の持ち方、槍の扱い方、弓の射方、狩りの仕方、料理を食べるときのマナー、国の法律、それはもう熱心に教えました」

「それって、リャナがお母さんのお母さん?」

「そんな❤・・そうですね。それに近いのですが、私は会った時には15歳だったのでお姉さんになりますか、一人っ子だったもので弟が出来たようで凄く嬉しかったことをよく覚えています」


 いつもは冷静な方のリャナだが、怒涛のように話す。


「えーとという事は、伯母さん?お母さんの姉の様なものだし」

「まあまあ、嬉しい、ティアは良い子ですね。姪ですか、好い者です」


 敵には酷いが、身内の事になると途端に頬が崩れるのが、何やらイメージを大幅に変更、もしくは変貌するかのような物だった。


「とすると私の伯母に当たるのか?」

「まあ、ピローテスもう一度」

「・・・何か恥ずかしい!」

「わん」

「私はぽっち」

「・・・」


 ピュシーの肩にルリの羽が置かれる。


「ルリ!」

「・・・(コクリ)」


 何やら通じたらしい、そこにピュシーの頭をリャナが抱きかかえる。豊満な胸が頭に当たるので微妙だ。


「ちょリャナ!」

「大丈夫、みんなで幸せになりましょう。ピュシーも一緒ですし」

「・・お母さんみたい」

「良い子良い子」


 何やら性格の方が豹変していた。悪い方ではないので誰も指摘はしない。


「料理で来たよ~」


 と朝食が始まる。

 レドが何やら変貌しているリャナに、甘えているピュシー、気恥ずかしそうに頬を赤くするピローテス、さっぱり話が見えない為に娘に聞く。


「色々と有るの」


 と誤魔化された。

 朝食が終わり、片付けなどを済ませ、本日の予定を話し合う。


「とりあえず、混ぜ物がしたい」

「ダメ!絶対」

「ティア、言うのもなんだが、PTの生命線なんだが」

「だって放っておけば、永遠と混ぜ物をするもの」

「家族ごとで話すのはダメかしら」

「ボッチには辛いな」

「ウルカから僕と一緒に、サクヤもどう?」

「うむ。悪くはないのぅ」

「私も問題はない」


 と決まった。

 ▽アリサ一家

「第一回アリサ一家の家族会議です。進行役はあたし事アリサです」

「長女のフォルストだぜ」

「長男のフォルゼン」

「うん。家族はこうでなくちゃ。じゃ今日は何をしましょうか?」

「狩りに一票!」

「賛成」

「よし決定、今日は家族で狩りよ♪」

「「おお」」


 ▽ヒリュウ一家+2名+1匹

「きました。今日というこの日に感謝、では家族及び親族会議行ってみよう~」

「勝手に親族になったぞ」

「まあよいではないかの、ノリという物もあるしの」

「じゃあ、生産がしたい人?」

「妾は買い物かの」

「右に同じく」

「生産スキルはありませんので買い物に」

「同じく生産スキルはない、よって買い物がしたい」

「買い物に決定」

「くぇぇ」

「賛成って」

「いつもすまんのうティア」

「いえいえ」


 ▽レド一家

「混ぜ物がしたい」

「ダメ、という訳で司会は私ティアが担当します」

「何故だ!」

「だってお母さんは混ぜ物で人体実験がしたいだけでしょ?」

「異論はないがなるべく控えるつもりだ。出来る事なら看板を出して」

「危険な発言即却下」

「いやいや治験という物だ。毒物系などは使わん」

「ダメ!絶対」

「揉め事はそこまで、私が考えますに、畑でも作ればよいのでは」

「賛成だ。農作業は心地よいしな」

「私も賛成♪」

「わん」

「・・・(コクリ)」

「という訳でティアとマスターのみです」

「俺は問題ない、素材の確保は急務だ」

「私も異論はなし、むしろ賛成」


 □一家に分かれて作業開始


 レド一家の面々は、畑用の土地に来た。

 広大な敷地にある畑用の土地、畑に必要な種を巻き、適当な間隔を開けて巻き、植物を育て、これを収穫するのだが、何せリャナの固有スキルの力によって、ある程度の自由が利く範囲内に影響し、かなりの量が採れるのだ。


「退避!」


 作業が終わってから全員が離れる。

 リャナが力を開放した。

【豊饒の大地】によって植物が急成長し、葉や、花や、実をつける。


「収穫」

「マスター、人を雇ってみては?」


 ピローテスのナイスの提案に、レドは鷹揚に頷いた。


「収穫を終えてから次の時に考えよう」

「お母さんの場合狂喜乱舞してそれ所じゃないと思うけど」


 ティアの的確に、レドの行動を読んだ台詞に、一同は納得した。


「しかし目の前に宝があり、それを放置して人を雇うのもあれだろ?」

「今は同意しておく」

「そうかよい娘だ」

「えへへっ」

「収穫」


 ひたすら刈ったり、引き抜いてたりをしていた。

 根も、葉っぱも、茎も、実も、花も全ては薬品に使われる物だ。

 これらの途中で、数の多さからさすがに困り、レドが閃いて、ピュシーを呼び、固有スキルを使わせて、植物を浮かせた。これでピュシーの重要度が増す。

 浮かんだ植物を回収するだけなので特に人も必要く無く進む。

 後はひたすら処理を行い、素材化させる。

 ティアもお裾分けを貰い、自分なりに使う薬品への素材を受け取っていた。

 これらの植物を品種改良用にも回し、好い植物の種はしっかりと記録し、次に生かした。

 レドが鼻歌交じりに選別と素材化を済ませ、さあ混ぜ物の時間だと言おうとしたところ。


「レド殿!」


 人の悪いエルフことチェニの声だ。

 そこにレドが行くと、種を持ったチェニが居た。


「種!」

「はい。報酬の種です。置いておきますね。では」


 忙しい№2は直ぐに置いてから駆け出した。

 この種を嬉しそうに受け取り、説明書などを呼んでから、直ぐに栽培に移り、浮遊薬をかけて回収し、素材化、種は残してから、後は大好きな混ぜ物の時間だ。

 品薄気味の物から作り、とある貴重な薬品も生産していた。

 生産関係の部屋も有るので、設備の整った部屋で、ひたすら作業だ。

 ティアも同じ様に作業し、ピローテスが教えながら作業を進め、レドにはリャナとピュシーの二人が補佐した。


 ▽今回の収穫

 沢山の根

 沢山の茎

 沢山の葉っぱ

 沢山の実

 沢山の花

 沢山の蜜

 沢山の汁

 沢山の種

 ▽今回の生産

 品薄な薬品

 品薄気味の薬品

 それなりにある薬品

 試作品の薬品。

 ▽今回の試作薬品

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 名称   レドの薬品

 素材   企業秘密

 品質   ☆×8(アーティファクト・クリエイト級)

 耐久度  80/80

 作製方式 素材増加方式

 生産者効果 生産品質+1

 効果

 即死・呪い・元素を除き全ての耐性:名前の通りの耐性効果[小]Lv8

 全てのバフ効果:全てのバフ効果[小]Lv8

 全ての増加効果:全ての増加効果[小]Lv8

 全ての回復効果:全ての回復効果[小]Lv8

 全ての自然回復効果:全ての自然回復効果[小]Lv8

 全てのステータスUP効果:全てのステータスUP効果[小]Lv8

 備考

『ワンオフ・フリーライフ・オンライン』初のアーティファクト・クリエイト級の名前入りの秘薬、本来は作れない階級ではあるが、イレギュラー薬品の効果で完成した物。味わいの方は生産者の好みを反映し無味・無臭。

 □□□□□□□□□

 名称   レドの香水の紅茶

 素材   企業秘密

 品質   ☆×8(アーティファクト・クリエイト級)

 耐久度  80/80

 作製方式 素材増加方式

 生産者効果 生産品質+1

 効果

 HP/MP/TP回復:三種のゲージの回復Lv8

 健康管理:はちみつでの栄養管理法に使用可能、調理にも使用可能。

 味わい便り:様々なバフ効果を持つ

 腹持ち一番:食べるとお腹が満杯になり数時間は摂取しなくても大丈夫。

 芳醇な香り:体から発する匂いが良くなり悪臭も打ち消す

 備考

 一日一杯は飲みたい飲み物、これを飲んだ貴方は良い香りが出ます。持続効果は約半日です。毎朝のお供にこの一杯を、味は非常にマイルドで喉の通りもよい。決めたい日に飲むのがお勧めの一品。秘薬級のクリエイト作品

 □□□□□□□□□

「ついに」

「おお名前入りだ~」

「マスターおめでとうございます」

「うむ。苦労した」

「・・・(コクリ)」


 こちらは成功しているが、ティアの方は失敗ばかり、なかなか上手く行かない事にピローテスは頭を抱えていた。そこにレドの名前入りの一報に、ティアは即レドに師事を乞う。

 レドも丁寧に熱心に教え、ティアもスキルを取得した。


 ▽スキル取得

 調薬:薬専門の調合が可能になります。及び薬に関してのみバッシグ効果あり。

 調香:香水専門の調合が可能になります。及び香水に関してのみバッシグ効果あり。

 ▽


 試しに作ると成功し、ピローテスとティアは喜んだ。

 レドからしてもティアの調合の仕方は丁寧だ。一つ一つの段階をしっかりと行うあたりが、性格を物語る。

 種族や生まれは違うものの、ピローテスとティアの姉妹の様な絆を育んだことに、レドとしては嬉しい事だった。


「さあ昼にしよう」


 それぞれが返答し、ヒリュウが居ないのでレドが調理し、お好み焼き(レド特製調味料入り)を作り、全員で食べる。

 ふと思い出したレドが、全員分ある事を確認して置く。


「なになに~?」

「なんでしょうかこれは?」

「俺特製の食品だ。固有スキルが手に入るぞ」

 □□□□□□□□□

 名称   フード(従者用)

 素材   各種食品・薬品

 品質   ☆×3

 耐久度  30/30

 製作方式 素材増加方式

 効果:

 美味:美味しく食べられる味わい、誰にでも食べられる良い味わいを楽しめる。

 効果:スキル取得効果

【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する

 備考

 固有スキル取得効果を持つ食品、味わいが良く、珍しいまでの食品でもあり、生産者の真心が込められた物だ。

 □□□□□□□□□

 ▽スキル取得(個人)

【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する

 をティア、ユキカゼ、リャナ、ピュシー、ルリは取得しました。

 ▽

「美味しかった~」

「スキルも得たし、なんかマスターの従者になってよかったあ」


 ティアとピュシーがそれぞれ感想を口にした。

 ピローテスとしては持っていたので別によかったが、ティアが喜ぶのなら諸手を挙げて賛成だ。リャナもニコニコとした顔でお茶を飲んでいた。


「片付けが終わったら冒険だぞ」


 レドが片付け、直ぐ終えてから準備をし始める。


「では本日の予定である冒険の場所です」


 司会をさせると直ぐに親子で揉めだすので、リャナが司会を担当した。


「白虎のダンジョン、これに決定だろう」

「確かに今が旬だ」

「ダンジョンもいいよね」

「新しい個人スキルも有るし♪」

「ではダンジョンに決定しました。続いては構成です」

「今回は将軍で行く」

「では私は暗黒騎士で行こう」

「私は錬金術師+弓使い、というかクロスボウ使いだけどね」

「ヒーラー♪」

「わん」

「ユキカゼが俺はティアのガードだって」

「・・・(こくり)」

「ルリは主の肩に乗るって」

「・・・(こくり)」

「肩が凝るんだよな」

「愚痴らない」

「問題はありません。私は対集団戦での即死系担当ですから」


 ▽

 ▽星空の記録紹介其の1

 [レド]:星空の記録のリーダー。アルケミスト&ナイト&テイマー&サモナー

 特徴:186cm。髪色は白髪に近い銀髪、瞳色は黒、肌色は褐色。

 種族:ダークエルフ 性別:男性+女性(理由は下記に記載)

 [主要武装]スキル枠50+5、テイム従者+7、サモン従者+6。

 暗黒騎士剣〝暗黒剣士ダークネス・フェンサー〟暗黒騎士槍〝暗黒栄光ダークネスト・グロリアス〟〝雷神之小盾トール・バックラー〟連射クロスボウ+属性矢、特殊展開装甲〝破壊工作型〟耐性胸当て、ウェアラブルPC+入力リング、衣類。

 スキル構成変更:スキル枠50+5

 武器スキル:剣(将軍専用)Ⅰ 槍(将軍専用)Ⅰ 弓(将軍専用)Ⅰ 弩(将軍専用)Ⅰ

 防具スキル:服(将軍専用)Ⅰ 鎧(将軍専用)Ⅰ 盾(将軍専用)Ⅰ

 装飾スキル:ウェアラブルPCⅠ 具(将軍専用)Ⅰ

 魔法スキル:暗黒魔法Ⅰ 神聖魔法Ⅰ 従者召喚Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ、付加Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 付加術Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 弱体化Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 弱体化術Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 

 補助スキル:魔法才能Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 同時使役才能Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 両手利きⅠ 両手持ちⅠ 剛力Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 眼力Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 発見Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 夜目Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 鷹の目Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 索敵Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 生活スキル:同時使役Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 生産スキル:

 種族【闇木香】:範囲内のMP/TP自動回復効果。

 ジョブⅡ【錬金Ⅱ】:錬金Ⅱまでをスキル無しに行う。

 クラスⅡ【調合Ⅱ】:調合Ⅱまでをスキル無しで行う。

 ジョブ【騎乗】:騎獣に騎乗できるようになる。

 ジョブⅡ【指揮】:将軍専用スキル。範囲内の味方への補正+1

 ジョブⅡ【軍学】:将軍専用スキル。軍学Ⅱまでをスキル無しに使える。

 クラス【暗黒剣】:ダメージの10%を吸収

 クラス【神聖剣】:攻撃ヒット時に神聖属性の追加ダメージ

 クラスⅡ【竜騎乗Ⅱ】:総指揮騎士専用スキル。竜騎の能力を引き出す事が可能。

 クラスⅡ【テイム】:テイムスキル無しでも行える。

 ジョブⅡ【呪音楽Ⅱ】:呪音楽Ⅱまでをスキル無しでも行える。

 クラスⅡ【演奏Ⅱ】:演奏Ⅱまでをスキル無しで行える。

 ジョブ【召喚士の器】:召喚士としての真価を発揮します。

 クラス【従者の心得】:従者が従う様になります。

 ジョブ:【矢作】:矢製造可能

 クラス:【射手の目】:有効射程距離が延びる


 [ピローテス]:レドの従者、ナイト&ダンサー&アーチャー

 特徴:168cm 髪色は白髪に近い銀髪 瞳色は黒 肌色は褐色

 種族:ダークナイトエルフ 性別:女 従者タイプ:手懐け(テイム)

 [主要武装]

 暗黒曲刀〝暗黒牙ダークネス・ファング〟暗黒騎乗槍〝闇騎士槍ダーク・ランス〟暗黒騎乗弓〝闇弓ダーク・ボウ〟竜騎士小盾〝竜騎士盾(ドラゴンナイト・バックラーカスタム02)〟連射式クロスボウ〝ポンプ式クロスボウ〟+属性矢、耐性胸当て、戦技型ウェアラブルPC(レンズ型)+入力リング、衣類。

 武器スキル:曲刀Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 暗黒曲刀Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 暗黒騎乗槍Ⅰ.Ⅱ 暗黒騎乗弓Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 防具スキル:布製Ⅰ.Ⅱ 革製Ⅰ.Ⅱ 盾Ⅰ.Ⅱ 小盾Ⅰ.Ⅱ 竜騎士盾Ⅰ.Ⅱ

 装飾スキル:アクセサリーⅠ、ウェアラブルPCⅠ

 魔法スキル:神聖魔法Ⅰ.Ⅱ 暗黒魔法剣Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 神聖魔法剣Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 補助スキル:魔法才能Ⅰ 魔法剣才能Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 両手利きⅠ.Ⅱ.Ⅲ 眼力Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 発見Ⅰ.Ⅱ 看破Ⅰ.Ⅱ 鷹の目Ⅰ.Ⅱ 梟の目Ⅰ.Ⅱ 蛇の目Ⅰ.Ⅱ 索敵Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 生活スキル:

 生産スキル:

 固有スキル:

 種族【闇木香Ⅱ】:範囲内のMP/TP自動回復効果。

 ジョブ【騎乗】:騎獣に騎乗できるようになる。

 クラス【暗黒剣】:ダメージの10%を吸収

 クラス【神聖剣】:攻撃ヒット時に神聖属性の追加ダメージ

 ジョブⅡ【舞踏Ⅱ】:舞踏Ⅱまでをスキル無しで行える

 クラスⅡ【剣舞Ⅱ】:剣舞Ⅱまでをスキル無しで行える。

 ジョブ:【矢作】:矢製造可能

 クラス:【射手の目】:有効射程距離が延びる

 個人【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

 個人【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 個人【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する

 個人【食いしん坊】:食欲旺盛になる

 個人【剣豪】:剣系統のスキル能力上昇、与えるダメージ上昇。

 個人【採集者の素質】:採集率上昇


 [ティア]:特殊NPC、現在の錬金術師&アーチャー

 特徴:150cm 髪色は漆黒 瞳色は黒 肌色は雪色

 種族:??? 性別:女

 [主要武装]

 ショートソード〝ビギナーソード〟ショートスピア〝ビギナースピア〟ショートボウ〝ビギナーボウ〟バックラー〝リトルバックラー〟連射式クロスボウ〝ポンプ式クロスボウ〟+属性矢、耐性胸当て、衣類。

 スキル構成

 武器スキル:杖Ⅰ.Ⅱ 剣Ⅰ 槍Ⅰ 弓Ⅰ

 防具スキル:布製Ⅰ.Ⅱ 革製Ⅰ 金属製Ⅰ

 装飾スキル:アクセサリーⅠ.Ⅱ 錬金具Ⅰ.Ⅱ

 魔法スキル:回復魔法Ⅰ.Ⅱ 武具召喚Ⅰ.Ⅱ 武器召喚Ⅰ.Ⅱ 防具召喚Ⅰ.Ⅱ 

 武具効果召喚Ⅰ.Ⅱ

 補助スキル:武具召喚才能Ⅰ.Ⅱ

 生活スキル:採取Ⅰ.Ⅱ 伐採Ⅰ.Ⅱ 釣りⅠ.Ⅱ 騎乗Ⅰ

 生産スキル:調合Ⅰ.Ⅱ 調薬Ⅰ 調香Ⅰ 錬金Ⅰ.Ⅱ 計量Ⅰ.Ⅱ 栽培Ⅰ.Ⅱ 園芸Ⅰ 農業Ⅰ 調理Ⅰ 

 固有スキル:

 種族:【幻神剣】:不可視の剣を召喚し、使役する。

 ジョブ:【錬金】:錬金スキル無しでも錬金可能。

 クラス:【調合】:調合スキル無しでも調合可能。

 ジョブ:【矢作】:矢製造可能

 クラス:【射手の目】:有効射程距離が延びる

 個人【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

 個人【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 個人【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する


 [ユキカゼ]:レドの従者、リトルフェンリルの幼獣

 特徴:全長50cm 毛色は純白 瞳色は紅玉 肌色は雪色

 種族:リトルフェンリル 性別:♀(元♂) 従者タイプ:手懐け(テイム)

 [主要武装はないので、主な衣装・主な荷物]

 従者用シリーズのユキカゼ用の服(制服モデル)。

 RPGカスタム、主に薬品類を多数

 武器スキル:なし

 防具スキル:布製 革製

 装飾スキル:なし

 魔法スキル:なし

 生活スキル:なし

 生産スキル:なし

 固有スキル:

 種族【氷海の氷獄】:範囲内の敵体性に持続ダメージ

 種族【アイスブレス】:範囲内に冷気属性の特大ダメージ。

 個人【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

 個人【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 個人【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する


 [リャナ]:レドの従者 上位地母神

 特徴:167cm 髪色は金髪 瞳色は碧眼 肌色は乳白色

 種族:上位地母神 性別:女 従者タイプ:召喚サモン

 [主要武装]

 片手用杖〝姫将軍プリンセス・ジェネラル〟スペル型ウェアラブルPC(レンズ型)+入力リング、衣類。

 武器スキル:杖

 防具スキル:布製

 装飾スキル:アクセサリー、ウェアラブルPC

 魔法スキル:元素魔法 暗黒魔法 神聖魔法 状態変化魔法 即死魔法 支援魔法

 補助スキル:魔法才能 魔力才能 魔法使いの心得

 生活スキル:騎乗

 生産スキル:なし

 固有スキル:

 種族【豊饒の大地】:植物の育つ環境を整える。攻撃に使用すれば範囲内に持続ダメージ

 個人【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

 個人【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 個人【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する


 [ピュシー]:レドの従者 上位妖精

 特徴:155cm 髪色は赤 瞳色は茶色 肌色は乳白色

 種族:上位妖精 性別:女 従者タイプ:召喚サモン

 [主要武装]

 片手用杖〝最後の千年ラスト・ミレニアム〟スペル型ウェアラブルPC(レンズ型)+入力リング、衣類。

 武器スキル:杖

 防具スキル:布製

 装飾スキル:アクセサリー ウェアラブルPC

 魔法スキル:元素魔法 回復魔法

 補助スキル:魔法才能 魔力才能 瞑想 

 生活スキル:NPC言語 モブ言語 浮遊 飛行 騎乗

 生産スキル:

 固定スキル:

 種族【妖精の舞】:妖精の鱗粉を作りポーションの材料とする。また範囲内に浮遊効果。

 個人【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

 個人【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 個人【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する


 [ルリ]:

 特徴:50cm 毛色は朱 瞳色は瑠璃色 肌色は朱

 種族:朱雀 性別:(任意に変更可能) 従者タイプ:召喚サモン

 [主要武装・主な荷物]

 なし

 武器スキル:

 防具スキル:

 装飾スキル:

 魔法スキル:

 補助スキル:

 生活スキル:

 生産スキル:

 固有スキル

 種族【ファイアーブレス】:炎を吐く

 種族【炎の海】:炎の海を作る

 種族【朱雀の羽】:炎属性の羽を落とす

 個人【夜の加護】:夜間能力上昇、HP回復

 個人【闇の加護】:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 個人【日光浴・小】:1時間に20%まで空腹値を緩和する

 ▽


 PT共同住宅の星空邸より出る。

 何故か兵士らしいエルフの男性が居り、レドが挨拶した。


「衛兵のルーシェという者です」

「星空の記録のレドだ。こんなとろで何を」

「あー。まあ一休みです。衛兵も暇ではないのですが、ここら辺の警邏も兼ねてここで休んでいます。よい所ですよ。よい香りもしますし」

「そいつは何よりだ。ああそうだこれをどうぞ」


 渡された一つの菓子、受け取った衛兵は礼を言って早速食べる。

 味が良かったらしく、ボリボリと食べていた。

 レドの生産品の為に、バフ効果もあるのが嬉しい物だ。

 挨拶をしてから別れる。

 城下町も賑わいを見せ、他の冒険者とは遭遇しないが、ひとまず買い物による。

 武装の専門店により、品を見るが特に必要な物はない。

 衣類の店にも寄り、レドが男性用の衣類などを購入し、店員に微妙な目で見られた。

 続いて薬品ショップによる、特に必要はない物ばかりなので、特に購入せず。

 それとなく白虎のダンジョンの場所を聞き出し、一行は向かう。


 □白虎の広場


 白虎ダンジョンの前に広がる樹林。太陽は既に昼下がり、5月頃の季節にしては冷ややかだ。


「おし行くぞ!」

「「おお!」」


 ティア、ピローテス、ピュシーが答える。リャナはニコニコと微笑み、ユキカゼはティアの足元で立つ、ルリはレドの肩で欠伸をかみ殺す。


 司令塔のレドは暗黒騎士剣〝暗黒剣士ダークネス・フェンサー〟を抜き、左手には小盾の〝雷神之小盾トール・バックラー〟を装着していた。この肩でルリは無表情に立つ。

 前衛のピローテスは暗黒曲刀〝暗黒牙ダークネス・ファング〟を抜き、左手には竜騎士小盾〝竜騎士小盾ドラグーン・バックラーカスタム02〟を装着していた。

 中衛のティアは連射クロスボウ〝ポンプ式クロスボウ〟と腰には矢筒を備えていた。この足元にティアのガードであるユキカゼがたっていた。

 後衛のリャナは杖〝姫将軍プリンセス・ジェネラル〟を握っていた。

 後衛のピュシーは杖〝最後ラスト千年ミレニアム〟を握る。


 直ぐにエンカウントする。

 コボルトとエンカウントする。

 剣と盾を持った犬人間はが吼える。


「ウェアウルフかよ」

「いえマスター、コボルトというノーマルエネミーです」

「何が違う?」

「ウェアウルフは人に属する狼種、コボルトはエネミーに属する犬種です」

「なるほど、眼力」


 □□□□□□□□□

【コボルト】

 Lv  29

 HP  980/980

 MP  120/120

 TP  200/200

 STR 30

 VIT 30

 INT 10

 MND 12

 DEX 24

 AGI 18

 LIK 1

 CHR 1

 耐性  ―

 弱点  全ての生身の箇所

 スキル 剣スキル 盾スキル

 □□□□□□□□□


「じゃあ行くぜ」


 盾(将軍専用)Ⅰのアーツを使う。

 《ジェネラル・アンカー》

 範囲[大]ヘイト上昇率[特大]

 備考:逃げ出した敵に特大ダメージを追加


「ウォォォォォン」


 コボルトが吼える。

 レドに向けて剣を向ける。

 矢に掛けていたティアの連射クロスボウ〝ポンプ式クロスボウ〟の属性矢が直撃する。

 レド特製の塗料が塗られた属性矢に効果で、Lv3のデバブ効果・バテスト効果を発揮し、動きが止まるコボルト。


「行くぞピローテス」

「了解」


 ピローテスの暗黒曲刀Ⅰアーツ《リーパー》

 ダメージ率[大]ヒット率[1]

 備考:振り回した一撃を加え、DEFダウン

 振り回し系の一撃で〝暗黒牙ダークネス・ファング〟の一撃がコボルトに直撃する。

『400のダメージ、DEFダウン』


「スイッチ!」

「おうよ!」


 ピローテスの凛々しい掛け声で、レドの女性アバター時のハスキーな声で答え、跳躍しコボルトに〝暗黒剣士ダークネス・フェンサー〟の一撃を加える。

 固有スキル【神聖剣】発動。

 範囲[攻撃命中時に発動]ダメージ率[小]


『ダメージ100』


 着地と同時に剣(将軍専用)Ⅰのアーツを使う。

 《ジェネラル・ブラスト》

 ダメージ率[特大]ヒット率[1]

 備考:大上段からの突進しての一撃を加える。背後なら追加ダメージ。

 この大上段の構えになり、突進しながら振り下ろした一撃が直撃した。


『1200のダメージ』


 この攻撃でコボルトは消滅した。


「オーバーキルだったな」

「マスターお見事だが、どちらかと言えばティアがお見事」

「いぇーい」


 ピローテスに褒められ、ティアが可愛らしく跳ね上がる。


「マスター、言うのもなんですが、範囲が広すぎたようです」

「かなりの数だよ。気を付けて!」

「わん!」


 コボルト群とエンカウントする。

 コボルト12体。


「集団に対しては私が露払いをしましょう」


 即死魔法スペルⅠ【ファースト・デス】

 範囲[中]即死率[使用者に依存]

 備考:一撃で即死させる範囲系スペル。

 8割が即死した。


「私の本気を食らえ」


 元素魔法スペルⅠ【ライトニングボルト】

 範囲[中]ダメージ率[小]

 備考:一定確率で感電効果。

 残った四体の雷撃が直撃した。二体が感電する。


『ダメージ100』


「・・・(けっ)」


 レドの肩に乗るルリが口を開く

 固有スキル【ファイアーブレス】

 範囲[中]ダメージ率[大]

 備考:一定確率で火傷を負わせる。

 この一撃を食らわせる。


『ダメージ400、追加ダメージ100』


「わん!」


 ティアの足元にいたユキカゼが口を開く

 固有スキル【アイスブレス】

 範囲[中]ダメージ率[大]

 備考:一定確率で凍傷を負わせる。

 この吹雪を食らわせた。


『ダメージ400、追加ダメージ100』


 四体が消滅した。


『経験値34.800を得た』

『資金12.000を得た』

『ドロップアイテムを得た』


「ちゃららーらーらーらったらー」


 レドが鼻歌を歌い、〝暗黒剣士ダークネス・フェンサー〟を振り回し腰に納める。

 ピローテスは気恥ずかしげに沈黙、ティアは〝ポンプ式クロスボウ〟を掲げる、リャナ悠然と佇み、ピュシーは〝最後ラスト千年ミレニアム〟を回転させて片手で採る。

 ルリは特に変わらず、ユキカゼは一鳴きした。


「勝利の決めポーズ完了」

「マスター、かなり恥ずかしい」

「「えー」」


 ピローテスの言葉に、ティアとピュシーが抗議の声を上げる。


「強制はしないが、偶にやらないか?」

「いや、その恥ずかしい」

「お姉ちゃん、これは一家の決まり」

「うんうん」

「リャナ、何かないか」

「剣を掲げるとか、剣を戻すとか、地味な方でも十分ですよ」

「剣を戻すなら、出来そうだ」


 地味だが、凛々しいピローテスがやれば様になる。

 何かと絵になる為に、いっそのこと騎士でもやればいいのにトレドは考える。

 ピローテスの性格から言ってそれはないだろうが、可愛い服装でもすれば何かと面白そうだ。


「次に行くぞ」


 次もコボルトの大群の8体。

 リャナの【ファースト・デス】での6体を削り。

 ティアが素早く矢を射て一体に矢を浴びせる、剣により払われて失敗。

 レドの《ジェネラルアンカー》を食らわせてヘイトを稼ぎ、それから矢を浴びせて動きを止めてレドとピローテスが片付ける。


「楽でいい」


 レドが素直に感想を口にした。

 いつもより割増のリャナの成功率は、レド特製の成功率向上のドーピング薬を飲んでいるからだ。

 次に遭遇したのはコボルト・ソルジャー、槍を持った鎧を着込んだコボルトだ。

 ステータスは変わらず、装備とスキルのみの変更らしい。


「はいはい」


 《ジェネラルアンカー》を使いヘイトを稼ぎ、ティアが矢を射かけてバテステ、後にレドとピローテスでボコる。


「楽でいい」

「マスター、前方で誰かが戦闘中だぞ」


 ピローテスに言われ、レドが目を凝らす、特に見えず。


「向かってみよう、恐らく知り合いだろうしな」


 歩けば、白いワンピース姿の大鎌使い、執事服の男、白い僧服姿の女。


「アリサ達だ。おーい」


 戦闘中に暢気にレドが声を掛ける。

 僧服の女がこちらを見る。


「レド達じゃねぇか。加勢しろよ」

「いいのかよ?」

「いいからしろ!」


 連射式クロスボウに持ち替えてから射る。

 被弾したコボルトは、アリサに首を刎ねられて即死した。

 近寄ると、アリサもフォルゼンも気付く。


「レド♪」

「久し振り」

「直ぐ加勢しろよ」


 アリサ達から声、レド達も挨拶した。


「朝から狩っていたのかよ」

「バリバリね。家のポーションが来たし組むわよ」

「おう」


『アリサが加わった』

『フォルゼンが加わった』

『フォルストが加わった』


「ひとまず飯にしようや。腹減ってんだろ?」

「ええ。じゃあ一休み」


 食事にし、レドが作ったお握りを全員で食べる。


「ヒリュウ並じゃないけど美味しいわ」

「へいへいどういたしまして」

「レド達も狩りに来たのね」

「ああ。収獲したり、混ぜ物したりしてからの狩りだLvは上がったか」

「全くよ。100体狩ったけど29万ぼっちだし」

「十分すげえよ」

「Lv1も上がらないのよおかしいじゃない」

「桁が4桁上がっているからな」

「マゾイわ」

「だな。おまけに将軍は通常の10倍要るし」

「10倍?」

「ああLv1上げんのにな、次のLv2に上げるのに1000万掛かる」

「1000万!?」

「ああ、もうマゾイわマゾイわ。チケットで上げたくなるぜ」

「それはマゾイわ。チケットで上げたくなる気分も解るわよ。あたしも何かとろうかしら」

「例えばサモナーとか?生産系もよいんじゃないか」

「サモナーか、うーん。サモナーね」

「戦闘系を1、生産系を1個ぐらいだな」

「生産系なら、そうね」

「細工師とか」

「うーん。イマイチ」

「じゃあ武器を変えてみるとか」

「ええ!大鎌はあたしのポリシーよ」

「注文の多い女だなお前は」

「うそうそ、そう怒らない」

「じゃあ装鎌士」

「何その格好いい名前は」

「装備の装、大鎌の鎌、騎士の士のジョブだ。大鎌を扱う事に特化したタイプの前衛ジョブだ」

「速く言ってよ。直ぐにとるわよ」

「まて、家の近接戦闘家はどうしてそう短気なんだ」

「何まだあるの?」

「家は戦闘系でもあるが基本的な収入は生産だ」

「つまり生産も取れって訳ね」

「おう」

「そうね細工師にするわ。なんだかんだ言ってもいいし」

「細工師と装鎌士か」


 ▽ジョブ・クラス追加

 ジョブ:細工師

 固有スキル【細工】:細工スキル無しでも細工が可能になります。

 クラス:装飾士

 固有スキル【装飾】:装飾スキル無しでも装飾が可能になります。

 ジョブ:装鎌士

 固有スキル【鎌】:鎌スキル無しでも鎌系が装備できます。

 クラス:大鎌士

 固有スキル【大鎌】:大鎌スキルがなくても大鎌が装備できます。

 ▽


「とれたわぁ。うん好いわこれ」

「固有スキルチケットで採れるぜ」

「ありがとうレド、なんかいつもよりうれしいわ」

「へいへい、良かったなアリサ」

「ええ」


 ▽チケット使用

 鎌:鎌系が使用可能

 大鎌:大鎌が使用可能

 布製:布製が使用可能

 革製:革製が使用可能

 アクセサリー:アクセサリー使用可能

 即死魔法:即死魔法が使用可能

 状態変化魔法:状態変化魔法が使用可能

 弱体化魔法:弱体化魔法が使用可能

 装鎌士の才能:装鎌士の系統のスキル成長率+1

 装鎌士の心得:装鎌士のステータスUP

 大鎌士の才能:大鎌士の系統のスキル成長率+1

 大鎌士の心得:大鎌士のステータスUP

 魔法才能:魔法の才能

 魔力才能:魔力の才能

 クリティカル率上昇:クリティカル率上昇します。

 両手持ち:両手で持つ武器の性能UP

 剛力:腕力が強くなります。

 敏捷:動きが良くなります。

 ステップ:ステップなどが楽になります。

 ジャンプ:ジャンプなどが楽になります。

 ▽スキル変更

 武器スキル:鎌Ⅰ 大鎌Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 防具スキル:布製Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 革製Ⅰ

 装飾スキル:アクセサリーⅠ.Ⅱ.Ⅲ ウェアラブルPCⅠ リングⅠ.Ⅱ.Ⅲ

 魔法スキル:状態変化魔法Ⅰ 即死魔法Ⅰ 弱体化魔法Ⅰ

 補助スキル:装鎌士の才能Ⅰ 装鎌士の心得Ⅰ 大鎌士の才能Ⅰ 大鎌士の心得Ⅰ 魔法才能Ⅰ 魔力才能Ⅰ クリティカル率上昇Ⅰ 両手持ちⅠ.Ⅱ.Ⅲ 剛力Ⅰ 敏捷Ⅰ 捕獲才能Ⅰ 調教才能Ⅰ 使役才能Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 同時使役才能Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 生活スキル:捕獲Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 調教Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 使役Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ 同時使役Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

 生産スキル:

 固有スキル:

 種族【世界樹の木】HP回復用の木を設置します。

 ジョブ【テイマーの器】:テイマーとしての素質を備えます

 ジョブⅡ【手懐けの心得】:テイマーとしての素質の第二歩

 クラス【森の心】:森の生き物と心を通わせます

 クラスⅡ【同時使役の資格】:同時に使役することが得意となります

 ジョブ【鎌】:鎌スキル無しでも鎌系が装備できます。

 クラス【大鎌】:大鎌スキルがなくても大鎌が装備できます。

 ジョブ【細工】:細工スキル無しでも細工が可能になります。

 クラス【装飾】:装飾スキル無しでも装飾が可能になります。

 ▽


「戦力大幅アップよ」

「おめでとうマスター」

「おめでとうだぜマスター」

「ありがとう。フォルスト、フォルゼンは」

「要らない」

「気持ちは嬉しいが、必要でもないしな」

「木が変わったらいつでも言ってね?」

「ああ」

「約束するぜ」


 こちらも家族の様なものなので、特に変わらない。


「さってと狩るぜ」

「勿論よ♪」


 次の獲物を探し始める。

 時刻は昼下がり、狩りは続く。

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