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Levelmaker ーレベル上げしながら異世界生活ー  作者: Ss侍
二十五章 情報社会

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閑話 リルと美花が遊ぶ話 (リル)

「わーふー」

「これがこうで、あーで……」



 ショーが頑張って勉強してる。テレビ出演が決まったから、なんかウケのいいトークの仕方とかを頑張って調べてお勉強してるんだ。

 アナズムに戻ってきてからずっとこんな調子さ。話しかけたり、抱きついたりしたら私に構ってくれはするんだけど、邪魔するわけにはいかないよね。



「ショー」

「おう、なんだ?」

「ちょっと外に散歩しに行ってくるよ」

「付き合うか?」

「ううん、ショーはショーのやるべきことを頑張って」

「……そうだな」



 特に機能なんてちょっとわがままいってベタつせてもらったから、今日はしっかりとお勉強してもらわないと。

 ……お外に散歩かぁ。ああは言ったものの、いっつもショーと部屋の中で遊んだりエッチなことしあってるのがアナズムでの1日の過ごし方だから、どこに行こうか迷うや。

 地球に行ってみればわかるけど、アナズムは遊べる場所が少ないんだよね。そろそろアリムちゃんが何かしら開発してくれると嬉しいんだけどな。



「うーん……」

「うーん……」

「「うん?」」



 悩みながらこの屋敷の廊下を歩いてると、ばったりとミカちゃんに出会った。今日は地球と同じ黒髪ストレートに黒目の、ザ・ジャパニーズ・やまとなでしこな感じの姿をしてる。

 実は私個人的には、この時のミカちゃんが一番可愛くて好きなの。どんな格好でも可愛いけど。



「どうしたの、ミカちゃん」

「今日は有夢一人でお仕事でさ、私、家で待機だよ。暇で暇で仕方なくて……」

「わふー! ミカちゃんもそうなんだ、じつは私も今、ちょっとショーが忙しくってさ、暇を持て余していたんだ」

「一緒に遊ぶ?」

「あそぼあそぼ!」



 そういうわけで、私はミカちゃんの自室へ。

 アリちゃんは一応全員分のお部屋を用意してくれてるんだけど、だいたいみんなそれぞれの相方と過ごすから、自室使用率はすごく低いよ。

 私だってアナズムの、このアリム邸の自分の部屋に居るのは一ヶ月に一回あるかないかの頻度。

 お掃除しなくてよかったりするのは助かるけどね。



「何しよっか!」

「普段、ミカちゃんはアリちゃんと何してるの?」

「えーっと、普通ならテレビゲームとか、ボードゲームとか、有夢のこの家の管理を一緒に手伝ったり。普通じゃないなら、裸で抱き合ったり、愛を囁き合ったり」


 

 美少女同士の二人がしてることってなんだろうと思ってたけど、私とショーが普段してることとあんまり変わらないようで安心した。アリちゃん……もといあゆちゃんも、やっぱり男の子なんだよね、あんな成りだけど。


 

「わふー、なんだ、だいたい一緒だね。私とショーならそこに筋トレとマッサージが加わるけど」

「マッサージの途中で色気のあることしてたりするでしょ?」

「わふ、むねをおしつけてるよ。なんでわかったの?」

「ふふーん、私は勘がいいからわかるのです!」

 

 

 確かにミカちゃんは勘がいいね! いっつもショーに抱かれた次の日は気づかれちゃうし。

 うーん、でも一方的に勘ぐられるのは悔しいなぁ。私もあゆちゃんとミカちゃんがワンワンした日を当ててみたりしたいよ。当ててどうするのって話だけど。



「わふー、勘がいいの羨ましいなぁ」

「リルちゃんだってそんな悪くないでしょ! なんなら、私と有夢がラブラブだった日くらいわかるんじゃない?」

「えー、わかんないよぉ」



 においでわかったりしないかな。残念なことにこの家のすべての物品は常に綺麗になり続けたり消臭したりする効果があるから私の鼻で判別つかないことが多々あるんだよね。やっぱり勘で行くしかないかぁ。


 あゆちゃんとミカちゃん、私とショーよりも頻度が多かったはず。当てずっぽうで答えても当たるかもしれない。



「昨日とか?」

「よくわかったね!」

「わふー!」



 ミカちゃんに頭なでなでしてもらっちゃった!

 ……こう考えると、ミカちゃんと遊ぶことになったのが、ミカちゃんの個室て良かったな。ミカちゃんとあゆちゃんのカップル部屋でこの事実を知ったらちょっと肩身が狭くなるところだったよ。

 あのベッドの上で昨日、ミカちゃんとあゆちゃんが……とか考えてゲームに集中できないと思うし。



「で、何するゲーム。エイリアンハンターXXの共闘クエストでもやる?」

「わふわふ、やろうやろう。ちょうど持ってきてたんだ」



 ミカちゃんゲーム強いから、このゲームで一緒に遊ぶときはよく助けてもらってる。ちなみに私とショーの強さは同じくらいで、私が勝てないボスエイリアンにはショーも勝てないよ。

 せっかくだから、倒せてないやつ協力してもらおうかな。



「ミカちゃん、このZ級クエストの七番、クリアできないんだけど協力してくれる?」

「うん、いいよ! 有夢もそこ全然クリアできてなくてさー、攻略サイトとか見てもこのゲームの最大の難関とか書いてあるよね。……そんな難しくないと思うんだけどなぁ」



 そう思うのはきっとミカちゃんだけだね。私も攻略サイト覗いてるけど、このクエストは1000時間や2000時間やり込んだ人でも一筋縄じゃいかないらしいし。

 私とミカちゃんは早速討伐に出かけた。

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