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Levelmaker ーレベル上げしながら異世界生活ー  作者: Ss侍
二十六章 不穏な異変

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第八百五十二話 アリム製人工衛星

「さて、じゃあ昨日考えたやつばら撒きに行ってくるね」

「疲れてない? 私、昨夜あれだけ……」

「大丈夫だよ、多分、大丈夫。帰ってくるの結構遅くなるかも」

「うん……わかった……」



 寂しそうな顔をするミカの頬にキスをしてから、ぶっちゃけだいぶ疲れてる身体を引きずって外に出た。お、どうやらカナタとサクラちゃんはすでにラブラブ旅行に行ってしまったようだ。



「さて、まずは……」



 姿をバレないようにしたまま街を出た。あまり魔物に邪魔されなさそうな森の中ほどまで行き、そこにマジックルームを設置する。この中で作業するんだ。

 実はまだ設計しきれてないものがある。いやー、ミカからの欲情に負けてテキトーに切り上げたのはいいけど後々問題がある箇所がそれなりに見つかるなんて、まいったまいった。エッチなのもほどほどにしないとね。


 

______

____

__



「よし、できたっ!」



 今度こそ完璧だろう。

 アナズムを見守るシステムが完成した。

 アリム製人工衛星がどういうシステムか簡単にまとめてみた。まず母機と子機の2種類に分かれていいるから、子機の方から見てみよう。


<子機>

・伝説級

・上空10kmくらいに浮かべる。

・雲は透視できる。

・探知系スキルに加えて伝説級以上の探索アイテムが二つ以上ないと感知できない。

・非常に広範囲を見ることができる。地球ならそこそこ小さめの国をまるっと一つこれで監視できるくらい。

・Aランク~SSSランクの魔物を感知し、SSランク以上は母機に報告。空中・水中・地中と場所は問わず感知する。

・上の感知のついでに災害が起こっている場所や起こりそうな場所も感知。

・もしSランク以上の魔物に襲われている人が集まっている場所があれば母機に連絡がいき、あまりにひどくなるようだったら時間稼ぎをするシステムが作動する。

・ムービーや写真も撮れる。

・母機への連絡の優先度は人が多いところにある子機ほど。

・複数個上空に並べると見える範囲内を勝手に考えて並んでくれる。

・複数個にするつもりだから番号付けされている(予定)。

・何か追加項目があるなら、母機を通してアップデート。



 うんうん、我ながらいいできだ。伝説級に抑えることに成功したから量産化できるしね。

 ほんとは在庫使って一個一個作りたかったけど、どう考えても全部作り切れるのに途方も無い時間がかかるから止むを得ず……。

 次にメインとなる母機を見ていこう。

 


<母機>

・神具級

・システム上、子機の機能は全て備えてある(アップデートをしやすくするため)

・全ての子機を番号で指定することにより遠隔操作できる。

・子機から送られてくる情報を統括・処理してくれる。

・魔物を感知した場合、その魔物が何かを解析してくれる。

・膨大な量の情報となるため、データ容量は無限に近い。

・基本的に全て俺のトズマホに情報をそのまま届けてくれる。



 とりあえずこんなものでしょう。

 正直魔物を滅する機能つけちゃえば冒険者なんていらなくなっちゃうとはおもうけど、そんなことまではしない。

 とにかくこれでどこかで何か起こってもすぐに対処することができる。俺自身が現場に向かわなきゃいけないような事態が起こったとしたらカナタに頼って瞬間移動すればいいし。

 

 さて次はこの子機を量産しなきゃいけないわけだ。

 俺はダークマタークリエイトを振る展開させた。ものすごい量のアリム製人工衛星の子機を作り、お空に飛んでってもらう。久方ぶりにがっつりMPがへったよ。


 飛ばしてる最中にも観測してもらってわかったことだけど、どうやらアナズムの大きさは月と同じか小さいらしい。ということはアナズムの月も地球の月よりも小さいわけだ。一見あまり変わらないように見えるんだけどな。

 

 だからアナズムってほんとはどこか別の星なんじゃないかってことも考えられるね。いや、大気圏から出たことないからわかんないけどさ。そもそも宇宙があるのかどうかすら。……正直興味ないからどうでもいいや!

 


「お、きてるきてる」



 トズマホにピロリンピロリンと連絡が来る。早速全アナズム中に散らばった子機たちがSSランクの魔物を探知してるみたいだ。人里近くにいるのは案外少ないのね。これでも多くなった方なんだ……。

 


「さて、帰ろかな」



 後片付けは綺麗にして、荷物もしっかりと持ち、やることは全て済ませてしまったので屋敷に帰った。

 とりあえず母機はこの屋敷の天井に、見かけがいい具合になるように置いておく。多分ここが一番いいと思うんだ。これでほんとに作業終了だね。

 そして中に戻って部屋に入るなり、ミカが嬉しそうな顔をしながら出迎えてくれる。



「おーかえりっ! どうだった?」

「うん、全アナズム中にばら撒いてきたよ。これで異変がおこればすぐにわかるはずだ」

「これでちょっとは安心…….かな?」

「かもね」



 あ、そういえばダンジョンを見つける機能とかもつけて置いたほうがよかったかな? でもこういうのってあんまり私利私欲に使っちゃダメな気がするんだよね。

 今後の気持ちの変わり次第かな。



「ぎゅーってして!」

「はい、ぎゅー」

「えへへ」



 なんやかんやいってもミカは天使だ、うん。

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