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Levelmaker ーレベル上げしながら異世界生活ー  作者: Ss侍
第九章 召喚されし者達

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第二百十話 与えられた能力 (叶・桜)

 ローキスが去ってからも、まだ二人は脅された事による恐怖心は残っていたが、気持ちは落ち着いてきた。

 サクラはカナタが自分の手を握ってる事に気づく。



「ちょっと…叶。いつまで私の手を握ってるのよ」

「あ、ゴメン」



 カナタはサクラの手を握るのをやめた。



「(……別に離さなくても良かったのに)」

「そうなの?」

「…えっ! あっ…いや…その…あぁぁぁっ、そ、そうだ! 今ならゆっくり見られるんじゃない? ステータス」



 カナタは地獄耳だった。そのことはサクラも知っているのだが、つい、小声でポロっと本音が出てしまう。

 それをツッコまれて、サクラが恥ずかしがって話を逸らす。それは二人にとってこれは日常茶飯事の事だった。



「ん…そうだね、ステータスを見ておかないと。見た限りではかなり考えさせられる設定だったし」



 なんとか、逸らせたようだと桜はホッとした。



「うん…あ、そうだ。私のステータスの管理も、叶に任せて良い? 私よりあんたの方が得意でしょ? こういうの」

「まぁね。ただただ同じ場所を何千回もグルグルと周回してレベル上げしていた兄ちゃんと違って、俺はどれだけ効率が良いかを常に考え____」

「はいはい、スゴイスゴイ。そんなことよりさっさとステータスをちゃんと見ようね」

「………うん」



 自分の話を軽く流されてしまったカナタは少しションボリとしたが、すぐステータスを見始めた。

 そして、称号の効果や星五つのスキルの内容に驚かされる。

 それは桜も同じだった。


 1時間くらいして、ほぼ同時に全部見終わった二人は互いのステータスの内容を確認した。



「桜、どうだった? 俺のステータスはこんな感じで____」

「ほとんど一緒みたい。違うのはSK2にある星五つのスキルだけだね」

「そうか。じゃあ俺のSK2から説明するよ」



--------------------------------------------


スパーシ・オペラティオン


★★★★★ SKP:0/3000


Lv1: SKP-500

Lv2: SKP-1300

Lv3: SKP-2100

LvMAX: SKP-3000


--------------------------------------------


 

 このSK2の効果は、主に瞬間移動みたいなもので、物や自分を含めた人を別の場所に飛ばせるという効果であるということを、カナタはサクラに話した。



「じゃあ、今のこの状況からも逃げられんじゃない?」

「そうだけど…でも、その瞬間移動にはMPを消費するらしい。遠くに逃げられなくてすぐ捕まってしまうよ、今だったら」

「そうなの…じゃあ私のはね?」



--------------------------------------------


エブリングリーメ


★★★★★ SKP:0/2000


Lv1: SKP-500

Lv2: SKP-1250

LvMAX: SKP-2000


--------------------------------------------



 補助魔法の強化、MP削減、規制緩和や、動植物の成長を操作する効果があるらしいと、サクラはカナタに説明したが、本人も良く分かっていなかった。



「なんだろうね? これ。動植物の成長を操作するってのはなんとなくわかる気がするんだけど……」

「補助魔法って強化術とか弱化術とか癒術のことだろ? とくに強化術を使いすぎるとかけられた側に副作用があるって説明されたけど…。主にそれに関するスキルだと考えて良さそうだよ」

「あー」



 サクラはカナタに言われて、やっと、理解したようだ。



「そっか、なるほどね。流石はゲームばっかりやってるおバカさんね」

「それほどでも……フッ、我にかかればこの世界の仕組みなど……」

「……後半は褒めてないよ?」

「えっ」



 サクラの言動に、カナタはショックを受けたがすぐに立ち直り、ステータスについての考察を始めた。



「それは置いといて、今、最初からついている500のポイントなんだけど…どう割り振るのが得策か、まだわからないんだ。何とも戦闘をしていないからね」

「えっ…でも、SKPの星五つのヤツには割りふっちゃって良いんじゃないの?」



 首を傾げて、サクラは問う。

 サクラは別に狙ったわけじゃないが、カナタは少しドキッとした。

 カナタは強く首を振り、サクラに対する邪念を取り払うと、考察を続けた。



「いや…それも今はしないほうが良い。まだこのシステムを完全に理解していない状態で割り振っても、失敗するだけだと思う。まずは1レベルでも上がれば……」

「そっか…まぁ、どちらにせよ私はカナタの言う通りにするよ。……変な風にだけはしないでね?」

「しないよ、大丈夫さ」



 カナタがそう言ったところで、ローキスは戻ってきて、カナタとサクラにこう言った。



「仲睦まじく相談をしていたようだな。良い事だが、支度をしろ、そろそろ着く」




スパーシ・オペラティオンは、アイルランド語で「空間・操作」です。

エブリングリーメは同様にアイルランド語でエブリング(促進)+リーメ(生命)です。


Google翻訳先生は偉大ですね!


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