ラジオ『ミヨシ！』〜放送時間が変わります！〜

＜オープニングテーマ『puzzle』＞

「皆さん、こんばんは！最近同窓会で顔を出したら入り口で囲まれて入れなかったミロクです！」

「どうも、最近無駄にキラキラした笑顔を振りまくなと怒られたヨイチと…」

「最近行ってもいないのに日焼けサロン通いを疑われたシジュだ。くそっ」

「三人合わせて…」

「「「３４４(ミヨシ)です！よろしくお願いします！」」」

「今回のオープニング挨拶は自分で考えました」

「ミロク君、同窓会行ったんだ」

「はい。でも入り口でファンの子に囲まれちゃって……受付の人も通してくれなくて……」

「案内状持って行ったんだろう？」

「まず身分証が必要だって言われたんですよ。俺知らなくて……」

「ミロク君の外見じゃ、学生にしか見えなかったんじゃない？」

「でも、違う日に同級生何人かと会えたんで、良かったです！」

「身分証出したのか？」

「ちゃんと覚えててくれたんですよ！ところでヨイチさんは誰に怒られたんですか？」

「マネージャーだよ」

「ぷぷっ…容赦ねぇな、うちのマネージャー」

「確かに、事務所の社長席でスマホ見ながらキラキラスマイルしてますよね。新しく入ってきたスタッフ達が『あれが伝説のアイドルスマイル…』とか言われてましたけど、ぶっちゃけ無駄ですね」

「ミロク君ひどい！機嫌悪いよりは良いと思うんだけどなぁ」

「シジュさんは、日サロ通い……してないですよね？」

「してねーよ。なんだよその疑っている目は」

「シジュは地黒だよね。この前のモデルの仕事が外で、結構長かったから更に黒くなったんだよね」

「これでオールバックにサングラス、金のチェーンに派手な色のシャツで完璧に『輩(やから)』になりますね！」

「オイコラどういう意味だコラ」

「なるほど。これが『輩』なんだね」

「一旦ＣＭです！」

＜ＣＭ＞

「前半は近況報告で終わっちゃいましたけど、報告といえば初のテレビ出演しましたね！」

「緊張したー。俺は端っこで大人しくしてたわー」

「僕もブランクありすぎて緊張したよ。ミロク君は？」

「始めはどうしようって思ったんですけど、ＭＣの大倉さんが進行上手で何とかなりました」

「可愛かったよね、声優アイドルっていうのも初めて知ったし」

「オッサンな俺らは最近のアイドル事情をよく知らねぇからなぁ」

「俺は知ってましたよ。引きニート時代からサブカルには強かったですし、ネット仲間もいますし！」

「おお、ミロクのドヤ顔！」

「今回のアニメの挿入歌も、ミロク君は生き生きとしていたよね」

「そりゃ『ミクロット』は有名なアニメですからね！」

「主人公達との恋の行方も気になるよね」

「なぁ、アニメの主人公って中学生じゃなかったか？恋愛するのか？俺たちのキャラが？」

「……」

「……」

「……」

「さて！そんな俺たちのラジオのコーナーが、なんと独立します！」

「この番組の後の、三十分番組になるんだよね」

「俺たちをこの番組の一コーナーに置いてくれたチェケラさんには足向けて寝られねぇな」

「初の冠番組……ですよね！」

「チェケラさんはこれからも、このコーナーで僕達みたいな新人を使ってくれるらしいよ。素敵な人だよね」

「俺らも負けずに頑張ろうぜ！」

「デビュー曲『puzzle』も、好評発売中です。これからも応援よろしくお願いします！」

「それでは今日はこの辺で……せーの！」

「「「３４４(ミヨシ)でした！また次回もよろしくお願いします！」」」

＜エンディングテーマ『puzzle』ピアノバージョン＞