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Levelmaker ーレベル上げしながら異世界生活ー  作者: Ss侍
二十五章 情報社会

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閑話 ミカミが惚気る話

「アリムぅ……」

「あ、今日はミカミの気分なんだね」



 男であるミカミが、まだ男である俺に抱きつきながら頬ずりしてくる。無論中身が美花なわけだから嫌なんてことは全くないけれどちょっと不思議な気分で未だに慣れない。

 俺がショーに抱きついてるようなものだからね。……想像してみみるよ。ショーに甘える俺……案外あり得るじゃないか。違和感ないし、じゃあ問題ないね、うん。リルちゃんが怒りそうだけどね。



「はやくアリムになって! そのままでも俺はイケるけどっ」

「その姿になるとエッチなことに直球になるよね。今からなるから待っててよ」

「普段は女の子だから濁してるだけだぜ!」

「知ってた」



_______

_____

___



「おまたせ」

「ああ……かわいいっ……」

「ボクからしたら美花の方が可愛いんだけど」

「美花の方からしたらアリムの方が可愛いらしいぜ?」



 この論争を続けていても拉致があかない。結局は純粋な美少女である美花の方がボクより何倍もかわいいって決まってるんだから、わざわざ言う必要もないしね。

 さて……ミカミはボクに対して結構なことをしてくる。

 いつも有夢に対して美花の方がグイグイくるんだけど、ミカミはその関係をそのままにしている。


 下手したら男になってる分、性欲というものが多くなってるかもしれない。

 ま、別にボクはミカミ(美花)の事が世界一好きだから構わないんだけどね。



「さあさあ、今日は何しようか」

「どうせエッチなことするんでしょ? ボクはわかってるんだからね」

「そうやって悟って諦めるのもかわいいよ」

「イケメンな上にボクもミカミのこと好きじゃなかったら、そのセリフ、とっても怖いよ」

「確かに」



 ちょっと反省したのか大人しく頭を撫でるだけにしてきた。撫でられるのも好き。ついでにキスもする。

 キスをすると反省が終わったのか、いつもの調子に戻った。



「キス甘いっ!」

「そうだね。ボクも毎日そう思ってるよ」

「それでやってほしいことあるんだけど」

「いいよ。最近ちょっと慣れてきたし、多少の痛みぐらいまでなら……」

「ありがとう! でも今日はそういう趣旨のことはしないよ。これを一緒にきよう」



 取り出したのはつい最近、有夢とミカがいちゃついた時に使った二人羽織。上半身裸になって胸を押し付けてくるやつだね。まさかだとは思うけど。



「見覚えあるよね? 説明しなくても大丈夫だよね?」

「うん」

「じゃあお願い!」



 手渡された。これから服を脱いで上半身裸になり、ミカミの身体に密着しなければならない。それは別に構わないんだけど……。


 

「そ、そんなに穴が空くほど見られたら脱ぐ物も脱げないよ!」

「でも本能が見ろって……」

「むぅ……」



 なんとか見られながら脱ぎ、上から例のブツを着る。そしてそこからミカミと二人羽織のような状態になった。無論、ミカミも背中を開けている。



「おおおおおおお、こんな感じに……!」

「美花はE、ボクはCだからね。ちょっと物足りないかもよ?」

「問題ないよ。あ、でもあれだね。俺とアリムの方が美花と有夢より身長差があるから変な位置に胸が……」

「ボクをおんぶすれば?」

「いいね」



 ミカミはすぐに実行した。ついでにお尻も揉んでくる。それはとりあえず無視して、耳元で囁いてみた。



「どう……?」

「うおおお、耳元……ゾワってする……」

「なかなかいいでしょ」

「あーもー、俺はこんなかわいい彼女がいて幸せだなー」

「それボクのセリフ」

「やっぱりそんな風に思ってくれてるアリ……いや、有夢と一緒にいられて幸せだよ」

「えへへーっ!」

「えへへーっ!」



 そのあとはボクが背中でモゾモゾ動くだけでミカミはすごく喜んでくれた。数分で背中からひっぺがされてお姫様抱っこでベッドまで連れられ、押し倒されるまで続けた。



「まだお昼だよ!」

「そんなの関係ない!」

「ね、やっぱり有夢もこんくらい美花にガツガツした方がいいのかな?」

「俺は有夢の性格の全部が心の底から大好きだから好きにしなよ。俺の本心がこんな感じなだけなんだからさ」

「うん、わかった! あの話戻すけど、まだお昼……」

「そんなの関係ない!」



_______

_____

___



「いやー、あんな感じなんだねー」

「うん」



 ミカミから可愛い可愛い美花に戻ったミカは、笑いながらそう言った。たまにミカミと美花が同一人物とは思えなくなる。



「やっぱり無理にでもEまで豊胸した方が良かった?」

「紛い物は嫌よ」

「だよね」



 さすが美花、わかってる。

 そのあと後片付けをして、かなり遅めの夕飯を作ることにした。どうせまた明日も俺が受けなのか、美花が受けなのか、俺が男なのか、美花が男なのか予想はつかないけどこういうことが繰り返されるんだ。


 

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