小話 お正月! 2018
「せーのっ」
「「「あけまして、おめでとうございます!」」」
六人の着物をきた男女は、ぺこりと頭を下げた。
彼らがいるのはきらびやかな黄金に包まれたとても豪華な部屋。机の上にご馳走も大量に並んでいる。
「いやー、一年あっという間だったね!」
「去年は何があったかな?」
「えーっと、話的には両親に付き合っている報告して、カルアちゃん達のレベル上げをして、リルちゃんが地球にきて学校に通うようになってぇ……」
アリムは止まらずに話を思い出し続けている。
「ウルトさんとパラスナさんが結婚して、ラーマ国王がしつこくおはなししてきて、光男さんのサーカスに通って、ショーが柔道で全国大会行って、ボク達をずっと観察してたっていう魔神シヴァと接触して、お話内で正月を迎えて、お父さんとお母さん達六人をこの世界に招待して、ショーがリルちゃんの故郷に向かったね!」
自分が覚えている限りの内容を自信満々に答えたアリムに、ミカがツッコミを入れた。
「あの……話的にってなぁに? 話的にって」
「え、ボクそんなこと言った?」
「ああ、言ったぜ。そのあと何かに取り憑かれたようにここ数ヶ月の出来事をペラペラと……」
「うーん……おかしいなぁ」
本当にアリムはなぜか自分がついさっき話した内容を覚えていないようだった。不思議なこともあるものだと、アナズムだし別におかしなこともないかと六人は思い直し、話を続けることにした。
「そうだ! なにかが閑話含めて八百話になったらしいんだよ! 毎日投稿だから一年で三百六十五話!」
「なにかってなんだ? ……しかし、それなら来年には大体千二百話近くになってるってことか?」
「まあ、そうなるねぇ」
六人はその数字になぜか豪華さを感じるとともに、感謝の気持ちで溢れてきた。
「……ところで、今年は戌年だけど」
「ああ、リルの年だな!」
「わふん、まって、まってよ!」
「何か問題があるの? リルさん」
「わーふ、大アリだよ!」
頬を膨らませながらリルが抗議を始めた。
耳と尻尾もピンと立っている。
「私は狼だよ! お、お、か、み!」
「おー、そうだったな」
「わー、ふー、そうだったな、じゃないよ! わかってて言ったでしょー! もー」
「リル、お手」
「わーふん!」
リルはショーが向けた手のひらにニコニコしながら手を置いた。逆立っていた毛はしおれ、尻尾と耳もヘタれている。実に満足そうだ。
「……ほらな?」
「こ、これは……その……つい」
「まあまあ、リルちゃんいいじゃない! 今年はリルちゃんの年ってことで!」
「サクラちゃん……うーん、わかったよ、大人しく祝われることにするよ」
リルは諦めたようにショーの隣に寄り添い頭を彼の肩の上に置いた。ショーはその頭を撫でる。
「ともかく、前一年も元気にやれてきたんだ! 今年一年もバッチリ頑張ろうね!」
「うん、そうね! それで、今年の予定はどうなるよかしら…?」
「それは秘密だよ! でも、きっと楽しんでもらえるように!」
六人はこちらを振り向いた。
そして、一同並び直し、服装を正す。
そして、もう一度、ぺこりと頭を下げた。
「それでは、今年一年もどうかよろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!」
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2018年となりました。
ついに去年も物語は終わることなく、平常運転で続けられました。
結局、ゴタゴタが長引いてしまい、新作を発表することはありませんでした。申し訳ありません。
去年は、私個人としての環境はだいぶ変わった年でしたが、小説の方は特になにか大きなことはありませんでした。
今は安定してきており……なにかでかいことができればいいなと思っております。
やります\( ‘ω’)/うおおお!!
それでは2018年も、Levelmakerをお楽しみくださいませ。そして、よろしくお願いします。
(この投稿は12/31分の投稿となります。1/1分の投稿は通常更新です)




