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Levelmaker ーレベル上げしながら異世界生活ー  作者: Ss侍
二十七章 災厄現象

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第九百十六話 ルインさんと村の思い出

 村からお屋敷に戻ってきた。なんだかリラックスできたし、これからもちょくちょく訪れようと思う。

 そういえば俺が作って渡したグランドポーションはまだまだ残ってるみたいだった。やっぱり柵が強化されたことで怪我人が減ってることが大きいのかも。なくなってなら作り足してあげようと思ったんだけどその必要はなかったよ。



「それにしてもさー、あゆむー」

「んー?」


 

 俺のことを膝枕してくれながらミカが質問してくる。太ももが柔らかい。後頭部じゃなくて顔面を向けたいぐらいだ。



「案外、あのままピピーの村の村長さんととルインさん達に発見されなくても過ごせてたんじゃないの?」

「それはあり得るけど、あそこで助けてもらったからこそ今の俺がいるからねぇ」

「確かにそうかもね。だって女の子になる道を選んだのはその時だったんでしょ?」

「うん……」



 あの時はあまり正常な頭をしてなかったんだ。ミュリさんがお風呂入れるっていうから、じゃあ女の子にならなくちゃって……。今だったらどうしてだろう、女の子になるという選択肢がある俺にとっては、もはやそれしか思いつけない。



「そういえば、なんか三年近く前のことみたいに話してるけど、まだ去年の話なのよね?」

「地球時間で換算しても1年と3ヶ月くらいだね」

「すごーく昔に感じるのはなんで?」

「アナズムで2週間、地球で1週間で実際の過ごしてる月日は違うからじゃない?」

「それでもなぁ……」



 ミカの言いたいことはわかる。でもそれだけあの日から今日までが濃密だったってことだ。その間でたくさんイチャイチャもした。もちろんこれからもするつもりだ。



「んふふふ」

「あっ、もう有夢ったら……仕方ないんだから。じゃあ_____」



 膝枕なんて比にならないほどのイチャイチャを始めようとしたその時、俺とミカの頭の中にメッセージが流れてきた。どうやらルインさんからみたいだ。俺とミカって、いちゃつこうとした時に止められちゃうこと多い気がする。



【……どうかしました?】

【アリムちゃん、ピピーの村を覚えているかい?】

【ええ、さっき行ってきましたから】

【そうなんだ。実は、その近辺にSSSランクの魔物……って、もしかして……】

【そのためですね、討伐済みですよ】



 んもー、情報が遅いんだから。エグドラシル神樹国の二人なんて、俺が感知するのとほぼ同時に動き出してたよ! まあ、SSSランカーになってまだ日が浅いし仕方ないかもしれないけど。



【実はそんな予感はしてたんだよ。ならいいんだ。オルゴとミュリを向かわせたいから、君の弟君の能力を頼らせてくれと聞きたかったんだけど……】

【そうだったとしてもカナタ本人が行ったほうが早いですね】

【そうだね。ごめん邪魔したよ】

【いいえ、今暇だったんで別に】



 これから手始めにミカの太ももに顔を埋めたりするところだったんだけど、ま、気にしちゃダメ。



【じゃあ村の人達は元気だった?】



 あ、暇って答えたらそう聞いてきた。いや確かに暇であることには変わりないけれどっ! これから彼女とむふふなことするところだったんだってばっ! そんなこと正直にいえないから話を続けなきゃいけない。



【はい、とっても元気でした! あの、なんでも国から補助金がいきなり降りてきたことに驚いているそうで、もしかしてルインさんが……?】

【ああ、うん。実はそうなんだよ】



 やっぱりね! そういう気配りできる人だもん! 今気配りできてないのは、俺とミカが性的関係すら持ってると知らないからであって仕方ないことだし。



【アリムちゃんが魔物を討伐してくれて、村の皆も元気そうだったならなんの問題もない。ありがとう】

【いえ、感知して処理しただけですから。あ、そうだ】



 念のために国王様達がまだ今どうなっているか聞いておこうかな。ここまで会話を引き伸ばされたんだし、いっそのこと。



【国王様方はどうですか? 何か連絡は来てますか?】

【ああ、なんでもお父様以外もSSSランクになれるほどの実力を手に入れたらしい。そしてお父様は転生1回目を体験したそうだ】

【転生について何か言ってました?】

【ステータスが低いのが懐かしいってさ】



 なるほど、確かに長年ステータスが高い状態を維持していた国王様だったら、転籍1回目の自分のステータスを見て懐かしむのも仕方ないだろう。俺も知りたいこと知れたし、ここら辺で終わりにしようかな。



【それじゃあそろそろこの辺で切りますね】

【うん、SSSランクの魔物を討伐したばっかりなのに話までさせちゃって悪かったね。俺も兄様の政治の手伝い頑張るよ】



 これで会話は終わりかな?

 いや、ルインさんは何かを思い出したようで、メッセージを切らずにいるみたいだ。




【……そうだ、ごめん。もう一つ連絡が。実は新しく隠れたSSSランカーとして……】

【ラハンドさん達ですよね? 知ってますよ】

【なんだ、それなら良かった。じゃあ、またね】



 ルインさんとのメッセージが切れた。なるほど、ラハンドさんとガバイナさんはちゃんと計画通りにいったんだね。万事これでオーケーじゃない。

 そういうわけで、これから再びイチャイチャを開始しようではないか。



「ごめん、またせたね」

「別にいいわよ」

「続きをしよう」

「うん!」

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