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僕の日記  作者: Q輔
41/50

長女にバレてたみたい

 3月25日(月)雨


「私、少し前までパパの小説読んでたよ」


 え?


「『余命100ありがとう』ってやつ、読んでた。あれ、やめちゃったんだね」


 え?


「あとの話は難しくて、よく分からないから読んでいない」


 え?





 え?





 長女が部屋に籠って小説を書いている僕の背後から、突然そう告白をした。



……心臓飛び出るかと思った。






 なろう。長女にバレていたみたい。よくよく考えたら、頻繁にPCに向かって何やら夢中で書いているのだからね。そりゃあ、いつかはバレるか。


 それにしても、唯一読んでいたのが『余命100ありがとう』ってどういうこと? 凄くお気楽な気持ちで書いた作品。しかも僕の作品の中で唯一絶賛休業中の作品。


 なんだかなあ。他にも面白い作品をたくさん書いとるつもりだけどな。


 中学生は、ああいった作品なら読んでくれるのね。う~ん。いろいろ考えるなあ。



 まあ、親子で文学や芸術の話をする良いきっかけになると考えよう。うん。そうしよう。でもそうなると、なろうのアダルト広告がすんげ~邪魔だなあ。思春期の娘と同じ画面を観れねえよ。まったくよお。


 う~ん。いろいろ考えるなあ。今後のこと、いろいろ考える時期に来ているなあ。


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― 新着の感想 ―
[一言] あら、娘さんご存知だったのですね……! 家族には自分のおすすめ作品読んでほしいという気持ち、わかります(´ω`*) 私は今になって親に読んでもらっても大丈夫かな……という作品が書けるようにな…
[良い点] 当事者からしたらお互いに心臓がバクバクしたかもしれませんが、側から見たら微笑ましいです。 中学生くらいになると父親は嫌悪の対象ですから笑 嫌悪されるのは生物学的にきちんと成長している事なの…
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