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Levelmaker ーレベル上げしながら異世界生活ー  作者: Ss侍
二十五章 情報社会

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第八百二十七話 アリムからのアドバイスだよっ!

「なるほどね! じゃあ……SSSランカーからアドバイスをいくつかしちゃおうかなぁ?」

「いいね、しようかアリムっ!」



 ミカも乗ってきてくれた。



「アリムちゃん、ミカちゃん、それホント!?」

「SSSランカーから直々にアドバイスが貰えるなんて光栄じゃないか」

「んまぁ、聞いておくか。用心に越したことねぇし」



 みんな聞いてくれるみたいだ。高ランクからのアドバイスって、何かのプロの人がそのアマチュアの人にアドバイスとかを言ってあげるのと同じ感覚なのかな?

 とりあえず言う内容は……っとそうだ、いくつか付け加えておかないといけないこともあるね。



「その前に注意しなきゃいけないことがあるんですけど」

「なんだ?」

「ボクが言ったアドバイス、絶対に他言無用ですよ?」

「我々だけの秘密にしろと? それは何故だ」

「少人数ならいいんだけど、大人数に真似されたらマズイんだよね」

「うん……? わかった、言わないよ。アリムちゃん」



 一応こっそり言わないように暗示するアイテムを作って、超高速で動いてみんなに使った。

 これでいいでしょう。ふふふ。



「じゃあいいます。まず、倒した魔物の死体の回収は必ずしてください」

「そりゃぁ、あたりめぇだろ。魔核は色々と必要だし、素材は金になるし……」

「そして自分たちの限界までダンジョン内の魔物を倒すか全滅させたら、ダンジョンボスがいる部屋に入らずに外に出てください」

「はぁ!?」



 5人中4人が驚いた顔をした。ローズは驚いてるというか、不思議なものを見るような顔をしてるかな。

 この反応は毎回面白いね。どれだけダンジョンの魔物を倒したら外に出てはいけない、という世界ぐるみで間違った常識が根付いてるかよーくわかるよ。



「そんなことしたら、また魔物が出現して最初からになるじゃないのかい? アリムちゃん」

「ゴッグのいうとおりだよ。せっかく倒したのに、もう一度倒さなきゃいけなくなるよ?」

「ふっふっふ、アリムはそれが狙いなのです!」

「み、ミカちゃん?」



 ミカのノリがいい。

 ノリがいい時のミカのドヤ顔は可愛い。

 


「どういうこと?」

「倒せる程度の魔物がまたダンジョンを出るだけで復活するんですよ? 素材も魔核も経験値も手に入り放題じゃないですか!」

「えーっと……ああ、なる…ほど……なるほど!!」



 どうやらローズは理解できたようだ。

 まだ理解できていない……とくにゴッグとマーゴさんに俺はより詳しく説明をした。まあ、いくらでも好きなだけ魔物を倒せるって一言加えただけだけど。



「確かにそうだ……!」

「んじゃあよ、2人はそうやってそんな強くなったのか? ダンジョンの、魔物が何回も生き返るってのを利用して」

「えへへ、だから内緒なんですよ」



 みんな互いに顔を見合わせる。

 そしてコクリと頷いた。



「わかった、できるだけ試して見ることにしよう」

「ぜひぜひ! あ、まだアドバイスあるんですけど聞きますか?」

「ん? なんだ」



 俺はダンジョンには必ず隠し部屋があること、そして隠し部屋の報酬はダンジョンの出入りにより何度でも復活することも教えてあげた。



「なるほどなー」

「……なあ、アリムとミカよ」

「ん? なぁにローズ」



 ローズがこちらに近づいてきて、ひっそりと声をかけてきた。



「もしかして我の居たダンジョンでも同じようなことをしたのか?」

「うん。むしろローズがいたダンジョンで色々新しく知ったこととかもあるよ」

「そ、そうか」



 自分のダンジョンが荒らされたの嫌だったかな? うーん、周回してた頃はローズをローズにするなんて考えてなかったし、謝ることしかできないなぁ。



「ごめんね?」

「何がだ?」

「いや、母なるダンジョンっていって、あのダンジョンのこと慕ってる感じがしてたし普段」

「別に構わん。ダンジョンがいいように利用された、それだけのことだ」



 そういうとローズはくるりと身を翻し、4人のもとに戻った。



「助言ありがとう。アリムとミカの言った通りに試してみようと思う」

「うん、そうして見てください!」

「じゃあ……そろそろ行ってくるわ。こうなると楽しみだなぁ」

「あ、もし億単位でお金が入ったら伝説級の武器、作ってあげますからいつでも訪ねてきてくださいね!」

「ああ、きっと行く」



 5人はさっきよりもやる気満々でこの街を出て行き、見つけたダンジョンのもとへと向かって行った。

 また近いうちに会う約束してね。

 

 本当はリルちゃんのお父さんが見つけた法則のことも教えてあげたかったけど、そうしてリルちゃんの両親見たいに急に大量、あるいは高ランクの魔物に襲われて死んじゃったりしたら困るから言わなかったよ。

 ローズいるから大丈夫かもしれないけどさ。


 そのあと俺たちは引き続き街でデートしたの。あの5人に会った以外のことはとくに変わったこともなく、やっぱり娯楽が少ないな、なんて思いながら家に帰ったらイチャイチャした。

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